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不登校・ひきこもり専門カウンセラーのなかがわひろかです。
子どもたちの本音はなんだろう？
カウンセリングの際に重視していることで
「できるだけ早い段階で『どうなりたいか』」
について確認するということがあります。
・学校に行けるようになりたい／行ってほしい
・元気になりたい／なってほしい
・大学に行きたい／行ってほしい
ご本人はもちろん親御さんのご意見も
お聞きします。
この際に大事にしていることは、
「本音は何か」という点です👈
例えばお子さんが「学校に行きたい」と
言ったとします。
しかしこの言葉は、もしかしたら
親に忖度した言葉なのかもしれません。
また世間体を気にして発言した可能性もあります。
ここで「学校に行きたいと言っているから、その方向で進めよう」と
してしまうと、必ず行き違いが起こります。
本音はお子さんとしては「（少なくとも今は）学校に行きたくない」かもしれません。
こころの本音としてそう思っているならば、
周りが学校に行けるようにサポートしても
すれ違いになります。
親子が本音ベースで話をする
本音の思いというのは、簡単には出てこないことが多いです。
そのため、対話を重ねながら
本当の思いは何かについてお聴きすることになります。
「早い段階で」とお伝えしたのは
最初に本音が出てくるとも限らないためです。
親子で話し合いをするために必要なことは
「本音ベースで話をすること」です。
これはお子さん本人もそうですし、
親御さんにも言えることです。
内心では「学校に行ってほしい」と思っているのに
「行かなくていいんだよ」は、「嘘」の思いになります。
お子さんとしては「本当にそう思っているのかな」と
不安になります。
ふとしたきっかけ（例えば学園もののドラマを見て）で
「ああ、やっぱり親は学校に行ってほしいんだな」がわかると
親が嘘の気持ちを言っていたことに気づいてしまいます。
それならば「学校には行ってほしいと思っているけれど、
今はとても辛そうだから、休んだほうがいいと思う」と
伝えてくれた方がいいのです。
嘘はどこかでバレます。
バレたとき、お子さんからすると信じていた絆が
切れてしまったように感じてしまいます。
親御さんもご自身の本音が何かを
徹底して考えるようにしましょう。
世間体を考えず、
本当にどうなってほしいか。
ここから本当の親子の対話が始まります😊
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