ブログをお読みいただきありがとうございます
不登校・ひきこもり専門のカウンセラーなかがわひろかです。
「学校に話したいことがあるけれど、モンスターと言われたらどうしよう……」
そんな不安をお持ちの方も多いと思います。
しかし親として伝えておきたいことは伝える方がいいです。
節度ある応対を知っておけば大丈夫です。
学校との上手な関わり方の4つのポイント
不登校やいじめなど学校との連携を考えたいときに
「こんなことまで要望していいのだろうか?」
と迷われることはないでしょうか?
・授業中当てられると過度に緊張してしまうのでできるだけ当てないでほしい
・意地悪をしてくる子と席を話してほしい
・学校に行くだけでも大変なので、宿題は大目に見てほしい
多くの親御さんは、こういった要望をする際に
「モンスターペアレントだと思われたらどうしよう」という思いから
なかなか学校に対して言えないことがあります。
私としてはモンスターペアレントという言葉はあまり好きではないのですが
(学校側に寄りすぎている言葉に思えるため)、
私も一人の親として、気にしてしまう気持ちもあります。
モンスターと思われないように、
かつ円滑に連携が取れる方法を考えてみましょう。
①要望は「まとめて伝える」
要望があるたびに先生に電話をしたり面談を要望したりすると
先生も疲れてしまいます。(そしてもちろん親も疲れます)
いくつかの要望は「まとめて」「紙に書いて」「定期的な面談の際に」
渡すようにしましょう。
書き方は「こうしてください」ではなく
「このようにお願いできるでしょうか?」という書き方にします。
命令口調だと、相手も嫌な気分になります。
これらを週に1回や二週間に1回などの先生との面談の際に
伝えるようにします。
②先生の意見も聴く
伝えて終わりではなく
「親はこう思っているのですが、先生はどう思われますか?」と
先生からの意見も聴いてみましょう。
先生としては、例えば授業中に当てるのも
お子さんに「慣れさせよう」という配慮からなのかもしれません。
先生にも意図がある場合があるので、
その意見も聴いた上で、
要望が本当に必要なものかどうかを
再検討するようにします。
③面談頻度は「ほどほどに」
緊急の場合は別なのですが、
面談の頻度は「定期的に」がポイントです。
最初は週に1度から始めて、
2週間に1度、月に1度、そして
懇談の際に1度というように段々と頻度を落としていきます。
最初の頃は、毎日連絡を取り合うこともあると思いますが
その場合もあまり長くならないようにすることがポイントです。
これは単純に先生が時間を割くことが難しいということが
理由として挙げられます。
学校の先生の仕事量は膨大です。
それだけで1日がすぎてしまうほどです。
その時間をやりくりして面談時間をとることになるので、
頻度が多いと先生が疲れてしまいます。
「段々と頻度を減らす方向で」折り合いをつけるように
話し合うようにしましょう。
④先生への配慮も忘れない
モンスターと呼ばれてしまうのは
相手(先生)のことを考えないで、
自分の要望(理不尽な要望)を一方的に伝えてしまうことに
原因があります。
先生も一人の人間です。
毎日完璧な対応ができるわけではありません。
配慮しすぎる必要はありませんが、
すぐに時間を取れ!と言ったり、
無理難題を押し付けたりということはやめましょう。
自分のことも考えてくれている人の意見には
ちゃんと耳を傾けてくれるものなのです。
大事なお子さんが安心して学校と関われるようにするために
親と学校の関わり合いがあります。
モンスターを恐れなくていいです。
その代わり、先生のことも考慮した上で
はっきりと要望を伝えるということを大事にしましょう。
\不登校やひきこもりのお役立ち情報を毎日更新しています!/
【心理相談について】
不登校やひきこもり、発達障がいを抱える方のご相談をお受けしています。
ご相談は対面形式はもちろん、オンラインを活用し、全国また海外からもお受けしております。ひきこもり・不登校の心理相談、発達相談、ならびに学習サポート以外のご相談(HSP/HSC・アダルトチルドレン・愛着障害・うつ病・パニック症・強迫症など)もご連絡ください。
【小冊子プレゼント中!(非売品)】
LINE公式アカウントではひきこもりや不登校に関する
お役立ち情報をお送りしています。
↓↓ご登録はこちらからお願いいたします!
▶︎ご相談内容
▶︎ご相談者様の声