ディズニー映画 インサイドヘッドは Inside Out
今回紹介するIDIOMは、 Inside out です。
これは「裏返し」と言った意味です。
「服を裏返しに着る」といったときに使う表現です。
英語での意味は、with the inner side turned toward the outside となりますね。
使い方としてはTom has his sweater on inside out. 「トムはセーターを裏返しに着た。」となります。
その他に、「裏の裏まで徹底的に」という意味もあります。
例えば、Tom knows Shinjyuku inside out. 「トムは新宿を隅から隅まで知っている。」となりますね。
これと似たような表現で、upside down があります。
これは、「さかさまに」といった意味ですね。これにも inside out と同様に「完全に」とか「すっかり」の意味があります。
例えば、The success of his investment turned his life upside down. 「投資の成功で彼の生活は一変した。」となります。
ところで、今年の夏、ディズニーピクサー映画で「インサイドヘッド」というのが公開されましたね。
竹内結子さんとか大竹しのぶさんが声優として参加された映画です。
この題名は邦題で「インサイドヘッド」となっておりますが、オリジナルは「インサイドアウト」なんですね。
ライリーという女の子の心の感情のお話です。
心の中の感情の葛藤があって、本当はいつもハッピーでいたいのに、表にでる感情は、「怒り」だったり「悲しみ」で小さな女の子にとっては、それらの感情をコントロールするのが難しいのでしょう。
心と表に出る表現は「裏腹」なところから、inside out という題が付けられたのかもしれません。
ディズニーの映画って、一見「子供向け」のような感じなのですが、実際は「大人」が見てもとても勉強になるものが多いですよね。
私は、この映画のブルーレイを買おうと思っています。
これは、心を元気にしてくれる映画だと思っています。
因みにこの映画監督のピート・ドクターは、自分の娘の成長や感情の変化に戸惑う気持ちが制作のきっかけになったと語っています。
おまけ話ではないですが、映画の中でライリーの嫌いな食べ物として登場するのが「ブロッコリー」です。
このブロッコリー、アメリカでは子供の嫌いな野菜の代表です。
日本では「ピーマン」が定番ですけどね。
では、また