ブログ管理と古墳の山口かおりです。
「京都国際映画祭」の『クリエイターズ・ファイル展』を
観に行った話の続きです。
ここまでの話![]()
「クリエイターズ・ファイル展」2・私以外の人は、ここで何を見ているのだろうか?
さて、『クリエイターズ・ファイル展』で
「同じものでも、自分と人とでは視点が違うはず。
その視点の違いを知ることで、現状打破に繋がるのではないか?」と
考えた私。
今回は、バーバラさかいなおみさんが誘ってくださったので
この展示を知り、一緒に来ることが出来たわけですが、
もし、私が何かでこのイベントを知ったら
いつもだったらどうしているだろうか?と
考えてみました。
【もし、私がこのイベントを1人で知った場合、の行動予想】
①自分が行けそうな日で、直近の日に、1人で訪問
②会場に着いたら、まず目当ての展示を観に行く
③グッズは、熱心に見るけど、多分買わない・・・。
④建物内にカフェがあれば、コーヒーを飲む。
⑤目当てのものをみたら、かなり早足に帰る
書き出して見直して自分で思ったんですけど、
つまらんな、私。
いったい何がしたいんだろう?
そう、何がしたいんだろう、とよーく考えてみると、
私の行動動機は
「その場所に行った、という事実」
なんですよね。
どっちかというと、スタンプラリーに近い。
だから、この日も会場について早々、
サッサと1人で目当ての展示を観に行っちゃったんですよね。
さて、バーバラなおみさんたちと合流した私。
誰かと一緒に美術展とか来るの久しぶりで(最近、JKはとんと付き合ってくれない。
2年ほどまえに、京都市美術館の「パウル・クレー展」に付き合せた時に
「全然分からん」と懲りたらしい)
人と話しながらアートを見て回るなんて、
「どっこかっら観るのかなぁ♪」とワクワク。
そしたら、やっぱり私とは全然観るとことか観方が違うの!
どこらへんが違ったのか、と分析すると、
私1人なら・・・
①自分が行けそうな日で、直近の日に、1人で訪問
②会場に着いたら、まず目当ての展示を観に行く
③グッズは、熱心に見るけど、多分買わない・・・。
④建物内にカフェがあれば、コーヒーを飲む。
⑤目当てのものをみたら、かなり早足に帰る
だったところが、
そもそも、なおみさんが誘ってくれた。
個々なら別の、もっと早めの日に行ったかもしれないけれど、
ちょっと先でも一緒に行ける日を設定。
この、「先に楽しみを用意しておく」というのが、私は本当に苦手。
出来るだけ早くしないとチャンスがなくなる、と思い込んでいる。
なんかそこらへんが多分「未来を信じていない」んだと思います。
そして、こういうイベントごとで「人を誘う」という発想が、私本当にないの!
イヤとかじゃないです。発想そのものがないです。
(JKはたまに誘って、よく玉砕します。)
だから、このあたり、
「楽しみを人と共有する」ということが日常的になってる人だからこそ、
人に自分の経験を教えたり共有したりできるんだろな、
もしくはその逆(いつも人に自分の経験を教えているから、普段の生活でも共有できる)
かな、と思いました。
そして、
。
私がさっさと目当ての展示に行ってしまったところを、
目当ての展示が3階にあったのですが、
下の階から、いろいろゆっくり全体を見て回りながら上がっていった。
とにかく、焦りがない。
「目当てのところには必ずたどり着けるから、そこに行くまでの道中も楽しもう」という
確信と余裕がある。
これって、自分のペースでコツコツ起業していく上で
大切なことだと思う。
次、
。
私は古墳グッズ以外のグッズはまず買いません。
「使うところがない」と初めから切ってしまっているから。
(古墳グッズは、必ず使うので買う)
だから、美術館のミュージアムショップを見るのは大好きなのに
ほんとに、いつも見るだけで買わない。
だけど、こういうイベントって、
そこにしかないグッズってのがたいていあるのよ。
それは、後で通販で買おう!とか思っても買えない。
そういうイベント限定のグッズを、やはり出来る人は逃さない!
出会いとか、一期一会を普段から大事にしてるんだろな、と思ったよ。
同じように、その場でしか出来ないこと、そこでしか撮れない写真とかも
きちんと押さえてた。
「今、ここでしか出来ないことを、きちんとしていこう」っていうの、
ほんとに基本だよね。
続いて
。
コーヒーは、まぁ私の趣味でもあるので
イベントで屋台のコーヒーが出てたら、つい1杯いただきます。
それはそれとして、実は私は出先で食事をする、という発想もあまりないから
小腹がすいたとか、ちょっと喉が渇いたな、の時に
屋台とか売店で買い物して済ますのが当たり前になってました。
だけど、せっかくの出先だから
その地のお店に入る、っていう案もあるんだよね。
このあたりも、ほんとに私はせわしないな、と思った。
そして
。
これは2次会3次会寄ります、という以前の話で、
会場で、ゆっくり見て回る、その丁寧さがすごいと思った。
目の前の物事を、きちんと見てるんだよね。
とにかく課題クリア!次!と行くと
気がつけなかったものがあるかもしれない。
そこで目当てのものはもちろん、周りも丁寧に見る余裕。
もう、一言で言えば余裕の違いだったような気さえする。
イベントや美術館で、こんなに理屈っぽく分析することは
まずないです。
今、私自身がかなり迷走している状況だと
自分で思えて、焦っていたので
「とにかく、冷静に冷静に分析して落ち着こう」という、
そのきっかけになれば、と思いました。
が、結局は
「分析して何かを得よう、と思う時点で
すでに落ち着いてないやん!」ということに
気が付く結果に・・・。
バーバラさんみたいに、忙しい人なのに
余裕がある視点を持って行動している、というのは
要は、目の前のことをきちんと丁寧に楽しんでいる、
ってことなんだな、と思った。
そこがさ、焦ると出来ないのよ、
「結果にすぐ繋がることを、やらなきゃやらなきゃ」とジタバタする。
「本気で遊ぶ」って、実はプロフェッショナルな技で
そこが起業の基本なんだと思う。
そもそも『クリエイターズ・ファイル展』がそういうものだったし。
なんか、目先のこととか、「ちゃんと頑張ってるふうの自分」をやってたりしないで
本気で遊べてるだろうか?いや焦ってそれどころじゃなくなってるなぁ、と
振り返ってます。
ちなみに、私は勝手に分析していますが
ほんとはバーバラなおみさんにパシッと言ってもらうほうが
はるかに早いです。
バーバラさんの「ビジュアルセッション」、今月はあと2枠だよ~。

