小林麻央さん抗がん剤投薬腹をくくる be willing
昨晩、社会人男性の個人レッスンをした際、そのお客様から要望があったトピックは、早期癌発見技術に関するスピーチでした。
そのスピーカーは、乳がんで苦しんだ叔母を見ていた経験から医療技術の革新によってビジネスとしてではなく、人道的見地からこの簡単で安価な方法を完成させ、世界に広めるという目標を持って日々頑張っているというお話でした。
そこで、話題になったのは、今や離婚問題で話題(She is an item = 噂の的)となっているアンジョリーナ・ジョリーのお話です。
彼女は、研究、勉強、そして自分の親せきや先祖の死因から考察して乳がんにかかるリスクを無くすため乳房を取り除く手術をしました。
この際、話題になったのは、乳房の再構築外科手術のお話などです。
ここで、その生徒さんと話したのは、乳がんの発生要因として遺伝要因は20%程度だということでした。
従って、20%のリスクがあるから乳房の摘出手術をするのはどうなのか?というお話もしました。
本当に難しい選択です。
また、乳がんのシステムを考察した際にキーとなるのは血液だそうです。
お乳の元は血液ということで、その辺に異常をきたし、癌を患ってしまうと、血流にのって癌細胞が一気に体中を巡ってしまうため、乳がんに罹患すれば、ステージ進行は非常に早いということでした。
ここで、話は市川海老蔵さんの妻、小林麻央さんに移っていきました。
彼女はブログで「抗がん剤(anticancer drug)」の服薬を避けたかったという気持ちを吐露しています。
しかし、お母さんから、「抗がん剤と友達になるのよ。」と言われ、「どうか、私の癌を小さくして下さい。私はあなたに期待しています。」と話しかけ始めたそうです。
そして「怖く思えていた抗がん剤にも感謝の気持ちが湧いてきました。」と述べています。
つまり、腹をくくったわけです。
そして、海老蔵さんは「すごい所で、麻央は戦っているのだ。」ということを再認識したということです。
今回は、「腹をくくる」という表現を考えていきたいと思います。
日本語の意味は、「いかなる結果にもたじろがないように心を決める。覚悟する。」ですね。
簡単に言えば decide とか make up one’s mind to ~でいけそうです。
しかし、今回は、ポジティブな感情を汲みして be willing to take anticancer drugs といきましょう。
これであれば「快く~する、~を望んでいる、~を同意している。」といったニュアンスが出てきます。
必ず治すという意気ごみを込め、前向きに決心し、腹をくくったという感じが出るのではないでしょうか。
現在乳がんになる確率はびっくりするほど高いようです。
女性の皆さま、早期発見が完全治癒に繋がる道だそうです。
面倒で痛みが伴い、恐怖心が煽られる乳がん検診ではありますが、将来の皆様の人生のために定期的に受検してください。
では、現在病魔と闘っている多くの女性を心に想い祈って今回のブログを締めたいと思います。
では、また
こうちょ