今週の火曜日、1年に1度ある食事会に出かけた。今回は我社が招待を受ける立場。
場所は某ホテル内の中華料理の個室。
我社の会長、某私立大学の学長、附属病院の事務長と私の四名。
ちなみに私は会長のかばん持ちで出席しています。
会長と学長の話の中には、業界で名の通った方達の名前がポンポン出てきて、しかもいろんな銀行などの名前も出てくる。
多くの人脈を持った人のところへは金も集まるってこと。
仕事だって目先の木1本を見ている私とは異なり、彼らは周辺の森を見ながら進む道を見つめているんだと。
何百何千という人の上に立つ人は時に強引と想われる先導をとらなければならないのも仕方無いことだとも。
トヨタの大規模リコール問題については、民主党が企業を擁護しない国のありかたについて話は盛り上がっていた。上に立つ人達の会社内部事情推測話は面白おかしく聞けたが、大きな意味で日本存続の危機を感じた話でもあった。
耳はダンボにしているものの、会話に入ることなど無い私は目の前の食事に気をとられる。
高級中華ですが、ホームページの乗っているメニューだと金額がわかってしまうので、裏メニューばかりだそうだ。
干し鮑、フカヒレ、伊勢えび、松坂牛、瓶に入った紹興酒など高級食材がアレンジされて、どれも美味しかった。
学長と事務長と帰る方角が一緒の私。
我社はハイヤーを手配してあったため、ホテル前で運転手の携帯に電話すると黒塗りのレクサスが横付けされた。
『タクシーとハイヤーって違うの???』
いつもならタクシーチケットをくれるのに会社はくれなかったから、乗り込んで直ぐ運転手さんに・・・。
『これって、メーター無いんですけど支払いはどうなっているんですか?チケットないけど請求は会社に行くんですか?』オドオドの私。
ありあわせの財布には3万しか入っていないし、普段のタクシーでも長距離のため15,000-はかかる距離。初めての経験に戸惑いの私。
運転手さんは優しくタクシーとハイヤーの違いを教えてくれた・・・安堵の私。
所詮、1本の木しか見ることのできない私は、毎日あくせく働くことしかできない。
会長や社長は毎日、こんな食事をしているのでしょうが、ほんの一部の富裕層を多くの貧困層が支えていることは事実。
資本主義とはそういった構想にできているんだよな・・・きっと。