ブログネタ:髪を切る頻度
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今回のネタは髪を切る頻度ということで投稿します。
私、自衛官時代から2週間には1回散髪してます。
今でも変わりません。
やっぱり、見てくれは大事ですですからね。
アメリカでのお話をしたいと思います。
私は、自衛官でしたので、他の日本人の方々が経験した床屋ストーリーとは異なります。
軍の基地では身だしなのため沢山床屋が存在します。
私が駐屯した基地ではほぼメキシカンのおばさんが散髪してくれます。
オーダーの仕方はいたってシンプル。
No.1, No.2, No.3 といった数字でオーダーしていきます。
これはバリカン (clipper) の刃 の長さを表します。
No.1 が一番短く、約3mmですね。
以降6mm、9mmと3の倍数で刃の長さが変わっていきます。
ですから、このナンバーを掌握しておけば大丈夫です。
6~7人いるメキシカンのおばさま達は英語を理解していますが、普段はスペイン語で会話しています。
このエスパニョールの雰囲気の中で、彼女達は聞いてきます。
How would you like, sir?
そこですかざす、side No.2, top No.5 とオーダーします。
英文もへったくれもありません。
単語の羅列です。
メキシカンのおばさん、OKというとすかさずバリカンで、ガガガガガガと切っていきます。
ぼかしなどという高度なテクはありません。
横6mm、トップは1.5cmでざっくりと切っていきます。
そして、10分後には短く刈り込まれた立派なフラットトップの完成です。
フラットトップとは、多くの陸軍軍人がするヘアスタイルを指します。
値段はというと、基地のバーバーはこれまた安いんです。
たったの6ドル50セントくらいでした。
ですので、メキシカンのおばちゃんにはチップを弾んでいました。
まとめて10ドル札を渡して、Keep the change! おつりはいいよ、と言っていました。
2週間に一度、チップを奮発する日本の軍人(アメリカでは自衛官という理解はない)は上客だったと思います。