鳥が嫌い。
いきなり嫌いから始めるのもなんだとは思いますが
父のことを書こうとして嫌いと書き始めるのも
きっと意味のある事なのでしょう。
一昨日は父の日だったんですってね。
ぜ~~んぜん気にしてませんでした。
思いっきりスルーしてしまいましたが
元々お父さんいつもありがとう
なんて言ったことないもんね。
以前書いたような気がするんですけど
私は父親とは仲が悪くて
というか、父親という人は機嫌が悪いと
ちゃぶ台ひっくり返して暴れるバカ男だったので
子供の頃の私は大変怖がっていたものでしたが
長じて中学生くらいになると
今度は心底軽蔑していました。
いわゆるキレる男だけは許せん
と今でも思っていますし
空手を習って強くなりたいと願うのもそれが理由かもしれません。
とにかく父親の存在というのは娘にとっては
あまりにも大きな存在であるのは間違いないでしょう。
大人になっても父親の暴れが治らないので
家を出て東京に上京しましたが
私という娘を失って
妻である私の母を亡くして
年老いて
今、彼の変貌ぶりに私自身は腹立たしい思いがあります。
なんで今頃になってこんな好々爺みたいになってんだ
そして、今や父親の思い出話や愚痴を
何時間も聴いてあげられる存在は私しかいないと
益々、腹立たしい思いです。
父は感情の起伏の激しい人で
悪い人ではありませんが
怒る時には暴れるし
母が亡くなる直前にはうぉ~んうぉ~ん声をあげて泣いていましたし
そのどちらも私にとっては
嫌な思い出でしかありません。
母の件で泣いていたのを見た時には
今更なんだ!
誰のせいで病気になったと思ってんだ!
と憤りを感じたものです。
そして今。
私は
一緒に母の墓参りに行って
父の子供の頃の思い出話を何度も聴いて
愚痴には相づちを打って
たまに帰った時には父の好物を作って。
旅行に連れて行ったり
親戚周りに同行したり
父は帰り際には必ずこう言います。
また来てね。
待ってるよ。
私は父親が大嫌いです。
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