ここ最近で起こったあれこれ… | 犬と夫と私とアメリカ

犬と夫と私とアメリカ

アメリカ生活についての徒然なる日記。

 

ご無沙汰しておりますお願い

 

どのように書こうか悩み、書いては消し、また書いては消し…の日々でしたが

(私の日記はこういうことが多いですね泣き笑い)

 

最近は気持ちも落ち着き、現在はすらすらと、そして冷静に?書けるようになりました。

 

楽しい思い出を書くぞと言いましたが、先に近況を記しておこうかと思います。

 

 

 

落ち込んでいた理由は2つあり、それも同時進行で起こっておりました。

 

 

①同居していた祖父が他界

過去に何度も脳梗塞を繰り返しその度に奇跡的に復活しておりましたが、

1か月前コロナ感染し回復したものの、体も弱っていき息を引き取りました。

何年も前から「そろそろ危ない」と身内も理解しておりましたので、

前回の私の一時帰国は、渡米後に自宅介護が困難となり施設に入った祖父に会うことが第一の理由だったのです。

 

とはいえ、一時帰国した時の祖父は認知機能が低下し、

私と話しているか理解していたか定かではなく、最期の会話は渡米前に話した一時間のみとなったわけです。

 

もう少しちゃんと挨拶してあげたかった、

側に居たいのに簡単に帰れない場所、条件下にいる、などなど…

孫として楽しい時間を共に過ごしたし、いつかは来る別れと前々から理解してきたものの

いざ危篤と聞くと、気持ちが落ち込む落ち込む…。

とてもお世話になった、家族を大切にしてくれた人だったので、尚更、です。

 

亡くなる1週間前、家族から祖父へ「おじいちゃんの現在のこと、●●(私の名前)にも伝えてあるよ」と話したところ、

その時は記憶もはっきりいていたようで「そうか…もう一回会えるかな。会いたいなあ」と呟いていた、

と聞いたときは涙が止まりませんでした。

 

 

以下はこういう時に人々が出逢う不思議現象の1つかもしれませんが…

パンデミック以後、Webで葬儀に参加できる環境が整って来ているようで、

はるか遠いアメリカから出席することにしたのです。

 

こちらの深夜=日本時間午前に始まるので、午前中は運転し出かけていました。

いつもは混まない道なのになぜかその日だけ、その時だけ大工事を開始し大渋滞。

負けじと目的地へ着いたが、そこでコーヒーを飲んだら、なぜか大量にこぼしジーンズがずぶ濡れ。

葬儀に出席した後に流したトイレが10分以上水が止まらない…

と、何かと家に引き留められるような現象が続き、

トイレの水はさすがに困ったので「大丈夫、帰るよ。今度帰った時に沢山話そうね。」

と呟くと、ぴたっと水が止まりました。すぐに。

 

葬儀の時も、画面越しから祖父へお礼を伝え、WEBを切った後です。

明らかに玄関に人がいる気配がしたのです。誰もいないのに。

特に寒気がする、といったことではなかったのですが、なんとなく「もしかして来てくれたかな?」

と第6感が皆無の私ですが、断定できる空気を感じました。

ちゃんと家族孝行しなさい、と伝えたかったのかな?(してるよ凝視)

 

帰国した時は、手を合わせ渡米中の思い出を話してあげたいと思います。

 

本当に今まで家族を大切にしてくれて、沢山のことを教えてくれてありがとう。

 

 

②実家の犬が脳腫瘍であることが判明

以前、実家の第一号シェルティの命日でも掲載したトライのシェルティですが、

9月頃から突然首が傾いたままになり、大学病院で診てもらいました。

当初は、三半規管がおかしくなった等と予測していましたが、MRIを受けたところ

脳腫瘍、余命2か月と診断されました。

 

手術するにはできた場所が難解すぎること、仮に手術しても生きて戻る可能性が極めて低く、

且つ高齢(13歳)であることから緩和ケアを選択しました。

 

現在1か月経過し、定期的にお医者様に診て頂いている状況です。

処方された薬が効いているようで苦しんではおらず、現在も食欲はあるそうです。

今は散歩はせずに自宅でゆっくり過ごしています。

 

先に虹の橋を渡った最初のシェルティもリンパ腫。

実家のかわいい兄弟たちがそろって癌でこの世を去ることがとても辛かった。

 

最初の子は余命半年と言われながら、1年半以上生きてくれましたが、

この子はどうだろうか等、心に抱え寝る前に涙していました。

 

丁度、祖父が危篤状態になり家族が慌ただしいなか、

何度か癲癇を発症し、母も祖父に「お願いだからこの子も連れて行かないでね」と

話したと言います。

 

一時帰国最終日、「また来年も会おうね。また抱っこさせてね」と抱きしめたのに

その後に判明した彼の病。

出来る限り1日1回、実家にLINEビデオで連絡し話しかけています。

 

色々重なっている年末です。

 

 

 

皆様からも励ましのお言葉やご連絡を頂き、本当にありがとうございます。

祖父の件然り、実家の子の件然り少しずつ気持ちを落ち着かせることもできるようになりました。

 

今日は久しぶりに英会話を受けて、刺激を貰いました。

先生からも励ましのお手紙を貰い、悩みも聞いてもらい(これは毎回かもしれません泣き笑い)

ありがたいことこの上ない。

 

昔お世話になった大学の先生に言われた言葉があります。

「落ち込んでいても、世の中はどんどん進んでいる」

祖母からも渡米前にこう言われました。

「あなたはこれからの人なんだから、外に出ないと」

 

そうなんですよね。

家族のことも勿論大切にしていますが、心を癒したら生きてる限り歩いて行かないと変わらない、

 

そう思えている今、です。

 

 

本当はもっと早く載せる予定だったこの写真。

既に紅葉はもっと深まっていますが、自然は無条件に癒してくれます。

 

 

 

 

また少しずつ日々の記録を残していきます犬

 

今回はそんなご報告でした。

「いいね」は今回閉じておきますねニコニコ