皆さん、お早うございます。
週末です。
晴れは、今日だけで明日からは西日本からお天気崩れるようです。
今日の秋晴れは、貴重ですよ。
では、本日のIDIOMいってみましょう。
今日紹介するのは、High and low です。
20年位前に、今は亡き愛川欽也さんが司会を務めていたクイズ番組ハイアンドローというものがありました。
これは、一世を風靡しました。
そしたら、今は3代目Jソウル・ブラザーズの HIGH & LOW というドラマがあります。
曲名にもちらほらあるのが、この言葉。
では、実際、英語ではそういう意味なのかと言えば、「全ての階級の」とか「いたるところ」といった意味なのです。
これは副詞として使うので動詞に付けて使います。
例えば、We searched high and low for the book but didn't find it. 「僕たちは、本をあちこち探し回ったけど見つけることは出来なかった。」という感じです。
日本人は、ちょっと間違った感覚で覚えがちなこの表現。
なんとなく「高いか、低いか」みたいな感覚で捉えがちですが、このような意味があるのです。
その他、You can't hunt high and low in Koran, they tell me and find no dress code. 「コーランのどこにもドレスコードがあるとは書いていない。」という意味になります。
つまり、コーランには、イスラム教の女性はブルカ(目だけを出して頭から足元まで覆う薄絹地の服)を着なさいということはどこにも書いてない、ということなんですね。
因みに、この High and low に s を付けて highs and lows にすると名詞になり、意味は「浮き沈み」とか「栄枯盛衰」となります。
この high には多くのIDIOMがありますので、ついでに紹介しましょう。
先ず、形容詞で high and dry は、「(船が)岸に乗り上げて」という意味があります。
これは、あまり使わないかもしれませんが、もう一つの意味は、「見捨てられる」という意味があります。
後者の意味は、結構使われます。
例えば、Why did you leave me high and dry yesterday? 「どうして昨日、すっぽかしたの?」といった感じですね。
また、「私を見捨てないで。」という場合は、Don't leave me high and dry. と言う風になります。
次の形容表現は、high and mighty です。
いかにも強そうな表現です。
意味は「横柄」とか「傲慢」といった意味になります。
次は、感情とか緊張が高まったときに使う表現です。
run high です。
日本人が使う、「テンション」。
なんか、気分が盛り上がったり、下がったりの時に使いますよね。
英語では、「緊張」という意味ですよね。
日本人が普段使う「テンション」はそのまま使ったら通じないということを肝に命じておいて下さい。
で、話を元に戻しますと、Tension was running high. 「緊張が高まってきた。」というように使えます。
軍隊で使う high は、high and tight です。
これは、兵士がサイドを刈り上げて、トップを少し伸ばした感じにする髪型です。
因みに flat top とも言います。
high というのは、一般的に位置が「高い」というのに使われますが、そのほか値段や程度に関しても使われますよね。
また、そのほかに、high time というと、「まさに~すべき時である」という意味がります。
私が自衛隊を辞めるときは、賛否両論 (pros and cons) ありましたが、私にとっては It was high time that I quit that job. だったんですね。
あの出来事があって今皆さんとブログ上で交流できるんですけどね。
きょうは、high について様々学びました。
皆さんは、金曜日だしお友達と盛り上がるんでしょうか?
いいですね~。
I would like you to get high drinking beer! って感じです!
では、また
こうちょ