ハイスコアガール 評価 レビュー | 概部記録送致

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Exmemory on wayjee l evin.

ハイスコアガール読了。

以下強烈なネタバレを含む(特に後半)レビューです。

 

割と苦手な作風と絵柄で5巻ぐらいまでまとめて買って積んでいたのだが、会社の作業の合間に読んでいたら止まらなくなり最後まで買ってしまっていた。

正直漫画の技術は粗削りだけど、やりたい事は分かるし、途中で出てくるゲームのキャラが語り掛けてくるという演出が斬新であったか過ぎてもうね・・・。

もちろん、ハイスコアガールである大野とか日高のかわいさも大きいんだけどね。

しかし、大野を最後まで無言キャラで通しきったのは凄いな。

 

ヒットの要因には昨今のEスポーツの波はもちろんあると思うけど、その他にも当時のゲーセンやゲームの描写が詳しくて懐かしがった人が多かったというのがあると思う。

自分は決まったゲーム(主に鉄拳)だけやると何故か決め込んでいたので、主人公の全ゲーム制覇する勢いが斬新だったし、他のアーケードは分からないがコンシューマで出てくるゲームは実に懐かしかった。

 

幕間でちらっと出てきたミッキー(神保町だっけ?町名忘れた)とかも学校帰り行ったなぁ~。

小さい店だったけど有名だったのだろうか。

 

あと主人公が鉄拳1とか2の名を挙げてるのが意外だった。

今でこそ鉄拳は格ゲーとして人気だが、鉄拳が本格的に人気になりだしたのは5-6ぐらいで、それまでは2D格ゲーやバーチャの影に埋もれたイロモノ扱いのゲームだった。

当時4をやっていた時、五反田のゲーセンで闘劇の予選をやっていて、弱かったけど興味本位で覗きに行ったらエントリーがガラガラで、「あれ?これいけるんじゃね?」と思ってエントリーしたら普通に勝てて興奮してたら準決勝ぐらいに吉まっちょさんという当時の有名プレイヤーがいきなり現れて殺された思い出がある。

しかし、後になって思えば浅めのカポエラで、名前にビビッてなければワンチャンあったかもしれない・・・。(ガラガラのエントリーで本キャラじゃなかった可能性大だが)

 

まぁ、仮にも闘劇の予選でそんな空き巣大会になってしまう程、当時の鉄拳の人気は微妙だった訳だ。

名作だったタッグ1の次に出た4が微妙な出来だったという反動もあるかもしれないが・・・。

そんな鉄拳の名が出てくるのも、ゲーセンのゲームをマジで網羅しているからだろうなと思う。

 

で、唐突にエンディング後の予想なのだが・・・。(唐突)

 

多分、少し経ってからアメリカに行くんだけど、当然門前払いされて一悶着あると思うんだよね。

で、なんやかんやの後に大野姉貴が「なら私が家を継ぐ」って事になると思う。

「妹の幸せを守れなくて何が姉貴か!」とか言って。

 

で、今まで大野がやってきた稽古とか勉強とか全部一瞬でマスターして当主として君臨すると思う。

あの姉貴ぐーたらしてたけど、実は大野以上の超天才っぽくない?

そして二人は結婚して幸せなキスをして終了だと思う。

姉貴も結婚せず、「旦那がいなくても天才と超天才がいれば安泰でしょ?」とか言って3人で暮らすんじゃないかと思う。

 

でもそれだと日高があまりにかわいそうなので、結局三角関係は続いて日高に迫られたりする日々が続くと思う。

日高も良い子なんだよ・・・。

 

以上。

(どんなオチだよ)