Hey Say JUMP 第2弾!
本日のIDIOMですが、Jump 第2弾ということでお送りしたいと思います。
すいません、Hey Say Jump とはあまり関係なくて。
では、一発目!Jump the gun です。この表現は、銃の上をジャンプするという意味ではなくて、徒競走などで「位置について、用意、パン!」のピストルことを指しています。つまり、フライングのことを指しているんですね。
つまり、「合図より先に飛び出す」という意味から「許可なく早く始める」といった意味になります。
私も、現役自衛官時代、学生自衛官が、指示を受けずに物事を自己判断の上で進めてしまい、状況が悪化する恐れがあったりしたときに、”Don’t jump the gun. First you need to get the instructions from me on the right place and time.”「勝手に始めるな。当初、私から正しい時と場所で指示を得なさい。」と指導してきました。
その他にも、We jumped the gun and left an hour earlier. 「我々は、1時間早めに出た。」と使います。
次の表現は、jump to a conclusion と jump to conclusions です。
前者は、「早合点する」、「結論に飛びつく」、「短絡して結論付ける」といった意味になり、後者は、「勘違いする」、「早合点する」、「速断する」と言った意味があります。
前者は、英語訳的には、make a quick but unjustified decision で「速断ではあるが、筋の通らない決断」といった意味で、後者は、make a hasty decision before the information is complete で「情報が全て集まらないのに拙速な決心をすること」といった意味になります。
英訳的には少しニュアンスが違いますよね。
では、前者の使用例をみていきましょう。
Don’t make a conclusion. We need to see what’s going on for a while. 「すぐに結論付けないようにしよう。
しばらく様子を見る必要がある。」といった感じです。
後者は、We must not jump to conclusions. 「拙速に結論出してはいけない。」という感じで使います。
では、jump の最後の表現をみてみましょう。
Jump up on です。
英訳では、have an advantage gained through acting earlier 「早めに動くことによって、優位性を得る」といった意味になります。
例えば、It seems that the opponent is already one jump up on us. 「敵チームは、既に我々より優位な立場にいる。」という感じで使えます。
Jump そのものは多くの意味があります。一度辞典を調べてみてください。多分多くの意味があるので皆さん驚かれると思います。
では、また
こうちょ![]()