2+2は4ではなくて5!?
英語の表現で、put two and two together and make five というのがあります。
2と2を足して5という結論に達する、というものです。
つまり、「誤った結論に行きつく。」ということです。
見たり聞いたりしたことを考え合わせた結果、間違った結論にいきついたという意味です。
面白い表現ですよね。
この反対が、「2と2を足して4になる」という表現です。
Put two and two together and make four です。
通常は、put two and two together の短いバージョンで使われます。
この場合は、「見たり聞いたりしたことを合わせて総合的に判断する」といった意味になります。
また、「2+2=4は常識、よって正しい結論に行きつく」といった意味にもなります。
さて、使い方を見ていきましょう。
They are going to put two and two together. 「彼らは、(正しく判断して)理解するだろう。」とか、Putting two and two together, I think he is the best leader.「あれこれ総合的に考えると、彼は最高のリーダーだと思う。」のように使えます。
さて、皆さんの周りに2+2=5となる人いますか?
例えば、自分が見たり聞いたりしたものを自分勝手に色々粉飾して、事実から大きく湾曲して誤認し、それをあたかも本当の事実だとして話を展開する人いますよね。
そういう人は気を付けないと大変なことになります。
想像力が逞し過ぎて、更にそれを事実だと誤認し、主張してくるタイプは厄介です。
そのような人は、周りや状況を混乱させます。
If you have someone who puts two and two together and makes five in your team, you need to keep your eyes on that person. 「間違った結論に行きつくような人があなたのチームにいるならば、目を光らせておく必要があるよ。」となります。
皆さんもそうならないように、論理的に思考できるようにトレーニングしていきましょう。
では、また。
こうちょ