魚をフライにしないと Other fish to fry
本日紹介する表現は、「ほかにしなければいけない大事なしごとがある」という意味の have other fish to fry という表現です。
因みにこの表現は、イギリスで生まれた表現ですね。
英国で「定番の食事」と言えば、フィッシュアンドチップスですよね。
白身魚に衣をつけて揚げたものと、ポテトフライを合わせたもの。
ビールを片手に、これをつまんでリラックス・リラックスというイギリス伝統のファストフードです。
この表現の由来と考えられているのは、その昔、魚をフライにして保存食にすることが重要な仕事であったことからという説があります。
なるほど、昔は冷蔵庫なる貯蔵のための器材も無いわけですから食料を保存し、命を繋ぐというのは非常に大事な人間の営みだったんでしょうね。
この表現、もう一つ異なる言い方があります。
それは、have bigger fish to fry です。
気を付けていただきたいのは、この bigger fish には冠詞が付かないということです。
では、使い方を見ていきましょう。You need help? 「手伝おうか?」It’s O.K. You have other fish to fry. 「大丈夫だよ。君にはもっと重要なすべきことがあるじゃないか。」といった感じになります。
これが、サラッと出てくればなかなかですよ。
では、また
こうちょ