こんにちは。 ( ゜∋゜) 神やんです。
01/15 18:01 大隅半島東方沖 M3.1 深さ40キロ
01/15 22:01 栃木県北部 M2.1 深さ10キロ
01/16 00:07 宮城県沖 M3.5 深さ50キロ
01/16 00:44 根室半島沖 M4.2 深さ50キロ
01/16 11:24 石垣島東方沖 M4.8 深さ10キロ
●1/15に考察の大隅半島沖でM3.1、宮城県沖でM3.5、根室半島沖でM4.2の地震が発生しました。
2015.01.12~2015.01.16の震源地図
■火山設置地震計の観察
・有珠山・・・多くのノイズを含んで今朝からリバウンド中。
・岩手山・・・今朝から上昇中。
・那須岳・・・多くのノイズを含んでいるが数値は下降し、平常値内。
・浅間山・・・非常に高い数値で.パルス波形の高低差が縮小。
・富士山・・・パルス波形は崩れ、山頂付近の振幅が非常に大きい。
・伊豆大島・・・若干下がったが、依然数値はたかいまま。
・三宅島・・・昨晩から、長野県北部地震直前と同レベルの乖離現象発生中。
・阿蘇山・・・緩やかに上昇中。
・霧島山・・・昨日の過去最大値から急激に下降中。
北米プレート応力が30.6まで下がり、64日ぶりにレッドマーカーが消えました。
これに伴い、北米プレート・フィリピンプレート境界応力も28日ぶりにレッドマーカーが消えました。
フィリピンプレート応力は本日も『0』のままです。
依然、伊豆・小笠原トレンチ周辺では発震が起こりやすい状況が続いています。
それに関連するのかは不明ですが、三宅島の火山設置地震計でやや大きめの乖離現象が発生中です。
注意深く観察していきます。
今日のプレートバランスは北部、東部、南部ともに過去データが有りません。
これは北米プレートよりも、ユーラシアプレートの応力値が高い現象が起きている為です。
通常は、北米プレート応力>フィリピンプレート応力>ユーラシアプレート応力 という序列なのですが、現在、ユーラシアプレート応力>北米プレート応力>フィリピンプレート応力 となっています。
全体的に応力値は低いのですが、極めてアンバランスな状態で過去データの参照もできないことに若干の不安を覚えます。
【北部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、釧路沖、浦河沖、青森県東方沖、岩手県沖、宮城県沖、福島県沖となっています。
【東部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、茨城県北部及び沖合、千葉県沖、父島近海、長野県北部、岐阜県美濃、能登地方、愛知県西部、紀伊水道、兵庫県西部となっています。
【南部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、北マリアナ諸島近海、沖縄本島近海、奄美大島近海、大隅半島沖となっています。