次男のジュニアユースサッカー活動記 -2ページ目

次男のジュニアユースサッカー活動記

サッカー素人パパが気の向くまま思いつくままに、次男の少年サッカーからジュニアユースサッカーについて書き綴ります。
同年代の少年サッカーやジュニアユースサッカーに関わる親御さんたちと情報交換できたら嬉しいです。
タイトル変更しました。

​感謝

久しぶりにサッカー関連のブログを書いたり、読んだりしている。その中でブログをフォローして勉強したり、メッセージを送らせていただきアドバイスをもらったりしている。皆さん優しい方ばかりで感謝しかない。ありがとうございます。


おかげで次男君の課題であったロングフィードがいい形になってきた。逆足でのフィードもジュニアユースまで形になればいいかなーっと思っていたが…あるブロガーさんのアドバイスを受け、上半身との連動と軸足の踏み込みを意識したらーとアドバイスしたところ、蹴り足の力みが消え、正確にボールを捉えることができてきた。

ポイントをついたアドバイスを贈れば子供は急激に成長する。さすがゴールデンエイジ。

逆足でのロングフィードはまだ試合で正確に蹴れるレベルではないが自主練で積み重ねていきたいね。

 

​考えを文章に…

ブログも備忘録的な役割や他のブロガーとの交流を目的で書いているが、改めて自分のブログを読んでみると文章力、表現力、語彙力の無さに絶望している。


上司からよく若いうちから本を読め、文章をかけと言われてきた。やはり大事だ。

自分の考え、頭の中のことを文章にしてあらわす…難しいっすねー

他のブロガーさんの文章は読みやすくわかりやすい…そしてユーモアにあふれている…参考にし勉強させていただきます。

 

 

長男君

 

 次男君は小学校での運動能力は高いようで徒競走、リレーと活躍している。ただ長男君に比べると見劣りするものがある。

 現在、中学生の長男君はサッカーはやっておらず、ある個人競技のスポーツをやっている。小さい頃から長男君を見てきたが、基本的な走力、スピードや持久力はもちろんだが、特にバランス感覚が見事なもので自転車は補助輪などいらず初めてすぐに乗りこなし、スケボー、ブレイブボードなども何も教えずとも簡単に乗りこなした。小さい頃から動きを真似すること、言われたことを理解し動かせることが得意であった。サッカーや野球などをやらせてみようかと体験に連れて行くも興味を示さず、周りの子供ができることができないのが嫌なようで、コツコツとボールに向き合うことも苦手であった。そんな中、興味を示したものが、現在も続けている個人競技のスポーツであり、今では全国の猛者共と肩を並べ戦っている。

 そんな全国の猛者共について思うことがあるので書いてみたい。個人競技であるため、全国の猛者共というのは主にトップから10人ぐらいの子たちについてだ。

 

全国の猛者

 

 長男君は小学5年生から全国大会に出場した。県のレベルでは大した努力もしないで勝っていたが、全国となるとまったく歯がたたない。レベルが違う。長男君は身体能力で技術を誤魔化していた部分があり、全国レベルの卓越した技術の前では少しの身体能力の差など霞んでしまう。合わせて全国トップに入ってくる連中は身体能力もトップクラスだ。視て脳で処理し身体を思い通りに動かす、その速度がとにかく速いし正確である。身体能力が高いだけで驕りなどせず、練習に練習を重ねて技術を磨く。そしてもちろん身体能力もコレでもかと鍛えてくる、そんな子たちが全国のトップに入ってくるのだと思った。

 小学生のときは、まだフィジカル的な要素は低く、技術が優れている子が多い印象であった。しかし中学生になるとフィジカルの部分で劣っている子は消えていき、身体能力に優れ、技術がなければ上位には入れない世界に変わっていった。


これはサッカーの世界でも同じことが言えるのではないかと思う。私はまだジュニアとジュニアユースの一部の世界しか知らないが、昨年、全国トップクラスのチームと対戦したとき、そのメンバー全員が背が大きく体格も良い、技術も優れ、気持ちも強かった。試合はもちろんボコボコのワンサイドゲーム。まだジュニアなので、その子たちが将来どうなるのか未知数であるが、しっかりと今できる努力を行っている結果だと思う。チームという環境にこだわり、その場所でも奢らず、自分に足りないものを補うため努力し続ける。プロになるためには、そんな子たちが残っていく、また力及ばずに去っていく世界なのかと思った


上には上がいる


 先日とある大会で都心にある強豪チームと対戦した。そのときのFWの子のレベルの高さに驚いた。小学6年とは思えない体格、反応が早く、圧倒的なスピードで抜き去っていく。身体をぶつけられてもびくともしない。加えて足にボールが吸い付いてるかのようなドリブル、そこから強烈でコースを狙った正確なシュート。次男くんはスピードについていけずボロボロ。今までいろいろなサッカーチームの選手たちを見てきたがここまでの子は見たことがなかった。

   試合は1点差で負けたのだが、この子と戦えて本当に良かったと思った。次男くんは今の自分のレベルがわかっただろう。そして上には上がいることを。


  うちの長男くんは最低限の決められたチームでのトレーニングしかしなかった。親がいくら言ってもやるのは本人だし、悔しい思いをするのも本人だ。取り組む気持ち、本気度が変わらなければやらせても意味がない。


次男くんには、長男君のこと、目指している世界が厳しい世界であることは伝えてある。ましてや同学年の凄い選手たちを目の当たりにし、自分の現在地もおぼろげながらわかってると思う。あとは本人がどうするか。自分に矢印をむけて努力してほしい。本気になれば親はいくらでも協力する。本気になった次男くんを見てみたいものである。


 

 

久しぶりのブログ

 

 久しぶりにブログを書こうと思う。まずは次男のサッカーについてだが、新たな学年、ジュニア年代最終学年である6年生が始まり、これまでのことを振り返ってみると様々なことがあった。それは追々書いていこうと思う。

 

 次男はセンターバックでプレーを続けており、プレーの幅も広がってきている。最近では相手の立ち位置、スペースを確認してロングフィードでのアシストやサイドチェンジ、オーバーラップからのアシスト、シュートなどを意識してやっているようだ。

 

 幸いなことにプレーに対して一定の評価は頂いており、U11では地区トレ、県トレ、地方トレでプレーさせていただいた。今の課題としては正確なロングキックと周りに対しコーチングをして、うまく連携しながらの守備、対人かなーと思っている。

 

 相手チームのエース君と対峙するため、1対1の強さは必須、成長期ブーストがかかった相手を止めるのは本当に大変そうである。スピードが半端ない相手ばかりなので頭を使ってほしい。また、うまく釣り出されて、そのスペースを狙ってくるチームもあるので周りと連携した守備を意識してほしいかな。素人ながら思うところ。

 

飛び級とチーム選び

 

 次男くんの所属するクラブチームはサッカー弱小県ではあるが上位のチームで完全な実力社会、上手ければ2学年下でも試合に出場できる。飛び級ってやつ。

 

 飛び級に対して是非はあるところだが、私はこの2年間見てきて飛び級のおかげで物凄く成長できたと実感している。やれる子はどんどん呼んでプレーさせ課題を与え、考えさせる。成長する子、しない子はいる、フィジカル的な問題、怪我のリスク、上の学年の保護者との関わりもある。それでも、自分に矢印を向けてる子は間違いなく成長する。チームによっては飛び級はしないところもあるようだ。その理由も十分理解できる。メリット、デメリットも理解しつつ、どのような環境に子供を置くことが成長につながるか、チーム選びは重要である。

 

 サッカーの知識もなく勧められるがままに、何となく家庭の都合でチームを選んでしまったが、コーチ陣の指導であったり、チームの方針、保護者との関わり等、まったく不満はない。運よく親の考えと合致しているチームに巡り合えたからよかった。

  学年を重ねるごとにチーム、コーチ、指導、保護者等の不満が出てくる方々を散々見てきた。勝利至上主義の考えと補欠撲滅の考え…チーム方針、親のスタンス、子供の実力などを考え、自由に移籍できる環境と自分のレベルにあったチーム選びができる環境があれば育成、飛び級問題もうまくいくのかな。


 子供がサッカーをはじめてから親も子供以上に物凄いスピードで知識を学んでいくと思う。親が正しい情報を学び、子どもの性格、特性と鑑み、家庭事情と照らし合わせて、ベストなチームでサッカーができる環境を与えてあげれば、子どもは間違いなく成長する。

 

 間もなくジュニア年代最終学年である。ここまであっという間だった。サッカーの楽しさ、仲間の大切さを忘れず、指導してくださるコーチに感謝して悔いのない1年にしてほしいなー

 

 

センターバックへコンバート

 次男は、小学3年生の冬ごろから、センターバックでプレイすることが多くなった。以前はセンターフォワードとしての出場が殆どで、裏に抜けたり、ドリブルで仕掛けたり、くさびになってスルーパスを出したりと、主にゴールに絡む仕事を担っていた。それが…いきなりのバックへのコンバート…

 バックになった日、当初、親としては子供のゴールを決める姿や試合を決定づける活躍が見たいという気持ちが強く、トップで出してもらえないかなー…何でうちの子がバック?っと不満たらたらだった…。

 ただ、プレーしているのは次男なので、そこは不満ながらも見守り、センターバックについて父も勉強してみることにした。

 

父のサッカー観が変わった

 サッカーに関していえば、父は素人同然なので少年サッカー観戦も基本的に攻めしか興味がなく、如何にしてゴールを決めるかばかり注目していた。しかし、次男がセンターバックになった日から少年サッカーをセンターバック中心で観始めてみたら、非常に面白く感じた。なぜ今のポジショニングをとっているのか…何を見て判断しているのか、状況が目がぐるしく変わる中で、相手を見て、味方を見て、自分がどこにいるべきか判断しなければならない。それが顕著にみてとれた。

 どのポジションでも基本的に認知・実行・判断だと思うが、バックだと基本的な動きが理解がしやすいように感じ、次男は、以前より周りをみて、自分の考えでサッカーしているなーという印象を受けた。

 そして、周りとの連携が必要なため、自然と声を出して指示をするようになっていた。

 また、対戦相手チームのエース君たちとマッチアップすることが多く、そこを如何にして抑えるか…何も仕事をさせないときは

どこか誇らしげに見えた。

 

センターバックでの成長

 センターバックをすることで次男に以下の成長があったように感じる。

  • ボールを持って顔をあげるようになった。
  • 周りを常に見て視野が広くなった。
  • 判断、球離れがはやくなった。
  • 状況を判断して、プレーできるようになった。

 他にも対人戦での成長はあったが、上記のことが大きいように感じる。父もセンターバックをすることでこんなにサッカー観が広がるんだなーと感心した。

 次男のチームでは、好んでバックをする子があまりいないらしく、人気のポジションではないみたい。でも、次男はセンターバックでのプレイが好きなようで、得点もドリブルもアシストもセンターバックでもできるよとたくましい発言…

 父の楽しみは、相手エースとのかけひき・勝負、ロングフィード・スルーパスでのアシスト、ミドルシュートでの得点、これらがあると観戦も楽しく、その日のお酒が美味しいなぁー

 

①の続き

 

活動休止

 そんなこんなで少年団での活動を継続していいものなのか、日々葛藤しながら、子供のためと割り切りながらがんばろうと決意した矢先、新型コロナウイルス感染拡大により少年団の活動が休止となった。正直、両親とも活動が休止になって当番やら保護者との関わりがなくなり、ストレスが軽減され、スポ少活動がかなりの負担になっていたことに気づかされた。

 

妻からの提案

 活動休止を受け、妻から少年団を退団しサッカースクールの回数を増やしてはどうかとの提案があった。保護者との関係に悩んでおり、さらに、長女の部活、長男のスポ少との両立は、いくら夫婦で協力してやろうが、妻にとってかなりの負担であったのだろう。私も団運営や指導方法に疑問があり、これが子供に対して本当にいい環境かと考えたとき、親のエゴかもしれないが、自分の考えに合致し納得できるところでサッカーをやらせたほうがいいとの結論に至った。

 

次男に説明、そして退団

 さっそく、家族会議を招集、次男と話し合いの場を設けた。両親からのスポ少退団の提案を受け、次男は予想に反して「わかった。」と一言。次男はよく周りを観察し、会話とかを聞いているタイプのため、両親のスポ少に対する愚痴を聞いていたのだろう。子供から気を使われてしまい、親として情けない気持ちであった。

 サッカーはスクールで継続してできること、長男のスポ少に参加し、様々なトレーニングができることを話すと、それならいいよと…

 その日、少年団の代表及び監督に連絡し退団の旨を伝えた。後日、退団することが保護者間に伝わり、仲が良い保護者から話を聞いたが、いろいろ我が家のことを悪く言っていたようだ。その時は本当にやめてよかったと思った。

 

新たなチームへ

 小学2年生も終わりに差し掛かったころ、ある知り合いの方と話していた時、サッカーの話になった。少年団を退団したこと、愚痴等を話したところ、ある街クラブを紹介された。知り合いのかたの息子も以前所属していたようで…県内では強豪に位置し、当番もなく、お金はある程度かかるけど純粋にサッカーを応援できるよと…月謝であったり、練習日、近年の成績等を聞いたところ、非常に魅力を感じた。長女の部活も来年度からひと段落し、ある程度余裕ができそうなので、妻、次男と話してみることにした。

 妻は、当番等がなく送迎だけなら何とか大丈夫そうと…次男は行ってみてもいいよと…

 

街クラブへ

 次男も小学3年生になり、さっそく強豪街クラブに何回か体験にいった。練習はパス主体で、正確な止めて蹴るから動きながらのビルドアップなど多種多様であり、次男も緊張しながらも何とかついていっており、ミニゲームのころにはだいぶ慣れてきたようでゴールを決めたりしていた。

 チームの子達は、さすが強豪と呼ばれているだけあり、技術的に上手い子が多かった。そして、何より驚いたのが、同学年や高学年の子供たちみんなが裏表のない素直な性格な子たちが多いようで、純粋にサッカーを楽しんでおり、体験にきた次男にも上手い下手関係なく対等に接してくれ、すぐに打ち解けていた。次男は当初、不安だったようだが、すぐに不安は解消され、積極的にボールに絡めるようになっていき、次男は「ここでサッカーをしたい」「もっとうまくなりたい」と言うようになった。

 

結局、何が言いたかったのか

 現在、次男は小学4年生になり、街クラブでサッカーをやっているが、チームに対しての思い入れ、愛情というものが年々大きくなっているように感じる。親としても外から見ていて、サッカーの上達具合が以前と比べて大きく違うことに気が付いた。このチームで勝ちたい、この仲間たちと勝ちたい、同じチームのライバルに負けたくないという気持ちが本人の心を燃やす原動力となり、日々の練習、自主練等に大きく影響しているのだと思う。うまくなる要因は、これだけではなく、様々あると思うが…

 

 親としても、当番等がなくなり、純粋にサッカーを応援できる環境になった。少年団のころは、いろいろなことに不満を持ちながら活動していたため、自分の子供のプレーしか興味がなく、団の勝ち負け等、正直どうでもよかった…

 今では、チームひとりひとりの名前を覚え、プレースタイルを把握し、全カテゴリーの試合を応援をしている。親もチームへの愛情が芽生えてきて、本当に応援を楽しむことができている。

 

 我が家の場合、家庭的な事情、親の考えもあり街クラブへの所属が合っていただけだが、少年団でも、子供と親が一緒になってチームを愛することができれば、少年サッカーというものを数倍も楽しむことができると思う。

 

 ぜひ、各家庭が理想とするチームに所属し、親も子も少年サッカーライフを心から楽しんでほしい。