ブログをお読みいただきありがとうございます
不登校・ひきこもり専門のカウンセラーなかがわひろかです。
お子さんの対応に迷ったとき
ご自身の「直感」を大事にしてみてください。
親御さんの直感は、正しいことが多いのです。
学び疲れたら一度情報から離れる
不登校やひきこもり状態にあるお子さんがいらっしゃるご家庭では
本や講演、親の会、ブログなどからさまざまな情報を得られます。
「お子さんが元気になるまで待ちましょう」
と言われるものがあったと思うと
「すぐにでも親が関わらないといけない」
と不安が煽られることもあります。
勉強すればするほど、いろんな声に振り回されることが起こります。
やがて「自分は結局どう接していいのかわからない」状態になられます。
勉強することはとても大切なことです。
問題が起こったからこそ、身につくこともあります。
ただ、情報が多すぎて、混乱してしまうときは、
一度情報から離れることです。
一度情報から離れて、
お子さんのことを見つめ直してみます。
子どもたちは何を望んでいるだろうか？
今のお子さんは何を望んでいるでしょうか。
「学校に行け」と厳しい言葉を投げかけてほしいと思っているでしょうか。
「自分の話を聴いてほしい」と思っているでしょうか。
「今は放っておいてほしい」と思っているでしょうか。
「自分で考える時間がほしい」と思っているでしょうか。
今のお子さんの様子をよく見て、
考えてみます。
もっというと考えるというより
「感じて」みるのです。
ありのままのお子さんを見て、
お子さんが何を感じているかを「感じて」みるのです。
親御さんが直感的に感じたことが
実は一番「当たって」いることが多いです。
この直感を一番大切にしていただきたいです。
親の直感は正しい
どうしてか？
どんな偉い先生が書いたことでも
発言することであっても、
お子さんのことを普段から見ているのは
親御さん以外に存在しません。
長年お子さんと向き合ってきた期間があるからこそ、
直感が「鍛えられている」のです。
ずっと一緒にいないと、鍛えられることはありません。
だからこそ、迷ったとき、
どう対応すればいいかわからなくなったときは、
ご自身の心の声に耳を澄ませてみてください。
「今この子には何かをさせるのではなく、休ませるときだ」
そう感じられたらそれが正しいのです。
「今のこの子は厳しいことを言っても受け入れられるはずだ」
そう思ったら、それもまた正しいのです。
でももし、対応が間違っていたら？
そのときは、自分の思いとお子さんの思いに
「ずれ」があったということです。
ずれがあったなら、それを元にお子さんと対話すきっかけになります。
みなさんのお子さんに関連する教科書は
この世界のどこにも存在しません。
ご自身がこれまで向き合ってきた時間を
信じていただきたいと思います。
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