今日、紹介する idiom は、勝負などが「接戦」とか「互角」といった意味を持つ neck and neck です。
どのような状況から生まれた表現かと言いますと、競馬からなんですね。
競馬の好きな方はわかると思いますが、1着から最後尾までどの程度の差があってレースが終わったかというのが発表されます。
例えば、1馬身差と半馬身差という表現があります。
これは馬体1頭分の差、若しくは馬体半分の差がありました、といった意味になります。
従って、3馬身差などとなれば、「圧勝」といっていいと思います。
また、際どいレースとなれば首差とか鼻差といった表現でレースの判定結果が公表されます。
このようなレースは必ず写真判定が行われるんですね。
この首差のレースのことを表現したのが neck and neck なのです。
例としては、The horses ran neck and neck. 「馬は接戦だった。」とか、It was a near race, a neck and neck race. 「際どい競争だった。」のように使います。
特に、競馬の時だけといった表現ではありませんが、やっぱりピンとくるのは競馬ですかね。
では、また
こうちょ