Merry Christmas!
Happy Christmas!
クリスマスをお祝いするときは様々な表現があります。
ここで、気をつけなければならないのが宗教的意味合いです。
日本人は、あまり宗教に関して執着心がないため気にはしてないのでしょうが、 クリスチャンからすると、「あなた、キリスト教じゃないのに、メリークリスマスって言うの?」って思う人もいるので気を付けてください。
また、イスラム教、ヒンズー教、仏教などその他の宗教を信じている人も多いため、英語的に無難な表現は、Happy holidays! です。
これなら、誰の気持ちも傷つけることはありません。
また、この季節、日本の町のいたるところで、クリスマス・ソングを聴くことができます。
しかし、アメリカ人の中には気になる人もいるようです。
例えば、町のデパートで「サ~イレン・ナ~イ」とかきよしこの夜などが流れると、「教会でもないのに、こんんな神聖な曲かけてどうなのかしら?」と思う人もいるようです。
商業的にも大きなイベントですが、しっかりとした宗教的な意味合いを理解することは文化交流の面においても非常に重要なことなんでしょうね。
さて、今回紹介するIDIOMは、クリスマスに冠したものです。
まず、1つ目は、「自殺行為」や「悪い結果になるとわかっているはずの行動」という意味を持つ Like turkeys voting for Christmas です。
この表現は、イギリスやオーストラリアで使われている表現です。
クリスマスにターキーを食べる習慣を考えてみると、実際食べられる七面鳥が、「クリスマス万歳」と言ってしまう=自分たちが殺されて食卓に並ぶ=自殺行為という感じで使われるようになったと推測します。
例えば、It would be like turkeys voting for Christmas. 「それは、自殺行為になるよ。」という感じで使います。
クリスマスなのに、ちょっとブラックな表現を紹介しました。
次は、楽しい表現です。
何か、いいことがあった場合に使える表現です。
Christmas came early this year. 「今年は、クリスマスが早く来ちゃった。」という表現です。
やはり、ギフトをもらえる行事の一つですから、何かいいことがあったら、このような表現を使うんですね。
日本人的に言ったら「盆と正月がいっぺんに来たよ。」みたいな感じですかね。
今宵は、キリスト教信者にとっては「聖なる夜」です。
そのようなことに心を置きながら、今宵過ごしてみることも大事かもしれませんね。
では、また
こうちょ