イコール
「ずっと一緒にいたい」と「好き」はイコール?
「どこか繋がっていたい」と「好き」はイコール?
「離したくない」と「好き」はイコール?
「離れたくない」と「好き」はイコール?
どれもイコールで、どれもイコールじゃないのかも知れない。
愛し方も、感情の言葉も、それこそ人の数だけあって。
その数だけ、全てがイコールで。
その数だけ、全てがイコールにされない。
私の貴方への気持ちは。
貴方にとってはイコールじゃないかも知れない。
道
矢印があるわけでもないのに。
迷わず、1つの道を。
レールが引いてあるわけでもないのに。
脇目もふらず、真っ直ぐ。
貴方へと進む。
進み続ける。
気持ち。
後ろを向いても、横を向いても。
気持ちだけは貴方へと進む。
止められず、止めようもなく。
目を閉じるだけ。
悲しいね
時折。
淋しい、というよりは。
悲しい、という気持ちが占めるんだよ。
何でだろうね。
貴方に寄り添う人生を持って生まれなかったこと。
それを悲しいと思うからかも知れないね。
悲しいね。
悲しいね。
でも、貴方に会える”今”に生まれて良かった。
そうも思うんだよ。
何だか、色々。
悲しいね。
空気
覚えておいて。
私はいつでも貴方の空気になれる。
当たり前のように存在して。
当たり前のように側にいて。
だけど、見えない。
そんな存在に。
貴方を支え続けるその空気に。
私はなれる。
覚えておいて。
愛されていること
たくさんたくさん。
それこそ、星の数ほど。
愛していると胸の中で繰り返しても。
たくさんたくさん。
それこそ、無限に。限り無く。
胸から愛が溢れ続けても。
愛されているという自覚さえ。
私は貴方に与えることが出来ない。
貴方は。
今日も。
愛されていることを。
知らない。
忘れた振り
貴方を思い出させるものから遠ざかって。
”生活”にだけ必死になって。
24時間が過ぎていくのを待つ毎日。
…なのに。
貴方への想いを捨てた振りをして。
笑っても。
貴方の思い出も捨てた振りをして。
笑っても。
笑っても。
笑っても。
結局、貴方を忘れた”振り”しか出来なかった。
バイバイ、またあした
無邪気な言葉に振り返り。
嬉しそうな笑顔につられ、笑い。
私と貴方を小さな2人に重ね合わせてみた。
小さな私と、小さな貴方。
明日会えることが判っているから。
振り返らずに走っていくよ。
会いたかったね、この頃に。
この距離で出会いたかったね。
「バイバイ、またあした」
「うん」
こんな会話をして。
屈託なく笑ってみたかった。