本当に忙しい。

今週はその日のうちに帰宅することができなかった。

娘の高校合格発表もあったのだが、オリエンテーションも出席できず主人任せ。

明日は娘に一日付き合って母になりきろう。

こんなこと決意しなければできない現状が嫌だ。


しかし、独立行政法人といっても国が基盤になった組織は融通が利かない。

役人は税金が給料の基本なんだから効率のいい仕事で接しろ!と言いたい。

何様だと思っているんだか殆ど丸投げで仕事をしない。

せっかくの3連休だというのに、今日も契約書類作成のために仕事をせざるを得なかった。

娘の合格祝もできないじゃないか・・・。



3月14日はホワイトデー。

昨年までは彼女へ花束を届けていた。派手に送りたいところだが、家庭持ちの彼女がホワイトデーに大きな花束を家にもって帰るのも不自然なので2000円ぐらいの小さなやつ。

今年はどうしようか・・・なんて落ちる前までは考えていたのだけれど、這い上がるのに精一杯だったため何も考えられず、何処かへ豪勢に食事でもと思っていた。

でも、彼女はホテルでゆっくり過ごしたいって・・・。


ぎこちない挨拶を交わす。いつもなら人目をはばかることなくkissをするところだが、今回は抱き寄せることができない。

お昼を食べ、お風呂に入ったが、背中を流すことはできてもそれ以上のことができない。

それでも流れでベッドへ入る彼女。私も隣りへ体を横たえる。

思い切って彼女を抱き寄せ見つめあう事、数分。

彼女がにっこり笑ってchu!ラブラブ


暗雲が垂れ込めていたのに一気に澄み渡るってこのこと???

沈みきっていた心が一気に浮上。

お返しは長い長い口づけ。

彼女からkissしなければ、私からは一切kissをしない!なんて気負っていたが、意気込みは何処かへ飛んでいった。


やっぱり私は彼女を深く愛している。


そのまま彼女をしっかりいただいたら、反撃された。

今までに経験したことのない快感。

腰が抜けそう・・・気持ちいい。


愛のあるSEXを40過ぎで初めて経験。

人生ってまだまだ捨てたもんじゃない。

何が起こるか分からないから楽しいのか・・・。


娘も念願の高校に合格し、嬉しさもあまり泣きながら報告してきた。

殆どの子が塾へ行きながらの受験に対し、義務教育の範囲に塾など必要なし!との私達両親の考えにちゃんと答えてくれて、ご苦労さん。

おめでとう・・・母もまだまだ頑張るね。(何を頑張るかは・・・ひ・み・つ。)

3月9日は娘の卒業式。

義務教育最後ということもあり、忙しい時期ではあったけれど主人も私も仕事を休んで家族で節目を迎えた。

仲良しの家族と昼食会も終わり仕事へ行こうかとも考えたが、せっかく休みを取ったんだから・・・え~い休も。


平日に休むなんて半年振りくらい。

彼女へ会えないかメール。

雨も降っていたし、急だから無理しなくてもいいよ、って気遣ったつもり。

以外に返事はOK。しかも3時間ぐらい時間が取れるなんて言われて、マンが喫茶でまったりと思ったけれど、即ホテルに変更。


でも・・・。

彼女は私から卒業式や昼食会の状況報告メールが無かった。細かい気遣いが無かったと、気分を害しての来訪だった。


浮かれていた私はそんなこと気付くことも無く、会って直ぐのKISSもソファーに腰掛けてのKISSもお風呂に入ってのKISSも愛情を注いでの行為。

でも、いつもの彼女じゃなことは感じていた。

怒ってる・・・。

嬉しくて仕方ない私と、不満を持って来ている彼女との気持ちにズレがありすぎて、私の気持ちは一気に落ちた。

私への不満をぶちまけてくれたらいいのに、素っ気ない態度が寂しく感じられ、仕事での失敗と重なり合ってしまい、どうすることもできないほど落ちてしまった。

涙が全然止まらない。


彼女は私の落ちように深く反省していたが、近頃は一旦落ちるとなかなか這い上がれない。

気力も老化現象を迎えているのか元に戻るのに時間がかかる。


彼女は自らの非礼を毎日詫び、私を元気付けるのに、何だか元気が出ない。

明後日はホワイトデーのデートを約束していたが、どうなることか・・・。

なんでしょか・・・更年期に入りつつある私は出血が不定期。

彼女を抱くことに問題はないのだけれど、お風呂に思い切り入れないのが残念かな~。

勿論、○ん○ん入れているから差し障りはないんだけれど・・・。

今日も彼女の背中はちゃんと流してあげました。


彼女は金曜日の夜から家族と温泉に出かけていた。

でも体調はあまりよくなく、美味しそうなお料理が全く食べられなかったと。

男の子ばかりの子供達なので、大きな温泉も一人で入るためつまんなかったって。

私とは今まで3回温泉に行った。背中を流しあうのは勿論、人が少なければkissはあたりまえにする。

今度、GWに泊まりで出かけることを約束した。


今日も深く愛し合った。

歯の浮くような台詞もたくさん出てきた。調子がいい。

彼女も手がふやけるぐらい濡れていた。妖艶な姿と声に私も大満足。

疲れている二人は直ぐに寝ちゃうかと思ったけれど、疲れすぎからか眠くならない。


ならば・・・。


枕元にローションが置いてあったので、彼女を起こし胸と蕾に塗りつけて・・・後ろから首筋にkissをしながら左手は胸を、右手は蕾を弄って。

蕾は直ぐに大きくなって、開花を迎えたがっているよう。

でも、じっくりと・・・。


今までこんなに人を愛した経験はない私は彼女の虜になっている。

でも、もし彼女がいなくなったら・・・って想像するだけで寂しくなる。

ちょっと自信がなくなっている私。

今日も泣いている私を優しく抱きしめてくれた。

至福の時間をありがとう。

『癒して差し上げることができたら』

興味本位だった私にとって、この一文は社交辞令のようだと感じていたことに対し、受け取った彼女は丁寧な言い回しに、いたく感激したようだった。


掲示板募集は不特定多数の人の目に触れる行為。私の他にもアプローチをしてきた人が二名いたようだ。

一人は年上だったのだが、セフレとして付き合いたいような書き込みであったこと、一人は30代のため年下ということで気分的に躊躇していたようだ。年上の女性には直ぐに断りを入れ、年下の女性には、私の存在を話し、友達以上の感情が表れたら、さようならをしたいと話したようだ。

私は視野を広げるために、年下女性のメールも続けることを望んだほどまだまだ軽い気持ち。


毎日のメール。筆不精の私も、殆ど毎日のように返信を入れ、彼女に応えていた。

あくまで興味本位を脱しない私。それでも彼女とのメールのやりとりは新鮮だった。

二人の子供のこと、ご主人は誠実な男だが下の子供ができて以降SEXレスである、過去に二人の女性と付き合ったことがある、趣味、などについて事細かに書かれていた。


1ヶ月ほど経過したある日、遅く帰宅した私に主人が、

『近頃、えらく楽しそうにメールをしているね・・・ま、奥さんが元気で嬉しそうなのはいいんだけど』なんて言いながら玄関先でKISS。

私達夫婦はお互いを尊重し合いながらも独立採算制の形態をとる関係だった。

周りからは私達のような夫婦になりたいだとか、仲の良さを見習いたいだとか言われるほど自他共に認める仲良し夫婦だったが、子供が生まれてこのかた全くのSEXレス。

しかし、kissをしたり手を繋いで歩いたりなんてことはしょちゅうだった。

更に主人は『メールは顔が見えないだけに、自分に都合よく相手の虚像を創りあげる。たまには冷静になりなさいよ』なんて忠告してきた。


それでも私が毎日嬉しそうに過ごしているのが第三者からもわかるらしい・・ってことを伝えるため、主人とのことを包み隠さず彼女にメールで伝えた。

その返信メールの表題には『パニックです』と書かれていた。

4年前の出会い。

掲示板での出会いがこんなに深い関係にまで発展するなんて。


貴女が勇気を出して掲示板に書き込んでくれたことにひたすら感謝。

貴女に出会えた人生が素敵になりますように・・・。


今日は会えなくて残念でした。

忙しくて忙しくて・・・電話するのが精一杯。


会う時間が少なくとも日に日に穏やかな関係に成長していった愛。
来年もこんな思い出に浸りましょう。


掲示板募集の返事を私書箱へ、ということはメールなども知らせないと、いうこと。

掲示板で付き合いたい人を募集するわりには慎重な人なんだな、なんて思っていた。こちらもその慎重な姿勢を見せるため私書箱へ募集に対するあいさつ文はいれたものの、自分のアドレスは入れなかった。


そもそも興味本位でしかなかった私は、それまでもしっかりした文章を書く人の募集にはちょこちょこレスを付けていたが、そんな人ですら突然連絡が途絶えたりしていたため、今回も長続きはしないしないだろうと思っていた。


募集があった二日後ぐらいだったか、同じ掲示板に私宛で、どのように連絡を取り合ったらいいか再度私書箱へ連絡が欲しいとあった。

熱心な姿勢だと感じた私は、自分の連絡先を入れなかったことを詫び、PCのアドレスを教えた。

翌日には彼女から自分の生活環境を書いたメールが届いた。


私より二つ年下、子供は男の子が二人、ご主人は真面目で優しいサラリーマン、自らも地域やPTAなどの役員をこなしながら母親の自営を手伝っていることなどが記されていた。

そして、高校のときレイプ未遂を経験し、男性不審に陥ったことが書かれており、それでも結婚をしたのは、子供が欲しかったからだと。

側から見れば誰もが認める円満で幸せな境遇であるのに何故だか心は寂しいのだと。


メールを一読した私は丁寧な文章で返信を入れた。

私もまた側から見れば円満な家庭持ち。主人は優しく尊敬できる人で、娘も元気に育ち問題はない。仕事も長年続け、そこそこの地位や肩書きがついて充実した毎日を送っていることなどを記す。

そして、寂しい心の彼女を癒して差し上げることができたらと、入れた。

週に一度のデート日。

いつものホテルでと思っていたが、たまには違うホテルにしたいって彼女の希望で新しいホテルへ。

約束の時間に遅れてしまったので、彼女は膨れっ面。

ごめんね。


生理4日目の彼女は一緒にお風呂へは入らないって。

『出血が少ないならタ○ポ○入れて入ればいいじゃない。』私

『いやだ~』彼女

なんだか悲しくて泣きそうになった私の顔をみた彼女は、折れて一緒に入ってくれた。

背中を流してあげて、浴槽に浸かりながら足の指にkissしまくり。しっかり体を温めベッドへ。


なんだか仕事の失敗が尾を引いている私は気分が高揚していない。

歯の浮くような台詞が出てこない・・・。

黙って見つめ合って熱い口づけ。

kissを首筋、胸へと下げていった時、彼女がショーツをはいていて、生理の終盤であることを思い出した。

この流れで中途半端に止めるのもな~って感じた私は、喘ぐ彼女の耳元で、私は気にしないからショーツ脱がすね、なんて断りをいれた。

『え~』恥ずかしそうに彼女。

抵抗することもなく彼女は腰を上げて・・・。

結局、彼女はたくさん感じてくれて大満足の私。


私の心を読んだ彼女は寝付かせようとしても寝なかった。

反対に私の体にkissをしてきた。

止めさせようと思ったけど、身を委ねたかった私はなされるがままに・・・。

ん~?・・・なんかだんだんテクニックに磨きがかかってきている。

舌技に翻弄されてしまった私。すごく気持ちがいい。

大きな波に飲み込まれ放心状態の私に彼女はいつものように口移しでお茶を飲ましてくれた。


心身ともに寄せ合える時間。

何時までも続いたらいいのに・・・。



今週の火曜日、1年に1度ある食事会に出かけた。今回は我社が招待を受ける立場。

場所は某ホテル内の中華料理の個室。

我社の会長、某私立大学の学長、附属病院の事務長と私の四名。

ちなみに私は会長のかばん持ちで出席しています。


会長と学長の話の中には、業界で名の通った方達の名前がポンポン出てきて、しかもいろんな銀行などの名前も出てくる。

多くの人脈を持った人のところへは金も集まるってこと。

仕事だって目先の木1本を見ている私とは異なり、彼らは周辺の森を見ながら進む道を見つめているんだと。

何百何千という人の上に立つ人は時に強引と想われる先導をとらなければならないのも仕方無いことだとも。


トヨタの大規模リコール問題については、民主党が企業を擁護しない国のありかたについて話は盛り上がっていた。上に立つ人達の会社内部事情推測話は面白おかしく聞けたが、大きな意味で日本存続の危機を感じた話でもあった。



耳はダンボにしているものの、会話に入ることなど無い私は目の前の食事に気をとられる。

高級中華ですが、ホームページの乗っているメニューだと金額がわかってしまうので、裏メニューばかりだそうだ。

干し鮑、フカヒレ、伊勢えび、松坂牛、瓶に入った紹興酒など高級食材がアレンジされて、どれも美味しかった。


学長と事務長と帰る方角が一緒の私。

我社はハイヤーを手配してあったため、ホテル前で運転手の携帯に電話すると黒塗りのレクサスが横付けされた。

『タクシーとハイヤーって違うの???』

いつもならタクシーチケットをくれるのに会社はくれなかったから、乗り込んで直ぐ運転手さんに・・・。

『これって、メーター無いんですけど支払いはどうなっているんですか?チケットないけど請求は会社に行くんですか?』オドオドの私。

ありあわせの財布には3万しか入っていないし、普段のタクシーでも長距離のため15,000-はかかる距離。初めての経験に戸惑いの私。

運転手さんは優しくタクシーとハイヤーの違いを教えてくれた・・・安堵の私。



所詮、1本の木しか見ることのできない私は、毎日あくせく働くことしかできない。

会長や社長は毎日、こんな食事をしているのでしょうが、ほんの一部の富裕層を多くの貧困層が支えていることは事実。

資本主義とはそういった構想にできているんだよな・・・きっと。

4年前の3月3日、ある掲示板に募集があった。

『自分はしっかりしているが、実は甘えたがりなので年上、40代か50代の人と出会いたい。そして心身共に寄せ合える関係になりたい。私書箱に連絡を。』

ふ~ん・・・・。

同県ではないけれど、地域によっては近くかな。年齢もあてはまるし。

私は特に誰かとの出会いを求めていたわけでなく、過去に一度、女性との経験はあったけれど、20代の頃の恋愛ごっこのような感じ。

仕事も家庭も順風満帆で不満などない中、正直興味本位で彼女の私書箱へ挨拶程度のメッセージをいれたことが全ての始まりだった。