こんばんは。 (*^・ェ・)ノ 神やんです。
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2021.08.02~2021.08.03の震源地図
■火山設置地震計の観察
・十勝岳・・・数値は昨日とほぼ同じだがノイズが増加。
・樽前山・・・数値が緩やかに上昇。
・有珠山・・・数値は昨日とほぼ同じだがノイズが増加。
・北海道駒ヶ岳・・・数値は昨日とほぼ同じだがノイズが増加。
・岩手山・・・数値・ノイズが上昇。
・那須岳・・・数値・ノイズが高い。
・草津白根山・・・数値・ノイズが非常に多く今月の最大値。
・浅間山・・・数値・ノイズが非常に多く今月の最大値。
・富士山・・・数値が低く波形は昨日とほぼ同じ。
・伊豆大島・・・数値・ノイズが非常に多く今月の最大値。
・三宅島・・・数値・ノイズが非常に多くほぼ今月の最大値。
・阿蘇山・・・数値は若干上昇。
・雲仙岳・・・数値・波形は昨日とほぼ同じ。
・霧島山・・・データー無し。
現在の北米プレート・フィリピンプレート境界応力値は163.5、前日比は133.9%となっています。
茨城県沖でM6.0 最大震度3を最大とする地震が発生しました。
その後も余震が続いています。
今更ですが、実は北関東から東北にかけての地域では7/27から前兆が出ていました。
7/27に中規模地震を警戒する北米プレート・フィリピンプレート境界応力値の前日比が128.7%と警戒ラインの120%を超えました。
同日の火山設置地震計には、那須岳に波形変動が表れました。
翌28日にはやはり中規模地震警戒の目安となる長野県北部でM2.5、南部でM2.1の地震が発生。
同日の地震計には草津白根山でノイズの発生がありました。
更に29日には再度北米プレート・フィリピンプレート境界応力値の前日比が1237%を記録し、長野県北部でM2.7の地震も発生しました。
そして、30日には富士山の地震計波形にも変動が表れました。
既にこの時点では中規模地震発生の予測報告をするべきだったのですが多忙で発することが出来ませんでした。
この多忙は当分の間続くので思うように情報発信できないのが悔やまれるのですが、今後データー変動が出たら解析まで出来なくとも事実だけでも発信できるようにしていけたらと考えています。
現在のプレートバランスは、茨城県沖で余震が継続していることもあって、過去データに無いものとなっており過去の発震データ抽出が出来なくなっています。
かなり抽出範囲を拡大してみましたが下記の程度しか出てきませんでした。
地震計では北海道から関東北部までの地域で、数値の上昇やノイズの発生・増加が見られるので注意が必要かと思われます。
茨城県沖の地震で周辺地域にストレスが拡散している可能性もありますので、今後1週間程度は注意してください。
【北部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、内浦湾、岩手県沖、宮城県沖、福島県沖、新潟県中越地方となっています。
【東部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、茨城県北部および沖合、千葉県北西部となっています。
【南部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、グァム島沖、種子島近海、熊本地方となっています。
◆ ◆ ◆ 本 日 の ア ー カ イ ブ ◆ ◆ ◆
1965年(昭和40年)8月3日 松代群発地震
長野県長野市松代でこの日から凡そ2年間にわたって群発地震が発生した。
当初は狭い地域での地震だったが、次第に拡大し、1966年(昭和41年)4月5日17時51分に最も大きい揺れとなるM5.4 最大震度5を記録。
その後4月17日には、有感地震だけで1日に585回もの地震が発生した。
地すべりや液状化現象による災害も発生し、負傷者15人、家屋全半壊14棟の被害となった。
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