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不登校・ひきこもり専門カウンセラーのなかがわひろかです。
名付けて「取り越し苦労作戦」
4月の春休みが明けると、
進級・進学の時期となります。
この時期は、不登校状態にあるお子さんにとっても
気持ちに変化が現れやすい時期です。
今日は進級・進学について
考えてみましょう。
この時期に親御さんにお願いしたいことは
「学期が始まる前に、担任の先生と話をする」ことです。
4月に入ると担任が誰になるかが
決まってきます。
それが決まった時点で、学校に連絡を取り、
担任になる先生に時間を取ってもらうようにします。
そして、これまでの経緯や、お願いしたいことについて
お話ししておきます。
「でもそんなの前の担任から引き継がれているんじゃないの?」
と思われるかもしれません。
引き継ぎはもちろんありますが、
細かいところまで継がれるわけではありません。
特に進学の場合は、学校が変わるので、
「ほとんどなされていない」と考えておいた方がいいでしょう。
後で「別にいらなかったな」と思えるようにしておくことが
ポイントです。
だからこそ「取り越し苦労作戦」と名付けました。
伝えることのポイント
①これまでの経緯
学校に行きづらくなった頃に起こったこと、
休んでいる間の様子をまとめます。
箇条書きで、読みやすいように心がけましょう。
時系列になっていると読みやすいです。
②お子さんの性格
どんな性格があるか、
発達障がいがある場合はその特性について、
HSPの場合も、単にHSPと書くのではなく、
どんな場合に繊細さを感じるかについて
伝えるようにします。
元気そうに見えても、実は強いストレスを抱えている性格傾向もあります。
表面上には現れない点についても共有しておきましょう。
③友達関係について
誰と仲が良いか
誰と相性が悪いか、
いじめがあった場合は、その経緯についても伝えます。
友達関係については家庭だけでは見えないこともあります。
先生にもよく見ておいていただくように伝えます。
④要望について
学校に行ったときにはどんなところに気をつけておいてほしいか
出欠の連絡方法について
親との今後の継続的な面談について
など要望を伝えます。
先生たちが無理のないように、
でもちょっと頑張ってもらえるように伝えます。
また日々の連絡方法も、毎日やりとりすると疲れます。
週に1回水曜日だけ、など曜日や時間を決めておくと
先生も対応しやすくなります。
やっておいて損はない
「そこまでしなくていい」と思う気持ちが
出てくると思います。
けれどやっておかなくて後で「やっておけばよかった」より
「やらなくてもよかったかな?」くらいがちょうどいいのです。
特に進学の場合は、
事前に仲の良い子を伝えておくと
同じクラスにしてくれる場合もあります。
やっておいて損はないのです。
準備してすぐに対応できるようにしておきましょう。
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