先日友人に聴きました。
その友人ね。
2年半ほど塀の中にいたんですね
俗世間から隔離されてね。
その2年半の間にも
誰とも話せない3ヶ月とか
あったそうです
誰とも言葉を交わせない状態で
1ヶ月いるだけで
精神的におかしくなってしまう人も
沢山いたそうですが
彼の場合は大丈夫だったって
すごい精神力です
刑期を終えてシャバに出て
真っ先にしたことは何
って聞いてみたらね。
風俗ですって
私の予想だと
まずビールだ
とか焼肉だ
とか想像していたんですが。わははは
我慢してたんだね～と私笑ったんですが
彼は真面目な顔で教えてくれました。
違うんだよ。
刑務所の中って絶対に誰かの身体に
触れちゃいけないの。
お疲れさんって肩叩いたり
物を渡す時に手が触れてもイケナイの。
人の温もりに飢えちゃってね。
人恋しくて人恋しくて堪らなかったの。
性欲じゃないの。
切ない話だな～って思いました
例えば満員電車やらすれ違う人やらに
体温を感じる時ってありますよね
それは往往にして不愉快な感情と共に
そんな愛情を伴わない温もりでさえも
必要としてしまうような
絶対的な孤独ってどんなだろう
そう考えたら
戦争と共に繰り返される大きな過ちの一つ
もこのような理由で存在するのかな～と
思いました。
人間は孤独では一人ぼっちでは
生きていけないんだな～と
温もりが欲しい…
いつもありがとうございます！ポチッとお願いします。励みになります。
↓
にほんブログ村