テイルズオブベルセリアとバンダイナムコスタジオ | 概部記録送致

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PCモニターには現在こちらの記事にも書いたSONY ブラビア KJ-65X9500Gを使ってるけど、手頃なサイズで有機ELのTVがソニーから出たので、TV(ほぼ見ないが)兼ゲーム用としてブラビア KJ-48A9Sを購入した。

評価が高く店頭で見ても非常にクオリティが高かったパナソニックのビエラと最後まで悩んだが、ビエラは海外展開を撤退したため?RtingsにFPSのデータが無かったのと、ソニーで揃えた方が操作が同じで苦労が無く、数万で買える簡易的なホームシアターセットが非常に良い音を出したのでソニーに決めた。

 

正直ゲーム機のゲームでFPS120はまだ意味が無いと思うが、PS5とかでは120対応のゲームが出てくるかもしれないので一応こだわっておきたかった。残像も減るし。

ホームシアターは結局Z9FにリアスピーカーSA-Z9Rを付けたので10万弱したが、これでモンハンワールド等をやると脳汁出るほど面白い。

 

有機ELは現在全てのパネルをサムスンが製造しているので、日本メーカー製を買っても日本経済への還元が少ないのが気になる所ではあるが、結局有機ELを作るための機械は日本製が多いし、テレビは中国の激安メーカーも参入してきて価格の叩き合いで利益がほとんど出ないような製品になってしまっているので、まぁ仕方ない。

しかし、9500GとA9Sを見比べてみると、確かに画質は有機ELの方が良い。

 

パナソニックのビエラは有機ELTVの日本メーカーの中では唯一自社で組み立てしているという記事を読んだのだが、どうも有機ELのパネルと対になる光を制御する部分?を自社でチューニングして組み立てしているという事らしい。

そのためかどうか分からないが店頭のデモでは非常に綺麗な印象を受けた。

応答速度のデータ等があればビエラにしていたかもしれない。

 

まぁ、企業のパワー的にはソニーに一日の長があると思っているので、ホームシアターの例を取っても、テレビに繋げる機器のより良い新製品が出るスピード、または持続的なアップデートの部分に関しても考慮した。

ビエラにアンプやスピーカーを繋げば済む話だけど・・・。

もうあんな苦労(スピーカーケーブル剥いて狭い場所に潜り込んでホコリ吸いながら四苦八苦して繋げる)はしたくないんじゃ・・・。

繋ぐだけでそこそこの音が出るなら、たまにやるゲーム専用機としては出来合いのホームシアターでいいやと思ってしまう。

 

と言う訳で前置きが死ぬほど長くなったけど、テレビを買ったのでコンシューマーのゲームをやりまくっている。

ラスアス2が終わり、次はマキオンをやってみたが全く勝てなかった。

 

20年くらい前に連ジを少しやった程度だからね、仕方ないね。

よく考えたら20年前って死ぬほど昔だな・・・。

 

で、RPGがやりたいと思っていた所たまたま見掛けたテイルズオブベルセリアをDL購入してみたのだが、これが中々面白かったというのがタイトル名である。

いやこれ面白いわ。

主人公ベルベットのヤサグレ具合が可愛い。

声が完全に攻殻の少佐(話し方やイントネーションがまんま。制作サイドの意図だろう)なのも良し。

ってか、ベルベット(主人公)とライフィセット(ヒロイン)の声優マジで上手いな。

ビックリしたわ。

主張の強いタイプなので同性には賛否両論出そうだが、男にはこういうタフな女主人公は受けるし、テイルズプレイヤーの男女比は7:3で男が多いらしいので戦略的に当たっていると思われる。

 

テイルズシリーズは幾つかやったが、記憶に残っているのはファンタジアぐらいで、アーチェとすずがひたすらかわいかったというのが脳に刻み込まれている。

この主人公も可愛いのだが、可愛さはとりあえず置いておいて、このゲームでとにかく秀逸なのは会話シーンのカットとキャラクターの表情の描写の妙である。

非常に高いセンスで作られたものが、息切れせず丁寧に根気良く続いている(まだ中盤手前だが)。

シナリオも特筆する程ではないが質が高く、上述のキャラの魅力とあいまり全く飽きない。

一体どこのゲーム会社だろうとググってみたらバンダイナムコスタジオだった。

 

昔からナムコのゲームは質が高かったが、利益至上主義のあまりクリエイターが育たず辞めていったり、外注が多かったりで、合併したバンダイ社員が内部事情に唖然としたという記事を読んで以降、恐らく内部に制作部隊はいないのではと思っていたが、大きな間違いだった。

 

バンダイナムコスタジオの製作タイトルを見てみると・・・うーん、凄い。

アイマス、エースコンバット、ガンダムvs(マキオンもここかい!)、CODE VEIN、サマーレッスン、ソウルキャリバー、鉄拳、テイルズ、マリカ、スマブラ etc

プレイして面白いと感じたものが多く、外れが無い。

 

やった事が無い物もあるけど、CODE VEINなんかは実にゲームへの理解度が深いゲームオタクが作ってるなぁと感じたし、今回のセルベリアのようなカットや表情に対する造形はゲーオタとはまた違ったベクトルの才能が必要で(アイマスとかか?)、恐らく多彩な人材が在籍しているから人数多そうだなぁと思って社員数を調べたら・・・。

圧巻の934名。

す、凄すぎる・・・。

この人数で、恐らく何本も同時並行で製作しながら、大企業病に陥らずこのクオリティの作品群を作れているのはマジで凄過ぎる。

 

多分アンリアルエンジンを完全にマスターしたので量産出来るようになったんだろうな。

マキオン、CODE VEIN、セルベリアなんかは分かり易い初期のアンリアルエンジンっぽいし、鉄拳、ソウルキャリバー、エスコンなんかも一見アンリアルっぽくないけど、よく見るとのっぺりしたアンリアルエンジンらしさが残っている。

そして何よりもアンリアル特有の圧倒的な軽さが特徴的で分かり易い。

 

この会社が作る物は安心して買える。

今日は良い情報を得た。

このクオリティを長く維持して欲しいものだ。