久しぶりの投稿です。
11月19日~26日まで単身日本に一時帰国しておりました。
実家の犬が余命わずか、亡き祖父は私に会いたがっていた、実家のことが心配、等々…
諸々不安を抱えてはいたものの、うちの子のお留守番問題や主人の仕事のスケジュール、
万が一何かあった場合も考えて夏に一時帰国していたこともあり、日本に戻ることを当初は諦めていたのですが、
ESLで周りにこのことをポツポツ話していると
「お線香あげるだけでも気持ち変わりますよ」
と言ってくれる方がいて、何日も考え込み、
・最後の時までに家族の1人である自分の顔を見せてあげたい
・49日前に祖父に手を合わせたい
・実家の犬とは今生の別れになるのに後悔したくない
サンクスギビング直前に飛行機を探すと超絶お高いシートのなかに、
$1,000程お安い席を数席発見し、これもまた「帰ってこい」とのことかもなと思い申し込み。
夫も在宅できることになり、愛犬のことは心配ではあるもののお留守番練習兼ね、日本へ戻っていたのです。
■実家の犬
あまり具体的に記すと悲しくなるので記載しませんが、半年前の姿とは全く違っていました。
発作が頻発し、歩くこともままならず、当初はお医者様から年越しできるかもと言われていましたが、
この数週間で一気に悪くなり、年越しは難しい、と現在は言われています。
滞在中も、もしかして今夜居なくなってしまうかもという日もありました。
そんななかでも私の顔を見たら「あれ?来たんだね」と言っているかのように
一生懸命よろめきながら近寄って来て顔を舐めてくれて、泣けました。
(犬を飼っている皆さま、脳腫瘍はMRIで脳単体でないと発見できないそうです。
定期的な健康診断をおすすめします。)
■祖父
こちらも手を合わせ、渡米前に2人で話したことやこちらでの暮らしのことを報告。
渡米前に祖父から「苦しいこともあるかもしれないが頑張るんだ」と言われていたことを思い出し、
「わたし頑張ってるんだけどね…難しいことも結構あるよ」と呟いたら自然と涙が溢れてきてしまい、
どんだけ泣くんだよって感じですが、こちらでも泣きました。
最終日も、犬を撫でながら何度も「ありがとう」「そばにいれなくてごめんね、でも私が来て皆が揃って安心して虹の橋を渡らなくて良かった」「だいすきだよ」と、沢山話しかけているうちに号泣。涙で顔を濡らしながら彼の元を去ってきました。
祖母も祖母でもう何度私に会えるか分からないと泣いており、
基本的に身内以外誰ともお会いしない短い一週間でしたが、
家族との時間を過ごし、はるか遠い国でモヤモヤした気持ちを抱えて過ごすより精神の健康を得られた気がします。
実家のツリーにはファミリードッグ達が勢揃いでした。
私の泣きは飛行機でも治まらず、冷静な感情でライオンキングを見ていたはずが
涙腺が緩みまくっていたせいでシンバの父が亡くなったシーンで号泣
幸いマスクをしていたので涙は全て吸収されましたが、びしょ濡れでした
さて、肝心の我が家の愛犬は…
無事、元気で過ごしてくれていたようで
最近は雪の中に長時間佇むことにドはまりしており、帰ろうとしません。
一緒にいる人間には辛い
風邪ひかないよう、年末まで過ごします