この連休初日の土曜日、「もう読まない本」を整理した後、「もう一度読みたくなりそうな本」を手に取り、読み出しました。
そのグループからパッと手に取った一冊が今の私の心に沁みる。
この出逢いが大好きです。
何のためにとか、誰のためにとか、考えてません、
自分が興味もってやったことが、結果として世の中とか誰かにとって役立つものになればそれはそれでいいけど、それが目的ではない、っというあるインタビュー記事を数日前に読んで、、、以来ずっと考えさせられています。
私のdriving desireについて。
そうしたら、この本に登場したんです。
それを考える上でのヒントが。
<あなたの芸術にいらないのは、オリジナリティ、そして立派な意義です。例えば、人びとの役に立つような本が書きたいと誰かが言うのを聞くたびに、私はこう思います。「お願いだからやめて」。
人々の役に立ちたいというあなたの優しい気持ちは分かるけれど、それだけが創造の動機だと困ってしまいます。あなたの意思の重さがこちらにまで伝わり、私の心に負担をかけてくるからです。
(そういえば、英国のコラムニスト、キャサリン・ホワイトホーンのこんな至言がありました。「他人のために生きている人たちは、その周囲の人間をみればすぐわかる。みんな悩まされているような顔をしているのだ」)。>
<あなたなりの理由があれば、それがどんなものであれ、創造する理由としては十分。あなたが心から好きなことに取り組んでいるだけで、それとは気づかないうちに、大きな救いを他者に与えることになるでしょう>
親の立場に置き換えてみると「子どものために」という考え方とか、時に子どもの負担になるのかもしれない。
もちろん、「子どものため」が必要な場面もあるにはあるけど、もしや今の「あなたのために」は重くなってる?
その可能性を自問自答する、そういう切り口を備えておくことは必要なのかもしれないと思ったのでした。
10歳の長男の返事、
「わかってるから」
「大丈夫だから」の割合が多くなってきたこともあり、
年齢に合わせた関わり方の見直しも必要だよね、、、とも思ったり。
何はともあれ、心から好きなことに一生懸命取り組むこと。
今週はそれをテーマに過ごそうと思います!
ラサタ
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