フィリピンプレートの静寂が今日で12日目ですが… | 地震大国に住む神やんの考察

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母親の住む実家と父の眠る墓地が千葉の海沿いの町にある為に、次におこる「房総沖巨大地震」を予測する為日々危機感を持って精度を高めるべく切磋琢磨しております。

こんにちは。 σ( ̄、 ̄=)  神やんです。


02/19 16:14 岩手県沖 M3.3 深さ50キロ
02/20 00:22 茨城県南部 M2.8 深さ50キロ
02/20 01:32 カムチャツカ半島南東沖 M5.5 深さ80キロ 
02/20 02:49 宮城県沖 M3.2 深さ60キロ


●2/19に考察の岩手県沖でM3.3、茨城県南部でM2.8、宮城県沖でM3.2の地震が発生しました。


20150220

2015.02.16~2015.02.20の震源地図



■火山設置地震計の観察
・有珠山・・・昨夜半に一旦下げたが今朝から再度上昇中。
・岩手山・・・波形、数値共に昨日とほぼ同じ。
・那須岳・・・ノイズは多いが数値はほぼ平常。
・浅間山・・・波形、数値共に昨日とほぼ同じ。
・富士山・・・波形、数値共に昨日とほぼ同じだが山頂付近でノイズ発生。
・伊豆大島・・・ノイズを含みながら緩やかに上昇。
・三宅島・・・乖離現象が更に大きくなり北東部では過去最大値。
・阿蘇山・・・数値は平常値だが、ノイズが発生中。
・霧島山・・・波形、数値共に昨日とほぼ同じ。


北米プレート・フィリピンプレート境界応力は微増して64.8となりました。

今日で12日間もフィリピンプレート応力が静寂したままです。

境界でこれだけのストレスを抱えているにもかかわらず、応力値が上がってこないことに違和感を感じます。

火山設置地震計を見ると三宅島の数値が過去最大まで上昇しています。

更に先日の伊豆大島近海で発生した群発地震も、この地域にストレスが溜まってきている証拠だと考えます。

数値だけにとらわれず、注意を怠らないようにしたいと思います。


【北部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、カムチャツカ半島沖、根室沖、浦河沖、青森県東方沖、岩手県内陸南部及び沖合、宮城県沖、福島県浜通り及び沖合となっています。

【東部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、能登半島、栃木県北部、茨城県南部及び沖合、埼玉県北部、千葉県北西部及び沖合、東京23区、静岡県東部・中部、長野県北部、和歌山県北部、愛知県西部、大阪北部、福井県嶺南、島根県西部となっています。

【南部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、与那国島近海、石垣島近海、宮古島近海、沖縄本島近海、奄美大島近海、鹿児島県薩摩地方、熊本地方、筑豊地方、有明海、豊後水道となっています。