大金をつぎ込む Pretty Penny
今日は、金曜日。
特にお金に関係するわけで金曜日と名付けられたわけではないのですが、せっかく「金」と付いていますので今日は「金」にまつわる表現について紹介したいと思います。
皆さん、ご存じのようにアメリカの通貨の単位はドルですよね。
1ドルは100セントです。
硬貨は、1セント、5セント、10セント、25セント通貨が主に流通していますよね。
あまり見かけないのが50セントと100セント硬貨です。
また紙幣は、1ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドル札が流通しています。
アメリカでは高額な紙幣はあまり流通しないのでレジなどで高額な紙幣で支払いをしようとすると本物か偽物かを調べられるのが普通です。
特に、これは手続きの一環のようなものなので、「自分は東洋人だから疑われているのか?」などと思う必要はありません。
さて、コインに話を戻します。
それぞれのコインには愛称が付いており、通常アメリカ人はその呼称を使うことが多いです。
1セントはペニー、5セントはニッケル、10セントはダイム、25セントは4分の1を表す英語のクォーターと呼ばれています。
今回は、最も価値の小さい1セント硬貨が主役です。
つまり、penny です。
Pretty という単語は「可愛い」という意味で普段使われていると認識する日本人が多いと思いますが、「かなり」という意味で使われることも多いということを覚えておいてください。
今回の表現の場合は、意味的に「かなりの量のペニー」という感じになります。
つまり、「ちりも積もれば~」ではないですが、1セントでも積もれば、といった感じです。
そこから転じて「大金」を指すようになりました。
では、使い方を見ていきましょう。
Their house is beautiful. They must have paid a pretty penny for it. 「彼らの家は綺麗だね。大金をつぎ込んだに違いない。」といった感じになります。
では、よい週末を
こうちょ