秋の疲れ目ケア!「肝」「腎」を補うオススメの養生
秋は空気が乾燥し、昼と夜の寒暖差が大きくなる季節です。
この時期は、体内の「潤い」が減りやすく、目の乾きやかすみ、疲れを感じやすくなります![]()
秋は「肝・腎のバランスが乱れやすい季節」といえます。
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乾燥 → 「潤い(陰)」の不足
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冷え → 「血(けつ)」のめぐりの滞り
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ストレス → 「肝気(かんき)」の滞り
これらが重なると、「目のかすみ」「視界がぼやける」「ピントが合いにくい」などの症状が出やすくなります![]()
目の不調を感じながら、毎日を過ごしていませんか?
今日は、秋の疲れ目ケアについてオススメの養生法をについて紹介します![]()
肝と腎が「目」と深く関係している理由
疲れ目は「肝」と「腎」の弱りと深く関係しています。
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肝 … 血を蓄え、目に栄養を送る
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腎 … 生命エネルギー(精)を蓄える。老化や疲労に関係
肝は「血」を貯え、目に栄養を送る
肝は全身の「血」を貯え、必要なときに各器官へ送り届ける役割を持ちます。
肝が弱ると「血」が目まで届かず、かすみ目や乾き、視力低下などが起こりやすくなります。
腎は「精」を蓄え、生命エネルギーの源
腎は体のエネルギー(精)を蓄える臓であり、加齢や疲労、睡眠不足などで弱りやすい部分です。
腎の精が不足すると、目の奥が重い・ぼやける・視力が低下するといった症状が現れます。
肝と腎が弱まっている症状
肝と腎が弱まっていると以下のような症状が現れます。
肝が弱まっている時の症状
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目がかすむ
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目が乾く
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充血する
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イライラやストレスを感じやすい
腎が弱まっている時の症状
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慢性的な目の疲れ
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視力の低下
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めまい、耳鳴り、腰のだるさ
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体が冷える
肝と腎は密接に連携しています![]()
腎が弱れば肝の血を作る力が落ち、肝が乱れれば腎の精も消耗します。
そのため、疲れ目を根本から改善するには、「肝」と「腎」を一緒に養う
ことが大切です。
秋におすすめの養生
秋にオススメの目の養生法を紹介します![]()
食養生で体の内側からケア
肝と腎を補う食材をとりましょう![]()
- 「血」を補う食材:「赤い」食材(例:クコの実・黒ごま・レバー)
- 「精」を養う食材:「黒い」食材(黒豆・山芋・くるみ)
そして、秋は乾燥するのでこれらに加えて「潤い」を与える食材(梨、ゆり根、はちみつ、白ごま、豆乳など)を![]()
ポイント![]()
👉肝には血を補う赤い食材、腎には精を養う「黒い」食材。
そして秋は潤いを与える食材がオススメ
睡眠で「腎精」を養う
腎の精は睡眠中に回復します。
夜更かしを避け、23時までに就寝するのが理想です。
寝る前にスマホを見ないことで、肝の働きも安定しやすくなります![]()
温活で血流を改善
目や体が冷えると、血の巡りが滞り疲れ目が悪化します。
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蒸しタオルで目を温める
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首・肩を冷やさない
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入浴で体を芯から温める
温めることで「肝の血」と「腎の精」の巡りが良くなり、目の重だるさが軽減します。
疲れ目におすすめの漢方
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👉 体調や症状によって合う漢方は異なるため、特に妊娠中や持病のある方は、漢方アドバイザーや薬剤師に相談することをオススメします![]()
10年以上目、目のトラブル(朝起きて目がむくんで腫れぼったい、疲れ目、ドライアイ等)を抱えて悩まれていたお客さまから、「最近、目のむくみがとれ、目の疲れが改善して毎日が快適になった
」と嬉しいご連絡をいただきました![]()
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お客さまには、杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)をオススメして飲んでいただいておりました。杞菊地黄丸は「腎」「肝」を改善する8つの生薬が配合されており、目の目の熱を冷まし、血行改善にも良いといわれいます
目の疲れは、養生と漢方で改善します![]()
日々の養生と漢方で自分の体を大事にいたわりながら快適に過ごしたいですね![]()
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