フィリピンプレート応力が初のゼロに… | 地震大国に住む神やんの考察

地震大国に住む神やんの考察

母親の住む実家と父の眠る墓地が千葉の海沿いの町にある為に、次におこる「房総沖巨大地震」を予測する為日々危機感を持って精度を高めるべく切磋琢磨しております。

こんにちは。 (゚ー゚;A  神やんです。


01/14 21:02 京都府南部 M3.8 深さ20キロ
01/14 21:09 樺太島(サハリン島)西岸 M5.0 深さ570キロ
01/15 00:39 千葉県北東部 M2.5 深さ40キロ
01/15 01:42 栃木県北部 M2.8 深さ10キロ
01/15 10:34 青森県東方沖 M4.5 深さ35キロ
01/15 12:50 長野県北部 M1.9 深さ ごく浅い


●1/14に考察の青森県東方沖でM4.5、長野県北部でM1.9の地震が発生しました。

●1/14の考察で大阪北部としましたが、更に北の京都南部でM3.8の地震が発生しました。

20150115

2015.01.12~2015.01.15の震源地図


■火山設置地震計の観察
・有珠山・・・昨夜から今朝にかけて下降したが再び上昇中。ノイズ多い。
・岩手山・・・緩やかに下降。ほぼ平常値。
・那須岳・・・今朝から上昇。北東面の振れ幅が大きい。
・浅間山・・・更にパルス波の高低差最大、北面の数値が上昇中。
・富士山・・・北面の波形がパルス化してきた。小規模ノイズ含んでいる。
・伊豆大島・・・過去最低まで低下後、現在急上昇中。
・三宅島・・・過去最低まで低下後、現在急上昇中。
・阿蘇山・・・やや乱れているが平常値。
・霧島山・・・昨日から継続して上昇し、現在過去最大。


北米プレート・フィリピンプレート境界応力が45.8まで下がりました。

特に、フィリピンプレート応力が現在『0』となっています。

これは観測開始以降、初めての事です。

当然ながら、過去データの参照が出来ないので近似値を用いて更に、最近の傾向値を加味したうえで考察をしなくてはなりません。

伊豆・小笠原トレンチでアウターライズ地震が発生した直後に、西側のフィリピンプレート応力が『0』になった為、応力の流入が一層起こりやすい環境が出来たといえます。



1/10のブログで『カムチャツカトレンチ応力が高まっている為、今後応力が北海道と青森県東方沖に挟まれた地域に拡散してくる事が予想されます。(震源地図の赤い点線の2枠)』としましたが、今週既に青森県東方沖で3回の地震が発生しています。

今日のプレートバランス計算でも青森県東方沖の発震確率は北部地域で最も高くなっています。

これに関連して、東北沖合での発震確率も比較的高くなっています。


【北部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、カムチャツカ半島沖、根室半島沖、浦河沖、青森県東方沖岩手県北部及び沖合、宮城県沖、福島県浜通り、及び沖合となっています。

【東部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、上越地方、茨城県北部・南部及び沖合、千葉県北部及び沖合、新島・神津島近海、父島近海、三宅島近海、静岡県中部、岐阜県美濃・飛騨、能登地方、長野県北部、愛知県西部、紀伊水道、瀬戸内中部、島根県東部となっています。

【南部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、北マリアナ諸島近海、台湾周辺、沖縄本島近海奄美大島近海、種子島近海、大隅半島沖、薩摩地方となっています。