フランクフルトの空港。
売店で何気なく雑誌をめくっていたら、
無修正のヌード写真が載っていて、
そのページを開いた瞬間、
たまたま知り合いの女の子に見られて、
ちょっと軽蔑されてしまう。
その誤解を解くために
いろんな人に声をかけて
助けを求めるが、
声をかける人、みんなが
全裸で、
誤解はますます深まっていく。
友達と藤子不二雄のマンガについて語り合っている。
怪物くんが大好きな友達がいて、
その子が怪物くんを、「くん」ではなく
「さん」づけで呼べ、
と威張り始める。
怪物さんでいいんですか?
じゃ、ハットリくんは?
ああ、あれは「ちゃん」でええ。
忍者ハットリちゃん?
じゃ、エスパー魔美は?
もちろん、「さん」づけやないか!
エスパー魔美さん?
主人公の名前をそのままマンガのタイトルにする
藤子不二雄のネーミングセンスに
少しだけ不快感を覚えた。
野球場の真ん中にコアラがいる。
そのコアラをめがけてみんなで
ボールを投げつける。
何球かコアラの顔面にあたって、
コアラはことん、と横たわって、死んだ。
サァ、ハジメマショー、
と、外国人の監督がやってきて、
コアラの皮をはいで、
その中にチョコを流し込んだ。
中の肉は別の監督が持って行って、
ハムとソーセージにした。
大きな毛虫がローソンを襲っている。
つるっぱげの店長の額や頭頂部に
毛虫の毛がブスブスと刺さっていく。
やったー。
頭が毛虫の毛でふさふさになって、
大喜びする店長。

毛がなくなり、
つるつるになった毛虫は
弱そうな人間をつかまえて、
毛を取り込んでいく。

それをみて可哀想だと思った
店長は、
はげてしまった人に毛を少しわけて
あげた。

勇気ある店長の行動に
みんなが感動して毛を
あげようとするが、
人間のジェロニモが
超人パワーを受け付けなかったように、
その人も全く毛を受け付けなかった。
僕の時計の針は一日、三回、不意に気まぐれになる。
その時計の気まぐれにあわせて、
世の中の動きの全てが変わってしまう。
ある日、時計は四倍速で時をきざみはじめた。
せっかくの友達の結婚披露宴がアッという間に終わってしまい、
車の耐久8時間耐久レースも
2時間で終わってしまう。
白いケーキ。
何もデコレーションされていなくて、
全てが真っ平らで
角はきっちり90度。
芸術というよりは、
機械で作られたような
無機質でスマートで、スタイリッシュな
白いケーキ。
このケーキを、
四ツ橋線の玉出駅で、
電車がホームから走り出す時、
確認作業をするために身を乗り出している
車掌の顔にぶつけろ!と言われる。
約束の電車がホームに入ってきた。
発車を知らせる音楽がなり、
ドアがプシューと閉まる。
ガタン。動き始めた。
心臓が、バクバクなり出す。
ケーキを持つ手は自分でも
想像できないくらいブルブル震えている。
車掌との距離はあと3m、2m、
ソレ!と思い切り投げつけたら、
甘い!と、フライパンのようなもので、
簡単にガードされてしまった。
クーラーをつけたら、温風しか出てこない。
あまりにも暑いので、窓を開けたら、
外はもっと暑くて、
道を歩いている人たちはみんな
熱にやられてバタバタ倒れていく。
地面から赤いマグマが吹き出してきて、
向かいの家はそのマグマの犠牲になってしまう。
家もしおれて、植木の葉っぱは、
なぜか燃えずにマグマに真っ赤に
染めらていくという感じだった。
その赤いマグマから放たれる、
ヒリヒリとした空気。
近所のラーメンやの人がきて、
いいキムチができたと
その家の壁やドアをむしりとっていく。
ゾウのズボンから、ポロンと
何かがたれ落ちた。
五万人の観衆は、固唾をのんで、
ゾウのズボンを見守っている。
それは何かはよくわからないけど、
それについて、
評論や解説をするものたちが
あらわれた。
ブラーんと前後左右に揺れ、
揺れの力が無くなったと思うと、
ゾウは器用に鼻でそれをパチーンと
はじいた。
五万人の大歓声が一斉にわき上がる。
中には興奮しすぎて気絶するモノも
あらわれた。
10mほど上空にはじかれたソレは
ふわふわと、優雅に宙を舞っている。
時には風邪に揺られ、角度をかえ、
太陽の光を反射しながら、
キラキラと神々しく輝いている。
もう少しで地面に落ちる。
ゾウが再びはじく準備をして、
鼻を元気よく動かしている。
勢いよくゾウが鼻を伸ばして、
はじこうとするが、
接触する瞬間、ソレは角度を変え、
ストンと地面に落ちた。
五万人の観衆は一瞬のうちに
落胆し、狂乱してあばれるものも
あらわれた。
熱々に熱した鉄板にホットケーキの生地を流し込む。
火力が強すぎて、鉄板の上からすぐに
焦げた臭いがしてきた。
表面にプスプスと気泡でできた穴が空いてくる。
その穴はだんだんデスマスクのような人面になって、
「はやくバターをぬってくれ」と叫びだした。

フロッピーでデータを渡します、
と、言われて、
今さら!と思っていたら、
間違えてフラッピーを渡された。
違いますよ、と言い返すと、
ごめんなさい、これですか?
と、テクザーを渡される。