激励の言葉 Pep Talk | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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激励の言葉 Pep Talk


今週は、結構忙しく動き回らないといけない状況です。


まず、明日は新規のお客様がプライベート・レッスンのトライアルで教室にまいります。


水曜日にも1名様ご来店。


そして、木曜日には六本木のホテルにリーダーシップ研修の説明に行ってまいります。


また、土曜日は法人リーダーシップ研修があり、来月からその法人で英会話研修も同時に始まる予定です。


更に、来週には神奈川県の中小企業の社長が集まりビジネスマッチングの会合があります。


これらの動きに対応するために、自分自身に発破をかけています。


というわけで、本日も朝からガツンと頑張ります。


この「激を飛ばす」とか「発破をかける」という感じで「熱意」や「決意」を植え付けようとするときに話す激励の言葉を pep talk と言います。


この pep talk というのは非常に大事です。


人間、目標に向かって歩んでいる時、順調に全て物事が進むことってほとんどありません。


何かしらトラブルが生起し、それを解決し、一歩一歩目標に向かって歩を進めるわけです。


自分で何とかマネージ出来ている分には大丈夫ですが、ヒトからの助言や援助無くして進めない場合も勿論あります。


そんな時、人は自分の無力さを感じ、絶望感を味わい、継続のための気力をなくしかねません。


でも、誰かが背中を押してくれたり、誰かが手を差し伸べてくれたり、誰かが声をかけてくれるだけで人は、勇気を持つことができます。


そこが大事ですよね。


私も、現役自衛官時代、非常に厳しく若手自衛官を教育してきました。


学生自衛官には恐れられていたと思います。


でも、絶対全員を卒業させると決意しながら、学生と対峙しておりました。


何がなんでも全員一緒に卒業を目指していました。


課程の全員が良い成績を修めており「問題の無いクラス」というのはありませんでした。


常に誰かが学業上問題を抱えていましたし、学業的に問題が無くとも資質面で問題がある学生もありました。


様々な問題を日々解決しながら、教官と学生が目標である卒業に向け一歩一歩進んでいく教育を展開しておりました。


毎朝、毎夕、朝礼と終礼で pep talk を言い続けてきました。


それが私の仕事でした。


意図的に厳しく締め付けた教育でしたので、結果、自衛隊の教育の中でも1・2位を争うくらい精神的に厳しい教育になっていました。


何故、そこまで厳しくしたのかと言えば、言語を操り、人や組織を動かす厳しさとそれに伴う責任感を学生自衛官に感じ取っていただきたかったからです。


多くの学生が涙し、悔しい思いをし、その中でも達成感を持って卒業し、今の自衛隊を支えていると思います。


彼らが心の中でどう思っているかはわかりません。


しかし、熱い思いを伝え、決意を伝え、彼らを鼓舞してきたことは本当です。


彼らが、将来、階級が上がり、後輩を育成する立場に立って、組織の重要性を説き、組織に貢献するため何かをしていかなければならない地位と役割が与えられたとき、彼らが私の教育の中で感じたことを後輩に伝授していってくれたら、と思っています。


その時、やはり、重要なのが Pep Talk なんですよね。


「大丈夫だ!俺がついてる。俺が見てる。一緒に進むぞ。」と言って後輩を善導する先輩になってもらいたいと思います。


さて、自衛隊への想いはこの辺にして、pep talk の使い方についてみていきましょう。


The men are losing their interest in the project, so I think I’ll give them a pep talk. 「男たちは、この計画に関して興味を失いつつある。ここで激励の言葉をかけよう。」という感じです。


みなさん、人間、一人では生きていけないものです。


自分が pep talk が出来るときは、積極的にしてあげていきましょう。


それが、あとから大きな恩となって帰ってくるかもしれません。