米軍 仮眠タイム Rack Operation | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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皆さん、こんにちは。


今回紹介する表現は、残念ながら一般の方はほぼほぼ使わない表現です。


実は、今回紹介する表現は、米軍で使われる表現です。


「仮眠」を意味する Rack Operation です。


Rack とは、「網棚」を意味する言葉です。


兵士が寝るのは、網棚ではないですが、それに似ているような簡易ベットで寝ます。


これは、自衛官も同じです。


自衛官の場合は、そのような簡易ベットに寝れる時もあれば、そのままテントの床に簡易的なマットを敷いて寝袋(スリーピングバッグ)で寝る場合もあります。状況によりけりですね。


米軍は、遠征部隊です。


アメリカ国内での戦闘を考えていないわけではないのですが、通常、アメリカ本土に危害が加えられないよう、本土に火の粉がかからぬように、問題の根を早めに摘み取るため、米軍を遠征させ軍事作戦を行います。


従って、原則的に遠征をして軍事行動を行う、という流れになっていきます。


海外に展開した場合は、当初拠点作りから始まります。


拠点には、何もありませんから、寝るスペースを作り、cot と呼ばれる簡易ベットを展開していきます。


しばらくは、その簡易ベットで寝ることになります。


米軍は、様々な職種があります。


例えば、契約職種。


この契約職種の兵士が、米軍展開に必要な施設の借用のための契約や、宿泊施設用の契約、飲料水の契約など、様々な契約を専門的に行い、展開部隊の主力が来るまでのお膳立てをしていきます。


そのような契約を結んでいき、部隊が徐々に到着し、部隊の展開の規模が大きくなっていっても、基本寝るのは cot なんですね。


そして、軍事作戦を行う前に彼らは現地での地形や気候などへの習熟訓練や、実際行う軍事作戦の事前予行訓練などをし、準備態勢を整えていきます。


そんな忙しい遠征の日々においても、士気をを維持するため休みを取らせます。


体を休ませ、体力の温存も重要なことなのです。


例えば、本日の午後は、訓練なし。


ゆっくり休んでいいぞ!ってな場合は、cot でゴロゴロできますから、これが、Rack operation となります。


仮眠とか昼寝休憩といった意味合いで使われる言葉ですね。


今回は、皆さんが一般の会話ではなかなか使える表現ではありませんでしたが、参考までにシェアをさせていただきます。


では、よい日曜を


こうちょシラー