前回2社目で働き続けることに黄信号が灯って転職に至るといった内容で終わったのでその続き
5年目の私は社歴で見ても上位の方であった。もともとが小さなベンチャー企業であった為5年も努めたら上に上がって来るのはある程度自然な流れではあるが…私より上は10年戦士達であり年齢においても40代であることからこのまま勤め上げるのではないかと思う。
何でこれだけ長く勤められた会社、待遇も良く生活していく上で何一つも不自由しないのに不満を感じたかと言うと単純に言ってしまえばもっと仕事がしたいのだ。求めるのは質と量両方で5年勤めた後に分かっていたのはこの会社では得られないものだった。
そんな事を思いつつも会社を移るのは1年は先かなと考えていた矢先の出来事だった。いつもの客先で仕事をこなしているとそこの担当者から声をかけられた。その内容がもう察しが着くと思うが仕事の紹介だった。
私はお客さんの顔を立てるつもりで快諾し、一先ず話を聞く事とした。どこの会社か分からないが今よりもいい条件で仕事が出来るものかと行った感じで本当に軽い気持ちだった。
結論から言うと面接をカジュアルなものも含めて3回ほどこなした後に受かってしまった。そしてその条件がまた驚いたもので今よりもいい条件、年収は10%以上アップで仕事についてもその当時自分が興味があると常々感じているものに比較的近く、それもエンタープライズクラスの規模で働けるので気持ちがとても揺らいだ。
今までお世話になって、自分がここまで自身を付けられたのは紛れもなくこの企業で働くことが出来たからであり恩も感じていた。結論はシンプルで、もっと大きな環境でチャレンジしたいとの一心で転職を決意した。
第3社目へと続く…