いばりんぼ! Too big for one’s boots
今回紹介する表現は、非常に頻繁に使われる表現の一つである「威張る」というものです。
この表現は、アメリカとイギリスでは異なります。
しかし、大まかな部分では同じなので使い分けて下さい。
イギリスでは、too big for one’s boots 「自分のブーツに対して大きすぎる」です。
アメリカでは、too big for one’s breeches 「自分のズボンに対して大きすぎる」というものです。
いずれもブーツであったりズボンに対して大きくなる=威張る、傲慢になる、横柄になる、そして自信過剰になる、といった意味で使われます。
これらの表現は、未だに英国でも米国でも頻繁に使われますから覚えておくといいと思います。
因みに新聞やドラマにおいても使われる頻度が高いものです。
では、実際どのように使われるか見ていきましょう。
After he was made captain of the team, Frank began to get too big for his breeches. 「チームのキャプテンに選出された後、フランクは威張り始めた。」となります。
この例文を見てわかる通り、この表現を使う場合、get を伴うことが非常に多いです。
その他に、Don’t be too big to your boots, otherwise you will lose your friends. 「そんなに偉ぶるなよ。さもないと友達無くすよ。」なんて使います。
ここからは、私の推測ですから本当かどうかはわかりませんが、よく、日本語でも「身の丈に合う」といった言葉を使いますよね。
「自分の分相応の」といった意味となりますよね。
そこよりも大きくなると、靴も履けなくなるし、服も着れなくなります。
自分を大きく見せたところで、いつもの自分のサイズを超えていますから結局、靴も履けないし、服も着れないですよね。
結局、上手くいかないわけです(今の俺?)。
さて、英国英語では、boots が使われていますね。
Boots にまつわる表現、実はいっぱいあるんですよね。
例えば、lick one’s boots となれば「誰かのブーツを舐める」ということですよね。
そんな行為、かなり屈辱的です。
ですが、何か大事なことのために人はそんな屈辱的行為をするんですよね。
そこから、「人にへつらう」といった意味になります。
ブーツに対し大きすぎると「横柄」で、ブーツを舐めると「へつらう」なんて面白いですよね。
因みに、軍事関係でもブーツを使った表現はあります。
自衛官も米軍人も戦闘服を着用している際は、戦闘靴(コンバットブーツ)を履きますからね。
例えば、boots on the ground 「地上のブーツ」という意味ですが、これは「地上軍」そのものを指します。
例えば、We need to deploy more boots on the ground in Iraq. 「我々は、より多くの地上軍をイラクに派兵しなければならない。」のように使います。
その他にもboots を使った表現は多くありますから調べてみると面白いですよね。
では、また
こうちょ![]()

