タダ同然 Peanuts
世の中にとって重要なものの一つは経済ですよね。
お金が回ることによって経済が回ります。
お金なくしては、人はものを買うこともできません。
人間が動くための動機の一つとしてお金というものは大きな存在であると言えます。
勿論、良心からくるボランティア活動に参加するという行動もあります。
そこには報酬を期待することなく、困っている人を助けるという「義とか情」いったものが根底に流れていると思います。
一生懸命に頑張っている人ほど、自分のビジネスにおいても、ボランティア活動においても「しっかりと目標」をもって「為すべきものは何か」を追い求め、「計画」を立て、しっかりと行動を律することができるのではないかと思います。
さて、普通、人は自分が何かのために動くときは対価としての報酬を求めます。
人は、その人が行う行動に関して評価し、利益を計算します。
自分の基準を満たす「仕事」であれば、行動を決心しますが、それに見合わない「仕事」であると人間、動こうとしません。
つまり、タダ同然の仕事は「お断り」というケースも決して少なくはありません。
今回は、この「タダ同然」という表現の英語です。
それは、peanuts です。Peanuts と言えば、食べる豆ですよね。
その他にも「少額のお金」といった意味があるのです。
語源は定かではありませんが。
さて、使い方を見ていきましょう。
I am not going to work for peanuts. 「タダ同然の仕事はやらないよ。」とか、I get paid peanuts.「給料は雀の涙ほど」といった使い方まであります。
ニューヨークのマンハッタンで活躍する所謂メジャーリーガーとも評される敏腕弁護士なんかは、巨額のお金が絡む仕事をし、誰もがうらやむ生活をしています。
でも、そんな彼らも「良心」の声に従ってボランティア活動なんかするんでしょうかね?
さて、このpeanuts には、その他に「つまらないもの」といった意味があります。
ですから使うときは気を付けてください。
因みにマンガの「スヌーピー」も現代は、peanuts ですよね。
一説には「ピーナッツでも食べながら気楽に楽しんでほしい」といった思いが込められている、という話もありましたが、これは「事実とは異なる」と原作者は述べています。
いずれにしても、peanuts にはあまりよいイメージは無いようです。
では、また
こうちょ