責任転嫁 Pass the buck | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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責任転嫁 Pass the buck

今回紹介するのは、「責任転嫁」という意味を持つ pass the buck という表現です。


buck は、複数の意味を持つ単語で、辞書を開いてみても3~4つほど出てくると思います。


先ず最初に出て売るのは、ドルとして使われるbuck です。


また、次に出てくるbuckは、「背を曲げて跳ね上がる。」などの意味を持つ動詞です。


で、今回紹介する、「責任」を意味する buck があります。


この「責任」として使われる場合は、必ず冠詞のthe を付けるようにしてください。


使い方としては、That’s your problem. Don’t try to pass the buck to someone else. 「これは、君の問題だ。誰かに責任を転嫁しようとするなよ。」となります。


実際、このbuck を「責任」として使った例は多くあり、米国トルーマン大統領の座右の銘においても使われています。


The buck stops here. 「責任は、ここで私が取る。」


ここには、究極のリーダーシップが見てとれますね。


仕事を完遂する際、「全ての責任は、指揮官である私が取る。」と言っています。


その気構えがあるからこそ大統領という要職をこなせたのでしょう。


指揮には、指揮権という固有の権限があり、それに相応する責任が存在するということです。


企業などの組織にあっても、指揮権をもって人を動かす立場にある人は、責任を果たさなければなりません。


その「責任」を他人に転嫁することはまかりならないのです。


The buck stops here. And the buck stops with me. 「責任の所在はここにある。責任は私にあるのだ。」



しっかりと、こう言える経営者に一歩でも近づけるよう日々精進です。


では、また


こうちょべーっだ!