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帰り道
遠くの空には
かなとこの雲
空の上には
空があり
大きな積乱雲は
その空の上には入ることができなくて
かなとこの形になっていく
空の下にある
空の天井に広がる世界は
地上にいる
人の目ではみることができない
広く
静かな白い草原
でもね
その時間はかげろうのひととき
どのくらいの
時間をかけて
ゆっくりと
大きく
成長しても
それ以上になれないとわかると
あとは
雲が
雲を
手放しして
雲の下に
水を流して
いつのまにか
雲自体が消えてしまう
～幸せはわたしから～
人もかげろう
人の命は
長いとか
短いとか
何と比べて
その時間の長短を
評価していくのか
わからないけど
成長しつづける
生き続けることのできる
命は
地球上にはなくて
かならず
手放すときがくる
でもね
その時があることを
一生懸命すぎて
人は忘れてしまいがちとなり
今を
充実
変化
させていくことより
未来の見えない時間
過去の戻れない時間
その時間にこだわろうとしてしまう
永遠に広がっているように
錯覚する空にさえ
雲も
風も
入ることができない空があり
その下で
もがきながらも
人より短い
かげろう時間の中で
いずれくる手放しの時まで
変化していこうとする
空の上の空には
雲はなく
風もなく
音もなく
ただ
ただ
温かさがひろがり
うぶすなの煌めきをはなつ星々が
いつもひろがっている
目に見えるものは
すごく狭い世界
そして
おなじ
かなことの雲をみていても
綺麗と感じる場所にいるとき
真下にいて雨や雷をかんじるとき
実際に見ることができない
かなとこの天井
角度が違えば
想いも
世界も
思考も
まったく変わってくる
今の想いはどこがみえていますか？
♡いつもありがとうございます
♡必要な方へ届きますように
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