目を覚ませ!現実を見ろ! Wake up and smell the coffee
今回紹介する表現は、「目を覚ませ!現実を見ろ!」です。
これは、「臭いものには~」とか、「都合の悪いこと」を直視せずに、「何とかなるよ」と考えている人に結構直接的に使われる表現ですね。
実際、何とかならない状態になりかけている場合、受動的にしていても物事は何の解決にもつながらないわけです。
そんな時、「目を覚ませ!現実を見なきゃ。どうする?どうしていかなきゃならないの?」といった感じの助言を与える場合の表現です。
それが、Wake up and smell the coffee ですね。
「目を覚まして、コーヒーの香りを嗅ぎなさい。」そして、「頭を動かして、能動的になりなさい。」とか「気を抜かないで。油断しないで行かないと。」みたいなニュアンスも入ってくると思います。
私も、自分の事業の将来的な展開を日々考えているんですが、知り合いの社長さん達からの将来的なビジネス・ビジョンを聞いていると、「自分の考えていることは、まだまだ地に足が着いていないな。もっと、現実を見ていかなきゃならないな。」と感じます。
そんな時、自分に言い聞かせなきゃならない言葉の一つが I need to wake up and smell the coffee. なんですよ。
やっぱり、世間の多くの若手社長さん達は、もの事に関する洞察力・理解力・決心力・胆力・慈愛力・情報収集力・行動力・達成力が素晴らしいんですよ。
そして、私も日々、色々学んでいます。
「ぼさ~っとしてても何も起きない。始まらない。動かないとね。行動して感じることが大切ですよね。」
私の事業の芯となる部分をしっかり強化しながら如何に発展させ、そして社会に貢献できるようにするか。
これにしっかりと向き合うために wake up and smell the coffee していかなきゃいけませんね。
では、今日の表現のネイティブっぽい使い方を見ていきましょう。You will have to wake up and smell the coffee if you plan to make any kind of contribution to this meeting. 「会議に貢献したいなら、積極的にいかないとね。」
こんなニュアンスで使われると思います。この「積極的に~」というのは、受動的ではなく、参加者の話をきちんと聞いて(周囲に注意を払って)、頭を回転させ(目を覚まして)、どのようにその会議に貢献できるか(論理的構成のしっかりとした発言をして結論を導けるように)という意味合いがあると考えてもらえばよいと思います。
この表現、結構頻繁に使われる表現ですので覚えおいてくださいね。
ネイティブは、会話の中に本当に多くの idioms が使われます。
ここで紹介する表現を覚えておかないと、やっぱり、なかなか彼らの会話にはついていけません。
勿論、映画やドラマでの英語もちんぷんかんぷんになります。
語源を辿り、時代的背景を知ると本当に言葉は面白いと思います。
皆さん、興味を持って勉強に励んでみてください。
横浜はあいにくの雨ですけど、よい週末を
こうちょ