たいこ腹 Spare Tire | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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たいこ腹 Spare Tire


今回紹介するのは、「たいこ腹」という意味を持つ spare tire です。


日本語にもあるように本来であれば、車がパンクした時のための予備のタイヤを指しますよね。


英語では、お腹の周りにある脂肪やぜい肉のことを指します。


食糧危機の予備として備えているわけではないでしょうが、このような呼び方になっています。


さて、アメリカ政府の医療費に関する予算の70%は、今も30年前も変わらず同じ病気の治療費として充当されている現状をご存知ですか?


こんなに医療技術が発達しているにも関わらず、多くの医療費が30年前と同じ病気に使われている?


そうなの?


と耳を疑うかもしれませんが、それは事実なのです。


この病気は、成人病です。大きな一括りですが、生活習慣による病気に対する治療に、驚愕の治療費が今だに使われています。


喫煙、飲酒、偏食(脂肪、糖類、塩分摂取過多)、ストレス、運動不足、様々な原因が考えられますが、平素から予防意識を持って精進すれば予防できるものなのですが、多くの人間は、それを変えることができず、成人病を発症し、治療を続けているのです。


治療をしている間は良いのですが、「喉元すぎれば、~やら」で治療の目処が付くと、また元の生活習慣に戻っていく。


そして、人々はお腹の周りにお肉を蓄えていくのです。


皆さんもご存知のように、アメリカでは自分を管理できなければ部下を管理できないと言われるほどで、出生街道(Fast Track)を走りたければ、tall and slim に気を付けなければなりませんし、spare tire を削ぎ取るため日夜、work out(運動)にも勤しまなければなりません。


「恰幅がよいことはいいこと」のような考えは、今のアメリカでは通じません。糖尿病や肥満に悩む大国、アメリカの姿がそこにはあるのです。


アジアでは、「太っている人」は、貧相ではないことから美男美女と考える国は少なくありません。


しかし、アメリカのように行き過ぎてしまうのも考え物です。


何事もバランスが大事ということですよね。


では、使い方を見ていきましょう。Hey, dad! You should go on a diet. Your spare tire is getting too big to your pants! 「お父さん、ダイエットしたほうがいいよ。たいこ腹、大きくなりすぎてパンツ履けないんじゃない?」


子供さんの言葉が聞こえてくるようです。


アメリカは、経済、軍事などの分野で世界で突出した国です。


無論、国土も広いし、未だに人口も増加している。


なんでも大きくなっていますが、体も同様に大きくなってきて、国民の肥満は今や社会問題。


なんでもかんでも大きいでは大変ですよね。


車には spare
tire を載せておけば替えることはできますけど、人間の体はそう簡単には替えることができませんから大変です。


お互い、一つしかない命と体。


うまく付き合い、限られた時間を使っていかなければなりませんよね。




では、また


こうちょにひひ