ブログをお読みいただきありがとうございます
不登校・ひきこもり専門カウンセラーのなかがわひろかです。
お子さんとの対応で気を付けることの一つに
「お子さんの言いなりにならないこと」が挙げられます。
例えば、このような場合があります。
・お小遣いを増やせと言われたので、多く渡す
・あれを買ってこいと言うので買いに行く
・家の中では黙って過ごせ、と言われるのでそのようにする
お子さんに「こうしろ」と言われて
それに従っている状態です。
一見「お子さんの要望を受け入れている行為」に
映るかもしれません。
しかしそうではありません。
これは「王様と奴隷」の関係になっている状態なのです。
理不尽な要求に従わないと
どんな反抗（暴力など）があるかわからないので
言うことを言われるがままに聞く。
暴君に従う重臣のような関係性です。
この状態がどうして良くないのか？
それは「外に出る勇気を挫いてしまうから」です。
家の中で王様のように振る舞えるお子さんは、
外の世界に対してより高い壁を感じるようになります。
なぜなら、外の世界では誰も自分を
王様扱いしてくれないからです。
それがわかっているので、
外の世界を怖がるようになります。
怖がっていると思われたくないので
より家の中では暴虐を尽くすようになるのです。
つまりお子さんの言いなりになることは
お子さんが外の世界に出られなくすることと
同じことをしているのです。
お子さんのためを思ってやっていることが
裏目に出てしまうことがあります。
お子さんが理不尽な要求をしてきたら、
「それはできない」とキッパリと断ることです。
もしそれで暴力などを振るってきたら、
離れて暮らすことも視野に入れた対応を行います。
ひどい場合は警察を呼んでも構いません。
言いなりは絶対にならないと言う態度を示すことが
結局はお子さんのためになります。
一方で、お子さんが自分の思いを吐露する場合は
じっくりと耳を傾けることが必要です。
理不尽な要求にはNOを示し、
お子さんの思いの吐き出しには
しっかりと耳を傾ける。
このように絶対に受け入れてはならない点を
はっきりさせておくことは
お子さんとの関わりにおいて
重要なことになります。
少しずつでいいので、「断る勇気」も
身につけていきましょうね。
＼ 毎日更新中です！ ／
2023.03.25（土）20:00〜22:00 オンラインセミナー
「人「万」倍繊細な子どもたち〜HSP・HSCの向き合い方〜」
日程 ：2023年03月25日（土）
時間 ：20:00〜22:00（10分前からご招待いたします）
使用ツール：zoom
参加費：1,000円（税込）
定員 ：先着10名様
ご予約締め切り：2023年03月24日（金）23:59
お申し込み：ご参加をご希望の方は、下記のお問い合わせよりご連絡ください。
【初めましての方へ】
【心理相談について】
不登校やひきこもり、発達障がいを抱える方のご相談をお受けしています。
ご相談は対面形式はもちろん、オンラインを活用し、全国また海外からもお受けしております。ひきこもり・不登校の心理相談、ならびに学習サポート以外のご相談（うつ病・パニック症・強迫症・HSP／HSCなど）もご連絡ください。
【小冊子プレゼント中！（非売品）】
LINE公式アカウントではひきこもりや不登校に関する
お役立ち情報をお送りしています。
↓↓ご登録はこちらからお願いいたします！
▶︎ご相談内容（ホームページにリンクしています）
▶︎ご相談者様の声
