お早うございます。3連休の初日ですね。
恐らく多くの方が予定がいっぱいでこの Long Weekend 楽しんじゃうよって感じになってるんでしょうね。
うらやましい限りです。
私といえば、勿論休みはありません。新米社長に休みあるわけありませんよね。
で、本日紹介するIDIOMは、Check です。
皆さん、時間があるときで結構なのですが、辞典を見ていただくとあるわあるわでCheckにはものすごく沢山の意味があることがわかります。
私がアメリカに行って知ってる単語なのにちんぷんかんぷんに陥った言葉の一つがCheckです。
私が渡米した時は、まだ現役自衛官でした。
当然、仕事絡みでの渡米ですので、米軍とお仕事をしてたわけです。
結構上の階級の兵士が若い兵士に指示を出している場面に遭遇しました。
その時です。
若い兵士はしきりに Check Check と返答していました。
何をチェックしているのかと不思議に思っていました。
それは、チェックをしているわけでもなんでもなく、「了解」「了解」と言っていたんですね。
この Check 、若い兵士が使うのは許されるんですが、階級が上に行けば行くほどチェックを使うなと指導されます。
やはり、上位の階級者は威厳を保つ、品性を保つような言葉を使わなければならないんです。
因みに、通常、軍事英語的には「了解」というと"Roger"という言葉を用います。
他に、その通りという意味のCheckの反対、つまり否定の場合は、Negative を使います。
例えば、 "Hey, Sergeant, you need to go to the Point A to get some rations at o dark thirty. Is that correct?" "Check! You are also coming with me, right?" "Negative, I've got another task!" のような会話になります。「軍曹、未明にA地点に糧食取りに行くんだろ?」「その通り、お前も一緒に行くんだろ?」「行かない。違う任務があるんだ。」
のようになります。
この前上映された映画に「ゼロ・ダーク・サーティ」という軍事ものの映画がありましたが、軍のなかでは、オー・ダーク・サーティと言います。
これは、24時から明け方までの不特定の時間を指す時に使う言葉です。
因みに他の言葉で、会話の中で使われてわけがわからなくなったのは、game でした。
米兵が、 small game, big game という使い方で何度も game を使うわけです。
意味が分からず、何を言っているのかと確認したところ、game とは獲物という意味で使われていました。
やっぱり辞典はきちんと隅々まで見て、「へ~、こういう意味もあるのか。」と印象付けて覚えることも大事ですね。
では、また明日!
こうちょI