こりゃ、難しいな Long shot!
今回紹介する idiom は「やり遂げるのが難しい事」、「当たらなさそうなこと」、「見込みがなさそうなこと」、「可能性がかなり低そうなこと」を意味する long shot です。
かなり、否定的な意味合いを持つ表現ですね。
しかし、実際使うときはプラスに会話を持っていくために使う表現の一つと言えます。
何故、「長い発砲」が、このような否定的な意味合いを持つことになったのか?というと、昨日のブログではないのですが、この表現も「銃」から出てきた表現なのです。
武器として開発された「銃」は、様々な段階を経て今や高性能な小銃や機関銃があります。
しかし、その昔、発明されたばかりの「銃」は、接近戦なら「当たる」けれども、遠くの標的を射止めるのは、性能上、至難の業であったようです。
私が、現役自衛官時代、メインに扱っていた小銃は、何百メートルも離れた標的を射抜くことが可能でした。
しかし、小銃開発初期は、技術的に難しかったのでしょう。
では、実際にこの否定的な表現が、如何に肯定的な意味合いを出すように使われているのか見てみましょう。John: Who do you think is gonna ( going to ) win? 「誰が勝つと思う?」 Robert: I know it’s a long shot, but I hope I do. 「それは難しいことだと分ってるけど、自分が勝てればと思っている。」のように、否定的な表現ですが、見事に肯定的な発言に繋げていますよね。
このような使い方がよくされると覚えておくとよいでしょう。
では、また
こうちょ