阪神淡路大震災から20年 | 地震大国に住む神やんの考察

地震大国に住む神やんの考察

母親の住む実家と父の眠る墓地が千葉の海沿いの町にある為に、次におこる「房総沖巨大地震」を予測する為日々危機感を持って精度を高めるべく切磋琢磨しております。

こんにちは。 (-ノ-)  神やんです。

今日、阪神淡路大震災から20年目の日を迎えました。

自然の驚異には、人間の無力を痛感させられるばかりです。

しかし、尊い犠牲を無駄にせぬようご冥福をお祈りするとともに、これから起こる災害に対して微力を尽くす事を改めて誓う次第です。


01/16 16:45 宮古島北方沖 M4.5 深さ170キロ
01/16 16:48 宮古島近海 M4.0 深さ50キロ
01/16 18:01 滋賀県北部 M2.4 深さ10キロ
01/16 20:26 福島県沖 M3.9 深さ60キロ
01/16 23:51 宮城県沖 M3.5 深さ60キロ
01/17 04:12 台湾北部沿岸 M5.0 深さ30キロ
01/17 11:17 茨城県沖 M3.9 深さ40キロ

●1/15に考察の台湾周辺でM5.0の地震が発生しました。

●1/16に考察の福島県沖でM3.9、宮城県沖でM3.5、茨城県沖でM3.9の地震が発生しました。


2015.01.17

2015.01.12~2015.01.17の震源地図


■火山設置地震計の観察
・有珠山・・・小規模ノイズを含んで過去最高値。
・岩手山・・・年内最高値。
・那須岳・・・ノイズを含んでいるが、平常値内。
・浅間山・・・高い数値を維持。
・富士山・・・やや高めの数値を維持したまま小規模なノイズ出現。
・伊豆大島・・・昨晩から乖離現象とノイズを発生したまま上昇中。
・三宅島・・・乖離差は縮小したものの3日目に突入。
・阿蘇山・・・ほぼ平常値。
・霧島山・・・緩やかに上昇中。


フィリピンプレート応力が『0』となってから本日で3日目となります。

また、対照的にユーラシアプレート応力が過去最高の47.1となりました。

この様なプレートバランスは過去に無く、考察全てが未知のものとなります。

収集データの要件を緩くして傾向値だけで抽出してみましたら次のようなデータが出てきました。

■2014.05.30 北米プレート・フィリピンプレート境界応力 53.0 (当時最も高い値)
■2014.06.07 北米プレート・フィリピンプレート境界応力 19.0 (過去最も低い値)
■2014.06.08 岩手県沿岸南部 M5.2 最大震度4
■2014.06.09 宮城県沖 M4.6 最大震度4

■2015.01.11 北米プレート・フィリピンプレート境界応力 92.3 (観測開始後最も高い値)
■2015.01.17 北米プレート・フィリピンプレート境界応力 13.3 (観測開始後最も低い値)

今週は宮城県沖での発震が多くなっています。

また、境界応力も過去最大から過去最少となっており、落ち幅も過去最大となっています。

火山設置地震計では、有珠山、岩手山、浅間山、伊豆大島、三宅島に変動が見られます。

きめの細かい観察を行って、未知のプレートバランスデータを集めていきます。


【北部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、カムチャツカ半島沖、根室沖、釧路沖、青森県東方沖、岩手県沖、秋田県内陸北部、宮城県沖北部及び沖合、福島県会津地方及び沖合となっています。

【東部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、栃木県北部茨城県北部及び沖合、千葉県北西部及び沖合、新島・神津島近海、父島近海、長野県北部、岐阜県飛騨地方、福井県嶺北、大阪湾、紀伊水道となっています。

【南部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、石垣島近海、沖縄本島近海、奄美大島近海、大隅半島沖、阿蘇地方、筑豊地方となっています。