うつ病の薬で不調は治らない
こんにちは
薬剤師・漢方アドバイザーのラニです。
先日、漢方カウセリングをさせていただいた女子高生の事例です
Aさんはイライラと不安、やる気もでないという症状に悩んでいて、メンタルクリニックに通院中。
処方されている薬は、2種類(抗うつ薬と漢方)
Aさん自身は、飲んでも効いている感じがしないので続けて飲めないとのこと。
抗うつ薬として出されている薬は、主に統合失調症に使われているもので、うつの場合には他の治療薬で効果が見られない場合に使われる薬。
「あれ?」これって初めて処方される薬として適切なの
漢方はイライラ・不安時に使われるもの。
Aさん自身は、飲んでも効いている感じがしないので続けて飲めないとのこと。
ドクターに言うと
「回数は減らしていいから我慢して飲むように」
「昼間ボーッとするからなんとかしたい」というと
ドクターは
「カフェインとってください」
不信感が増して、この先どうしようか悩み漢方カウセリングにお越しくださいました。
漢方カウセリングでは、体の状態や生活習慣(食事、睡眠、排泄、生理、嗜好品)、心の状態(今の気持ち、楽しいと感じることなど)、一見関係ないようなことも含めていろいろお聞きしました。
そして、舌診
答え合わせのように体の状態を示していました。
イライラ・不安はいちばん悩んでいることでしたが、話を聞いていくうちに生理の悩みや冷えなどもあり、Aさんにあう漢方を提案。
カウセリングの後半には笑顔を見せてくださりました。
「漢方は心と体を丸ごと診る
漢方の力を使ってバランスをとり本来あるべき状態にする」
対処療法にはない、本質的な療法です。
まずは、Aさんの経過を見守ります。
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