日韓における憎悪からの脱却 | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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日本人精神を復古させ、日本人が真のリーダーシップを発揮し、世のため人のため活躍出来るよう、語学教育とリーダーシップ研修を通して皆様と大きな力を作り上げていく熱血講師 ショーン・近藤の公式ブログです!

前回のブログで日韓併合について書かせていただきました。さて、未だにヘイトスピーチが日本では横行し、差別がはびこっています。そして、一方韓国国内に目を向けると民意を統一し、国を動かすエネルギーを作り上げる手として「慰安婦問題」そして「ジャパン・バッシング」を続け、更には竹島への強行上陸なども行っています。

 

私は、心から訴えたいことがあります。双方とも頭を冷やし、真実を見つめるべきです。大凡、当時の日本人は朝鮮の人々に対し、「悪意」をもって接してはいなかったはずです。朝鮮半島の近代化に尽力し、朝鮮人に対し敬意をもって接していたはずであり、またかなり仲良く暮らしていたはずです。新興工業都市・興南では日本人と朝鮮人が共に汗を流し働いていた事実があります。日本は大金をつぎ込み大韓帝国の近代化を加速し、水豊ダムなども建設しています。このダムは、当時出力世界第2位です。また、いじめられていた日本人を朝鮮人が助けてくれた事例も多く残っています。そして、第2次世界大戦に突入した時代では、多くの朝鮮人が志願兵として日本兵と共に戦おうと応募してきたのです。これは、帝国陸海軍が募集した定員のなんと62倍の数に達したといいます。62倍ですよ。ここまで日本人の「和」の心が朝鮮の方々の心を突き動かしたのです。「和」の根底にある「人間としての愛」が彼らの心を動かしたのだと思います。これこそが「和」をバックボーンとしたリーダーシップなのです。日本人であれば、誰でも本来、発揮できるリーダーシップがここにあるのです。これは競争の為のリーダーシップではありません。本来、我々、大和民族が古来から心の中に育み、世代を通して受け継いできた心なのです。これこそ、我らの宝ではありませんか。

 

現代は、米国式に全てが書き換えられてしまい、民族の心を見つけることが難しくなってきています。しかしながら、まだ、我々の心の中に「和」は眠っています。それを呼び起こさねばならないのです。経済においても同様です。利益、利潤、利便、効率のみを追求するあまり競争に明け暮れ、人としての心や精神が疲弊し、遂には人間として再起不能なところまで肉体的にも精神的にも追い詰められる。そのような予備軍を無理やり牽引するための強権的なリーダーシップが求められ、一瞬の栄華を奪取すれば、その人の評価が上がり、更なるトキシック・リーダーシップが発揮される。そうなれば、巷に溢れる米国式の会社運営となり、究極の目標は「金」であり「人」ではなくなるのです。世の中、人こそ必要であれ、金中心ではないのです。金だけあって人がいなければ何も起こらないし、何も残らない。それぞれの人々が助け合って「おかげ様」で事業を営み、物、金、技術、考え、言葉、そして人が世の中を循環し、そして切磋琢磨していくという経済を作っていかなければなりません。

 

もう一度、昔の日本人が持っていた心や精神、昔の朝鮮人が持っいた心と精神を復活させ、共に手を取り合い生きていかなければなりません。攻撃し合っても仕方がないのです。私達は、死後の世界にお金を持っていくことは出来ません。物質を持っていくことは叶わないのです。持っていくことが出来るのは、この物質界で経験したこと、感情や想い、つまり愛や感動のみを次の世界に持っていけるわけです。つまり、如何に何を経験して、如何に人間として感動し、如何に人のために尽くし、如何に生かされた社会に自分の力を還元し、そして自分が生を受けるべくして定められた使命を全うするかがポイントになってくるわけです。このことを心に留め置くことが出来れば、日韓で諍いを起こすことが本当に馬鹿らしく思えてくるわけです。

 

この韓国政府の必要なまでの日本叩きや悪宣の背景には何があるのか?何故、彼らはそのようなムーブメントを起こし民意を統一しようとしているのか?私達は背景を知る必要があるのです。朝鮮戦争後のあの半島の荒廃した土地に、現在の立派な都市が出来、国の経済が回っているが、その財政的支柱は何だったのか?私達は、思わぬところにこの根源を作っている国があると私は思っています。その当該国が悪なのではなく、その国を操っている黒幕がいるのです。私達は、「愛」と「和」の力によって人々を覚醒していかなければなりません。「愛」のムーブメントを作っていく必要があるのです。

 

YOUTUBEに「フリーハグ」と検索をかければ出てくる動画があります。私は、直接面識はありませんが、桑原功一さんという方が一連の動画をアップされております。絶対見ていただきたい動画です。そこには「憎しみ」はありません。純粋に人間としての「愛」を求める人とその求められている「愛」を捧げる人々の姿が映し出されています。本当に素晴らしく、感動する動画です。このムーブメントを起こしている桑原さんは素晴らしい。これこそが本来、私達が心に持つべきものだと思っているのです。これさえ、取り戻すことが出来れば、70年間の憎悪の歴史を見直し、日韓併合の時代に私達双方が持っていた心を取り戻すことが出来るのではないでしょうか。

 

勿論、当時、良くない政治家、政策もあったでしょう。そして、良くない日本人もいたと思います。しかし、総じて日本と朝鮮の関係は良好であったのです。これを在日の方々、そして現在の韓国人、日本人は見つめ直していただきたいのです。

 

私は、現役自衛官の時代に、幸運なことに米軍に留学する機会を与えていただきました。テキサス州のサンアントニオというところに赴任していた際、各国軍人と共に学ぶ機会を与えられました。南北アメリカ大陸、ヨーロッパ、オセアニア、アジア、中東、そしてアフリカ。ありとあらゆる地域から軍人が集結し、共に学ぶ、平時の国際連合軍です。アジアからは日本、韓国、モンゴル、フィリピンから軍人が来ておりました。彼らと共に学び、遊びました。私は、特に韓国軍軍人とよく飲みました。腹を割って、酒を酌み交わせば、やはりアジアの友人です。仲良くなれる。真に相互理解を深めるところまではいけなかったかもしれませんが、それでも軍人同士では少なくとも連帯感を持つことは出来たのです。前回お話に出させていただいた白将軍も亡くなられた朴正煕大統領も、帝国陸軍の満州国軍官学校や陸軍士官学校で学び、自らの命を賭けて職務に精励されていたと思います。そんな彼らだからこそ、日本人精神にも惚れていただろうし、共に日本兵と戦おうという気持ちがあったのでしょう。同じ釜の飯を食った仲間なのです。現代の私と前出した韓国軍兵士も同じです。共にやろうとという気持ちがあれば、そこに共に励まし合い、切磋琢磨しようという気持ちがあれば、国は違えど、立場は違えど、お互い人間として「愛」をもって接し、尊敬の念をもって接することが出来たのだと思います。

 

人生、高々80年。いがみ合った想いを魂に刻み、肉体を捨て天上界に行くのでは、せっかく命を頂いたのに勿体ない。こんなに短い時間しか私達は、人間としてこの地上に居れないのであれば、競争や紛争を起こしたり、悪意を持って金儲けするより、清く富み、共存共栄の道を模索し、そして「愛」を広め、「和」を重んじる人間になっていった方が良いのではないでしょうか。

 

リーダーシップとは、その究極の目標達成のための力なんだと私は思っています。

 

本来あるべきリーダーシップについて。

 

グイグイ引っ張ったって動かない。

 

寄り添って温めてあげたらすぐ動く。

 

力技じゃなくて、「愛」があれば、人は、物事をよくするために動くもんだなぁ。

 

だって人間、愛を源として命を授かっているのだから。

 

続く