
私は秋になってほしい 派!
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実りの秋が間もなくやってくる。
ここ1、2週間は秋雨前線の影響で長雨が予想されるが、これが過ぎると気温も20度台で推移し、本格的な秋の到来となるであろう。
この日照不足で作物には悪影響が出ており、野菜の値段も高騰している。
本当に、早く天候が回復してくれればと、切に願う。
TVのニュースでは、農家の方々が嘆いていた。
せっかく、ここまで手塩にかけて育ててきた作物が収穫の段階で駄目になるのは本当に無念だと思う。
本当に心から天候の回復と順調な収穫作業ができることを祈念する。
さて、どんな山の幸が我々を楽しませてくれるのだろう。
まずは、松茸。
秋の香りの王様である。
高価なもの故、なかなか食すことが出来ないのが残念である。
安価に手に入る山の幸と言えば、茄子。
私は、これに目がない。
本当に大好物なのである。
単に焼くより、ポン酢や生姜で味付けした汁に漬けて焼くのが最高なのである。
また、肉を味噌漬けにして茄子に載せ弱火でじっくり焼くのもよい。
そして、山の幸でこの酒飲みを喜ばせてくれる真打と言えば新蕎麦である。
これが本当に堪えられない。
新蕎麦は、酒を飲む前に味わわなければならない。
そばの香りを楽しむため、直に山葵をつけて食すも一興である。
または、粗目の塩。
これもそばの香りを引き立てる。
香りを楽しんだら、ゆっくり酒に手を伸ばせばよい。
さて、畑から、海に目を転じれば、海の幸も舌を喜ばしてくれる。
秋の旬な魚と言えば、まず秋刀魚が筆頭であろう。
秋の秋刀魚は、脂が特にのっている。
これを、刺身にして刺身醤油に付けたら、身の脂が一気に醤油に流れだし、脂の多さに気づかされるであろう。
また、秋と言えば鮭である。
産卵のために川に戻ってくる鮭は、卵を持ちながらも脂がのっているため、味はよく秋味とも呼ばれる。
新鮮な鮭を鍋にして体を温めたいものだ。
こうしてみると、秋は食欲の秋だ。
しかし、健康のために運動も適度に。
そう、食欲の秋でもあり、スポーツの秋でもある。
また読書の秋でもある。
つまり、秋とは、何事をするにおいても丁度よいのであろう。
そう、もう一度言う。
あ~きよ来い。は~やく来い。