アジアの真実 -70ページ目

・韓国の反日教育に足りないのは「理由」か ~足りないのは「理由」ではなく「真実」~

金完燮氏の「カミングアウト」は、「理由のない反日教育」の産物 :オーマイニュース(韓国語)
 独島は日本領だから返せとか、李完用は尊敬するに値する人物だとか、日本が明成皇后を殺害したのは良いことだった等々非常識な発言で社会的物議を醸している金完燮(キム・ワンソプ)氏。彼を見ると、「韓国人なのに、どうしてあんなことができるのか?」という疑念とともに、一方では「韓昇助・池萬元・金完燮のような親日派が次々と出現する理由は何なのか」を知りたい気持ちを持たざるを得なくなる。<中略>
  そもそも、金完燮氏のような親日派が堂々と「カミングアウト」(親日宣言)する根本理由は何だろうか? 単刀直入的に言って金完燮氏の「カミングアウト」は、「理由のない反日教育」の産物だと言える。従来の韓国社会の反日教育が「理由ある反日教育」だったなら、金完燮氏のような人物があんなに「無謀に」「カミングアウト」を試みなかったに違いない。
 従来の反日教育過程で、韓国社会は一つの間違いを犯した。それは、「どうして反日をしなければならないか」という「理由」をきちんと説明していなかったという点だ。日本が韓国に脅迫的な「理由」は何なのか、怠りなく日本を警戒せねばならない「理由」は何なのか、という明確な根拠を提示しなかったのだ。単に「日本は悪い」という掛け声だけ叩き込んでいた。その意味で、我が国の社会の反日教育は「理由のない反日教育」だったのだ。<中略>
 問題はここで生ずる。日本は自己を防御するための理由を持っているのに対して、韓国人は日本を否定するに足る明らかな理由がないという点だ。詰め込み主義的反日教育の影響を受けて反日意識を持ってはいるが、「日本がどうして悪いのか?」という具体的質問を一たび受けると二の句が告げないのだ。他人への説明以前に、自分自身にもまともに説明できないのだ。
このように「理由」を付けることができない韓国人たちに、日本は「理由」を突き付ける。こうした状況に直面した韓国人たちにとって、日本の提示する理由が妥当か否かは重要ではない。日本が「理由」を持っているという点が驚くべき事実として認識されるのだ。「理由」がないと思っていた日本が「理由」を持っていると知って、「心理的衝撃」を受けるようになる。一たび先入観が崩れてしまえば、日本の提示する理由が妥当か否かを検証しないままこれを無条件に受け入れるようになる。<中略>「自分は今まで韓国社会に騙されていた」と考えるようになって、その時からは心の中でも「祖国」を攻撃するようになる。<中略>
 日本が我が民族を苛酷に収奪したというから、その36年間で韓国経済は言葉も出ないほど疲弊したのだろうと思っていたら、実際に日本人に会ってみると、植民統治期間に韓国が近代化されたという根拠が提示される。その時から日本に対する「先入観」が崩れて、遂には「李完用は愛国者だ」とか「日本のおかげで朝鮮が近代化された」などと主張するようになる。<中略>
 いま私たちに必要なことは、今度の機会に真の意味での「反日教育」を一段階グレードアップすることだ。今後、韓日交流がいっそう拡がれば、より多くの韓国人が日本人の「理由ある」主張に晒されるであろう。そんな状況で第2・第3の金完燮を予防しようとするなら、新しい社会環境・知識水準などに相応しい洗練された「反日教科書」を準備する必要がある。「理由ある」反日教育だけが、真の解決になるであろう。

 この記事が掲載された”オーマイニュース”とは、韓国では有名なニュース媒体で、正規雇用の記者の他に、数万人レベルの”市民記者”が登録されており、投稿された優秀な記事は実際に掲載され、市民レベルが発信できるニュース媒体として、韓国内では一目置かれた存在となっているようです。盧武鉉大統領就任の際は、この媒体が大きな役割を担ったともされ、さらには個人の主張が随所に盛り込まれ手ている為、現在の実際の市民の声を捉える媒体としても人気があるようです。その中で、非常に興味深い記事がありましたので取り上げて見ます。

 上記記事では、韓国内で親日派が現れるのは、「今までは、なぜ反日をしなければいけないかという理由がなかったからだ」「日本人は理由を持っている」「我々は反日をグレードアップさせ、理由ある反日を行う必要がある」という主張を行っていますが、残念ながら支離滅裂です。伝わってくるのは反日を行わなければならないという激しい感情だけです。そこには、その主張する「理由」とは何なのかも説明されていない上、途中で「理由」という言葉の意味が変わったり戻ったりしています。「日本による韓国統治36年間に韓国は激しく疲弊したと日本人に言えば、日本は理由を持っているから、韓国が実際はその間に近代化したと反論する。しかし韓国人は返す言葉がなく、逆に韓国に対して不信感が出来てしまう」と主張していますが、これではさっぱり意味が通りません。しかし、この記事全般に使っている「理由」という言葉を、「歴史の真実」という言葉に置き換えると、全てがすっきりした文章となります。具体的には、”韓国の歴史について異を唱える人物が現れる理由は、そこに「真実」が欠けていたからだ。日本は「真実」を知っているので、韓国人が日本人と話をすれば、反論ができない。韓国が今後行っていかなければならないのは、歴史教育に「真実」を盛り込む教育だ。”となります。
 実は、韓国人もこれに薄々気づいてはいるのですが、とにかく反日でならなければならないという固定観念に囚われている為、残念ながらこの簡単な理論に到達できず、結果としてさらにグレードアップした反日教育を行わなければならないという、馬鹿馬鹿しい結論にしか到達できないのです。そして最終的にこの文から伝わってくるのは真実を追い求める姿ではなく、激しい反日感情の塊でしかないという結果となってしまいます。

 この稚拙な論調は本職の記者ではない故かもしれませんが、逆に市民レベルの韓国人の本来の思考を垣間見た気がします。

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参考書籍:
親日派のための弁明2
金 完燮
4594048455

マンガ嫌韓流2
山野 車輪
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・日朝協議で披露された北朝鮮流”歴史捏造” ~日韓協議から40余年 日本を巣食う病巣の姿~

北朝鮮:日朝協議の内容を報道 「戦争賠償は別計算で」:毎日
 朝鮮中央通信は9日、北京で開かれていた日朝包括並行協議の内容を初めて報じ、北朝鮮が提起した主張を明らかにした。
 5日間の協議中、過去の清算問題では、北朝鮮は日朝平壌宣言に基づき日本が経済協力を実施したうえで、「八百四十余万人の朝鮮人強制連行、百余万人の虐殺、20万人の日本軍『慰安婦』に対し、経済協力とは別に計算しなければならない」と主張。一方で、在日朝鮮人の地位問題を「過去の清算問題のひとつ」と位置づけた措置を要求した。
 また、安全保障問題では「ミサイル発射は我々の自主権に属する問題」と強調する一方、日本での憲法改正論議や衛星打ち上げなどを批判し、「宇宙の軍事化など、地域の平和と安定で深刻な憂慮をもたらす行動を取らないよう指摘した」と表明した。

 この北朝鮮の主張に関して、多くを語ることはしませんが、予想以上に酷い。ただそれだけです。自分の行った拉致は棚に上げ、酷い捏造・歪曲された歴史事実を並べ立てて金を要求し、日朝平壌宣言で約束したミサイル発射禁止の項目を破棄すると共に、日本の憲法改正に口を出すという内政干渉甚だしい発言をする。近い将来この国が崩壊するまで、国交正常化が実現することはないでしょう。これだけ酷いと、譲歩とか歩み寄りというレベルではなく、逆の効果しか生み出すことはありません。

 この北朝鮮の道理の通らない主張を聞いて、日本の代表団は何を思い、何を発言したのでしょうか。この北朝鮮の発言を聞くと、韓国との基本条約の交渉時のやりとりが思い起こされます。

週刊新潮(2月24日号)コラム 変見自在 帝京大教授 高山正之 より

 韓国側はまず「起訴状を朗読するようなトーンで」(シーボルトGHQ外交局長)戦時賠償と植民地統治の謝罪を求めてきた。それは「日本を破産させてしまうほどの巨額な要求だった」(同) これに対して日本側は朝鮮と戦争もしていないのに何故賠償なのかと抗議する。さらに日韓併合は国際法に則ったもので何ら不都合はなく謝罪の必要もないと突っぱね、 だいたい植民地支配と言うが、実際は搾取どころか、逆に日本政府がカネを持ち出す開発型ではないかと反論する。それが「禿山が緑に変わり、鉄道、電気が敷かれ、港湾が築かれた。治水で水田も増えたではないか」という久保田貫一郎代表(外務省参与)の発言だ。
 これに韓国側が腹を立てて交渉が中断すると、当時の岡崎勝夫外相は「当たり前のことを述べただけ」と韓国側を非難する。今の福島瑞穂の大先輩に当たる鈴木茂三郎、勝間田清一ら社会党左派の連中まで「李承晩になめられている」と怒る。そして朝日新聞も「朝鮮統治では日本はいいことをした。マイナス面ばかり言い立てるな」という久保田発言を支持し、韓国側の言う「植民地」という表現も遣っていない。
 結局、日韓会談はしばしの中断のあと、日本側の主張通り韓国側が「賠償」と「謝罪」という表現を引っ込め、個人補償を含めた戦後補償の形で決着し、調印している。(一部略)


 韓国との交渉時のやりとりの風景ですが、韓国側の道理の通らない主張に対して、しっかりと言うべきことは主張していることがよく見て取れます。それは一部勢力だけではなく、社会党左派や朝日新聞でさえそうだったのです。40余年後の今では絶対に見られない光景です。この40余年の間に、如何に大きな病巣が日本を巣食ってしまったのかがわかります。
 徹底された自虐史観教育、汚れたマスコミ、捏造された歴史を基にした中韓の恫喝、弱腰・事なかれ主義の外交姿勢・・・原因は多種ありますが、その病巣は予想以上に大きかったようです。しかし、近年少しずつその病気を克服し、正しい方向に向かってきているのもまぎれもない事実です。そこには、韓国や中国のあまりに酷い姿に対し、何かがおかしいと日本人が気付き始めたというのも大きな一因であることは間違いありません。
 北朝鮮という新たな病巣を取り込むことなく、逆に北朝鮮の存在が、病気を治す薬となることを期待します。

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これだけは知っておきたい日本・中国・韓国の歴史と問題点80
竹内 睦泰
4893086170

・皇室典範改正案の国会提出を断念 ~議論は避けて理解を深める時間へ~

皇室典範 首相、改正案を断念 慎重論強く混乱回避:産経
 小泉純一郎首相は九日、女性・女系天皇を容認する皇室典範改正案の今国会提出を断念した。複数の政府筋が明らかにした。秋篠宮妃紀子さまのご懐妊により、政府・与党内に慎重論がいっそう強まったことを受け、国政の混乱を回避するためにも提出は困難だと判断したものとみられる。これによって、小泉政権下での改正の動きは“凍結”されることになった。
 政府筋によると、首相は九日午後、安倍晋三官房長官と首相官邸内でひそかに皇室典範改正案の取り扱いを協議した。
 首相は、紀子さまが無事に出産されるまでは、国論の深刻な対立を避けるためにも、皇位継承問題をこれ以上、政治の場で取り扱うべきではないと判断。今国会での法案提出を断念する考えを伝えた。
 この後、首相は、自民党の武部勤幹事長を官邸に呼び、皇室典範改正について「政争の具にすることなく皆が一致することが望ましい」と述べた。
 自民党内では皇室典範に関する勉強会などが予定されているうえ、改正慎重派の国会議員が議員連盟を立ち上げる動きをみせていることも懸念し、慎重な対応を促したものとみられる。
 首相はさらに、山崎拓自民党元副総裁とも会い、「国論の分裂は望ましくない。全会一致が望ましい」と述べた。ただ、首相は記者団には、「よく議論すれば改正が必要だという認識になる」と語り、法案提出断念が苦渋の決断だったことをにじませた。
 皇室典範改正をめぐっては、自民党内で賛成派と慎重派が激しく対立。先月末、麻生太郎外相や中川昭一農水相ら有力閣僚が相次いで慎重な意見を表明したこともあり、「首相が法案提出を強行すれば政権を揺るがす事態になりかねない」(閣僚経験者)との見方が広がっていた。
 首相は九月に退任する意向だが、安倍官房長官や麻生外相をはじめとする「ポスト小泉」候補の多くは、改正そのものに消極的だ。このため、次期政権で再び皇室典範の改正論議が浮上するかどうかは不透明だ。(後略)

 先日書いた記事の通り、最終決定が委ねられていた小泉首相が断念の決断をしたことにより、ひとまずこの問題は先送りされました。2600余年の日本の伝統をたった数十時間の議論で決定されてしまうことに強い懸念を感じていましたが、とりあえずそれが回避されたことで、一安心というところです。
 しかし、前回の記事で多くの方に指摘していただきましたが、もし秋にご誕生されるお子様が女の子だったとしたら、女系容認がなし崩し的に決定されてしまう可能性が高くなります。
 一方で、ご誕生されるお子様が男の子であれ女の子であれ、小泉首相の主張する通り、確かに天皇制の維持の為には現行の皇室典範を改定する必要はあるかもしれません。ただ、その内容をたった数人の有識者と数十時間の議論だけで、尚且つ当事者である皇室の意見を無視して決定されることは許されません。秋までできた時間の中で、日本の伝統を大切にしながら天皇制を維持する為には、何が最適な選択なのかを、国会議員はもちろん、我々国民のレベルまでしっかりと考える必要があります。この時期の表立った議論は、先日も書いたとおり皇室に対して失礼でもあり、何しろ紀子様に不要な心労を与えてしまう恐れもあると思いますので控えるべきですが、皇室典範改定法案の国会提出見送りという事実に対し、これで終わったと安心するだけではなく、そのときに備えて国民全体へ理解を深め、準備をする重要な時間ができたと捉えるべきです。 

 そして何より、秋篠宮妃紀子様には、何も気になさることなく、元気なお子様を産んで頂きたいと思います。

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参考書籍:
八人の女帝
高木 きよ子
4902385198

本当に女帝を認めてもいいのか
八木 秀次
4896919270

皇統断絶―女性天皇は、皇室の終焉
中川 八洋
4828411909

・「高砂義勇兵慰霊碑」落成 ~故郷に眠る大和魂を持った台湾人の英霊達~

高砂慰霊碑1


「高砂義勇兵慰霊碑」移設と落成記念式典 :産経
≪李登輝前総統「日本人の善意が英霊追悼」≫
 【烏来(台湾台北県)=河崎真澄】日本統治下の台湾で太平洋戦争に日本兵として出征した先住民出身「高砂義勇兵」の戦没者を祭る英霊慰霊碑の移設と落成を記念する式典が八日、台北郊外の烏来(ウライ)郷で、前総統の李登輝氏や日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所の池田維代表など、約百人の日台関係者が参列して行われた。
 慰霊碑は遺族らの手で一九九二年に烏来郷に建立されていたが、二年前に地権者に撤去を求められた。その窮状を伝えた産経新聞の記事をみた読者などから三千二百万円を超える義援金が寄せられ、日台関係者の支援により代替地への移設と再建作業が進められた。
 碑文に「霊安故郷(英霊は故郷に眠る)」と揮毫(きごう)している李氏は、「日本の人々の善意が台湾に届き、台湾の英霊を追悼し遺族を慰めた。慰霊碑には悲しい歴史を成長に切り替える力がある」として再建立をたたえた。
 また池田代表は、「現在の日本の繁栄が多くの台湾の方々の尊い犠牲の上に成り立っていることを、日本人は片時も忘れてはならない」と強調した。
 慰霊碑の管理団体で遺族が昨年設立した社団法人「台北県烏来郷高砂義勇隊記念協会」の簡福源理事長は、「これで日本の軍人軍属として勇敢に戦った高砂義勇兵の慰霊碑を永久に残すことができる」と再建支援した日本の関係者に感謝の言葉を述べた。産経新聞社から羽佐間重彰取締役相談役が式典に参列した。

 戦時中日本軍に志願し、大和魂を持って勇敢に戦った台湾原住民高砂族の慰霊碑。土地整理と資金不足の為に撤去の危機にありましたが、日本からの多くの募金が実り、無事移設され、昨日落成式が行われました。
 高砂族のことは当Blogでも幾度か取り上げていますし、他のサイトでも詳しく取り上げられていますので多くの方がご存知だと思いますが、ここに高砂族のエピソードを改めていくつか紹介したいと思います。
 
「おにぎり」
 ある元日本兵は、同じ部隊で戦い、戦死した高砂族を慰霊するため、この碑に赴き、そこで昼飯にと差し出されたおにぎりを見て、いきなり涙を流し、慟哭をはじめたそうです。「俺はこの握り飯を彼の前で食うことはできない。」と。彼の部隊は東南アジアで作戦中、食料不足で飢えに苦しみました。そこで足腰が強く、ジャングルに強い高砂族の兵士が、遙か後方の基地まで食料を取りに行ったそうです。しかし何日待っても帰ってこない。様子を見に行ったら、彼は部隊まであと少しというところで、両手一杯の米を抱えて餓死していた。米を持ちながらの餓死。信じられるでしょうか。餓死するほどの限界に達しながらも、多くの日本兵が心待ちにしている食料には一切手をつけなかったのです。慟哭した元日本兵は、そんな彼の霊前で握り飯を食うことができなかったのです。

「大和魂が欲しかった」
  国籍が変わった事で、軍事貯金に在った筈の給料も、当然の様に支給される軍人恩給さえも受け取られない。負傷し台湾に戻った高砂義勇兵は”生きながらの英霊”となっても、何の恩恵も受けられないでいた。しかし、戦後高砂義勇兵の一人は当時を思い起こし日本語でこう言った。

台湾は日本国の一部。あのときは日本のため、天皇陛下のために誰もが進んで 戦う気持ちが強かった。日本精神。大和魂ですよ。血書志願したのに兵役検査で落ちて、一晩泣いた人もたくさんおりますよ」

更に高砂義勇兵の一人はこう言った。

ヤマトダマシイが欲しいから志願した。学校で習った。肉弾三勇士。あんな写真が欲しかった。私は軍属で、階級もない。靴もない。蕃刀1本だけ。靴が無いのは特別切り込み隊だから。音がするでしょ。訓練のときも、船に乗るときも裸足。みんな裸足。それから、ソロモン行って戦争した。最後はタマもなくなって、銃も捨てた。蕃刀1本で突撃するんです。」
 靴も、階級も、勲章も、そして結局は”手当て”さえも手にすることなく、蕃刀1つでジャングルを駈けた高砂勇士が確実に手に入れた物が一つだけある。それは現在の我々日本人では到底手に入れる事のできない大和魂であった。

「勲章が欲しい」還ってきた台湾人日本兵より
「もっと早く来てくれたらよかった」「もっと早く来てくれたらよかった」
 帰り際にその男は、私の姿が見えなくなるまで、何度も何度もこう叫んだ。防犯用に金網 がはまっている自宅の土間のなかから、両手で金網をしっかりつかんで。さも囚人が鉄格子 のなかから娑婆に向かって叫ぶがごとく。
 名前を蔡江漢(民族名・ダイシタンガ、日本名・立山信吉、78)といった。第二回の高砂義勇隊でニューギニア島のポートモレスビーとニューブリテン島のラバウルに従軍したという。突然の来訪者が日本人だと知って、蔡はこう切り出した。「一円も返ってこないじゃないか」。

(従軍時の給料などで)軍事貯金に何百円もあった。でも戦争終わって一円も返ってこな い。(日本政府に)何度も申請したがだめだった。(敗戦時に)日本人の隊長に言われて( 高砂義勇兵はみな)通帳もなにもかも書類、一円、二円の札(軍票)も焼いた。分かったら 捕まると言われてね。(家にあった書類も)戦後、国民党にみつかったら危ないと思って、 焼いてしまった。日本なくなってしまって。貯金何もなくなった。
 勲章もらえるばずだ。貯金だめなら勲章ほしい。 あんなに勇敢に戦った。この村では男全員が志願した。あるものは片目(目が不自由)でも 志願して訓練いった。勇ましい男だと。誰も置いて行かれたくない。
 島では迫撃戦。ニューギニアでアメリカ兵とぶつかった。蕃刀と三八式歩兵銃と弾八十発 だけ。見事にやっつけた。イモやサトウキビ、サトイモ、島にはなんでもあった。山ブタや 鳥を銃で撃って捕って、日本兵に食べさせた。食べ物探すの(高砂義勇兵の)仕事。日本兵 (食糧の現地確保は)できなかった。
 ソロモンのあと、東京に着いた。宮城崇拝して本当に涙流れた。そこで休んで台湾に戻っ た。もう役目終わったと言われて。でも二十歳のとき。何もしない寂しいでしょ。(まだ戦 争中だというのに若い自分が村にいるのは)重苦しい。もう一回、志願したら、巡査に「上等だ」と誉められた。陸軍志願兵で訓練のために台中に送られた。そこで半年訓練受けたら 終戦(になった)。勲章もらえるはずだ。
~中略~
 今の日本?そりゃいい気持ちでないよ。そのとき(従軍を志願したとき)はそのとき。今は今でしょ。終戦で戻ってずっと農業してた。苦しかった。食べるだけ。 もう遅いよ。もっと早く来たら(書類など)何でもある。もう遅いよ。
 家を辞して坂道を下りながら蔡の叫びが遠くなっていくのを聞いた。ほんとうの囚人は鉄格子のこちら側にいた。

 当時、日本という国に所属していたことを誇りに思い、日本という国を守る為、そして自らの民族の誇りの為に、文字通り命をかけて勇敢に戦った高砂族の戦士達。そんな彼らに日本は十分な補償もしておりません。それに対して、「貯金だめなら、せめて勲章ほしい」と訴える元日本兵である高砂族の老人。彼は日本に賠償金を求めているのではないのです。自分が軍で働いて、貯金していた給料をもらえないだろうかと訴えているだけなのです。そしてそれがかなわぬなら、かつて日本の為に、日本兵として勇敢に戦った証である勲章をせめてもらえないだろうかと。その心中を察すると、心が暖かくも重くなります。
 
 本来日本が建てなければいけないはずの慰霊碑も、最初は台湾人の手によって建てられました。彼らの恩に、日本は何も報いていなかったのです。それが資金不足の為に撤去の危機にあると聞いたとき、多くの日本人からの募金が集まり、そして再建されたということは、高砂族の英霊の方々へ、少しながらも日本人が恩返しできたのではないかと、嬉しく思えます。私も小額ながら募金させて頂きましたが、心から良かったと、晴れやかな気持ちでこのニュースを聞きました。

 かつて日本人として、日本の為に戦った台湾原住民高砂族の英霊の方々が安らかならんことを心からお祈り申し上げます。
 
 そしていつの日か、私も自らの足でこの地を訪れ、一礼を捧げたいと思います。


参考サイト:高砂義勇伝~異国で眠る皇国の戦士~

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参考書籍:
還ってきた台湾人日本兵
河崎 真澄
4166603086

台湾人元志願兵と大東亜戦争―いとほしき日本へ
鄭 春河
4886561624

・秋篠宮妃紀子様がご懐妊 ~2600余年の日本国歴史の意思か~

政府、皇室典範改正案の提出見送り検討:日経
 秋篠宮妃紀子さまのご懐妊を受けて政府は7日、女性・女系天皇を認める皇室典範改正案について、今国会への提出見送りも選択肢に入れた検討に入った。男子が誕生すれば皇位継承順位の3位となるため、自民党で皇室典範改正への慎重論が一段と強まっているためだ。
 小泉純一郎首相は7日、首相官邸で安倍晋三官房長官と改正案の扱いをめぐり協議し(1)法案の準備作業は予定通り進める(2)国会への提出は自民党内の議論や世論の推移を踏まえて首相が最終判断する――との方針を確認した。

 大変おめでたいことです。秋篠宮様、秋篠宮妃紀子様、お慶び申し上げます。
 皇室典範が改定され、2600年以上続いた日本のかけがえのない伝統が途切れてしまう危機の瀬戸際にこの慶事。何か、現代の我々の存在を超えた、2600余年の日本の歴史の、何か尊厳で大きな意思が働いたようにも思えて仕方がありません。
 それから失礼な言い方になるかもしれませんが、秋篠宮様も御年39歳、次女の佳子様誕生から11年も経ったこのタイミングを考えると、皇室には皇室典範が改定され、守られてきた自らの家督相続が、二度と復元できない状態に断絶されてしまうことに対し、大変な危機感を感じておられたのではないかと、失礼ながらも感じてしまいます。

 皇室典範改正案を今国会中に成立させなければならない理由は何もなくなりました。数十年男子が生まれていない皇室において、天皇制の安定を図る為という理由に始まった皇室典範改定問題ですが、当事者である皇室の意見を聞かずし、さらにはご懐妊されている最中にこの法案を国会で強行成立させようとするなど、なんと失礼極まる行いでしょうか。
 最終決定は小泉首相の判断とのことですが、少なくとも秋のご誕生までは、静かに見守ること。これが最低限の常識でもあり、礼儀です。

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参考書籍:
八人の女帝
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本当に女帝を認めてもいいのか
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皇統断絶―女性天皇は、皇室の終焉
中川 八洋
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・決定されてしまった韓国人へ対するビザ恒久免除 ~日韓の真の関係改善への道とは~

短期滞在ビザ:韓国人観光客を恒久免除 3月1日から:毎日 政府は6日、韓国からの観光客などへの査証(ビザ)を3月1日から、恒久的に免除すると発表した。90日以内の短期滞在者が対象。
 韓国人の短期滞在ビザについては、愛知万博(昨年3~9月)の期間限定で免除し、その後、今月末まで免除措置を延長している。恒久化については、不法入国や刑事事件の増加を懸念する声があり慎重に検討してきたが、韓国人による犯罪件数などに変化がみられなかったことから決定した。

 今まで何度も噂があり、当Blogでも度々問題点を指摘してきた韓国人へ対するビザ恒久免除ですが、残念ながら決定されてしまいました。以前から指摘しているように(詳細は過去記事参照→韓国人へのビザ恒久免除化で治安悪化の恐れ ~数字から見る免除化への疑問~)、一番の問題点は、韓国人の不法滞者在数、入管法違反者数、犯罪者数は非常に高い水準にあり、特に不法滞在者数、入管法違反者数は他国に比べて群を抜いています。この状況でビザの恒久免除などをすれば、火に油を注ぐ事態になりかねず、不法滞在、不法就労、犯罪目的の韓国人の入国が容易となり、日本の治安が大幅に悪化する恐れがあります。実際に、日本はイランとの相互ビザ免除を実施した際に、イラン人の不法滞在者、犯罪者が急増し、ビザ免除を取りやめたという過去があります。上記記事中には、不法滞在者、犯罪者数が変わらなかったありますが、変わらなかっただけで、群を抜いて高いその数字は決して減ってはいないのです。これはいい訳には使えません。

 ここ一年半程度の間、韓国へ対するビザ免除の話は幾度かありましたが、その度に”臨時措置”が延長されるだけで、決定はされませんでした。そこには、警察や法務当局の強い反対があったからだと予想されます。今回の一部報道でも、警察や法務当局は最後まで強く反対したと言います。それにも関わらず、このような事態になってしまったのは、韓国との関係改善になると判断した外務省の最終判断によるものだったとのことです。以前も書きましたが、まやかしの友好関係など不要なのです。日韓の外交問題は、そんなことでは改善しません。問題の根本はもっと別にあり、韓国が捏造・歪曲された歴史を正し、小中華主義とも言われる自大主義から脱却し、そして反日による自らの政権保護政策を止めること。そして日本は自虐史観から脱し、事なかれ主義政策をやめ、正しいことを主張できるようになる。この条件が揃うまでは、両国の真の関係改善などあり得ないのです。
 表面を取り繕う為に、ビザ恒久免除などという措置をとり、日本の治安が悪化したとしたら、誰がどう責任を取るのでしょうか。
 決定されてしまったものは仕方ありませんが、今後の韓国人による不法滞在、入管法違反、犯罪者数の推移を注意深く見守りたいと思います。

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参考書籍:
嫌韓流 実践ハンドブック 反日妄言撃退マニュアル
桜井 誠
4883805026

・日本の台湾統治時代の真実 ~歴史の真実を知るということ~

麻生発言に「強烈な憤慨」 中国外務省が非難:共同
 中国外務省の孔泉報道局長は5日、麻生太郎外相が4日に福岡市内の講演で日本の植民地支配下で台湾の教育水準が向上したなどと述べたことについて「公然と侵略を美化する言論に驚くとともに強烈な憤慨を表明する」と非難した。
 孔局長は、日清戦争後に日本が台湾占領を強行し「台湾住民を奴隷のような目に遭わせ、中華民族に深刻な災難をもたらしたのは世界中が知っている事実」と強調。「加害国の外交当局最高責任者がこのような言論を発表することは、歴史を歪曲し、中国人の感情を傷つけるものだ」と批判した。

 ”日本による台湾統治時代、教育水準が上がったなどという事実は存在せず、逆に日本は台湾人を奴隷のように扱い、搾取と殺戮を繰り返した。これは世界中が知っている事実である。” 中国外務省の孔泉報道局長の言葉ですが、本当でしょうか。もしかすると、真実を知らない日本人は、また日本の官僚が戦争を正当化してアジアの人々を傷つけたのか。と思う人がいるかもしれません。しかし、このニュースを読むには、我々が学校で習わなかった真実を知っておく必要があります。以下に、台湾人の実際の言葉をいくつか紹介します。当Blogで過去に紹介したものばかりですが、今回再掲します。
 
「靖国神社に昇殿参拝して」~ある高砂族(台湾原住民)の方の話(2002年)
高砂義勇伝より~ (参考文献:『還ってきた台湾人日本兵』
 きのう(4月3日)靖国神社に昇殿参拝して、今気持ちは非常に暖かい。私もおかげ さまで長生きし、一人前になりました。
 もしも明治天皇がいなければ、台湾は日本の植民地にはなりません。(しかし)学校教育 もありません。当時、清国が台湾にいたとき、学校はひとつもありません。 日本が台湾を五十年間植民地にしたが、その五十年間の正義(はあった)。多少なり 差別もあろうが、世界第一と数える(世界でもまれにみる発展をした)五十年、立派な 五十年。厳しい法律だが、法律守れば人民は豊かになれる。盗賊の心配もありません。 立派な政治だと思います。
 古い昔を思い出して、大陸と交わった(中国大陸から来た以前の国民党政権など)今の 台湾より、懐かしく日本時代を思って、(今でも日本と台湾は)いっしょになりたいと思って います。
 私は公学校六年を終えて社会に出ました。今NHK(衛星放送)で俳諧を研究しています。 八十(歳)をこえて唯一、日本の靖国神社に参拝した夜に、東京で作りました。
 繋ぎ断ち 日暮里(ひぼり)の島は 曇りけり

日本人はとても素敵だった―忘れ去られようとしている日本国という名を持っていた台湾人の心象風景』 より抜粋
 日本時代の台湾は、町全体が豊かで、特に台南はゆったりと時間が流れているようでした。よく町の孔子廟では、詩人や文人が詩を作ってお互いに交換しあって楽しんでいました。非常に安定した社会で、隣近所とは互いに信頼し合い、相互の信頼関係、人と人との絆が素晴らしかったのです。ですから、どこに行っても安心出来ました。それこそ枕を高くして寝ることが出来る世の中でした。

 昭和二十年の八月十五日、日本が第二次世界大戦、つまり大東亜戦争に敗れた年、私たちが住んでいる台湾は、今まで祖国と言ってきた日本国から切り離され、選択の余地無しに中国人にさせられてしまいました。君たちの祖国はこっちだよと言葉に蜜つけて侵入してきた外来政府は、実に天使の面を被った悪魔でした。国籍を失った台湾人は、それから中国人となり、そして中国籍になったその時から、悲惨を極める奈落の底に落とされ、イバラの道に追い込まれてしまいました。  外来政府は、謀反を起こしたという烙印を押し、四十年もの長い年月にわたり″戒厳令″という名目で殺戮を繰り返したのです。台湾全土の人民を震撼させたあの忌まわしい二・二八事件で殺された人の数は、当時の政府の圧力により報道されていません。学生、若者、医者、学識ある者、特に財産を有する者など、死者は三万人にも上ると言われていますが、確実な数字は今でも分からないそうです。因みに当時の台湾の人口は、六百万人でした・・・

 日本の台湾統治時代に、台湾内部でそれを快く思っていなかった人が、少数ながらもいたことはおそらく事実でしょう。しかし、中国統治時代にはなかった教育が広く行われ、様々なインフラが整備され、治安は安定し、台湾は豊かになった。多くの台湾人たちは、日本の統治を心から受け入れていました。自分が日本という国に所属していることを誇りとし、自ら日本軍の兵士に志願した者も少なくありませんでした(過去記事参照→アジア各国から見た太平洋戦争4(台湾))。これは、紛れもない事実なのです。我々日本人を長く蝕んだ自虐史観は、大東亜戦争中に行われたことは全て悪であると刷り込み、この時代の明るい部分を見ることを許しませんでした。大東亜戦争中に日本がアジア各地で行ったことは、現地の人を苦しめるところもあった反面、現地の生活・生産・教育などの発展に大きく寄与し、現地に歓迎され、また長く欧米の圧制に苦しんだ人々に希望を与え、後の独立などに大きな影響を与えたのは紛れもない事実です。歴史とは、そして真実とは、ある一部分だけを強調し、もう一方の部分をひた隠しにすることではありません。

 しかし、真実を知っていると、中国の孔泉報道局長の言葉は、なんと滑稽に聞こえることでしょうか。そして麻生大臣が、今まで間違った概念に苛まれ、語ることを許されなかった事実を堂々と語ってれたことに大きな賛意を送りたいと思います。
 真実を隠さなければいけない理由はどこにもありません。我々日本人は知る必要があります。
  
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参考書籍:
還ってきた台湾人日本兵
河崎 真澄
4166603086

日本人はとても素敵だった―忘れ去られようとしている日本国という名を持っていた台湾人の心象風景
楊 素秋
4795276897

帰らざる日本人―台湾人として世界史から見ても日本の台湾統治は政策として上々だったと思います
蔡 敏三
4434056263
 

・開始された日朝政府間協議 ~懸念される二つのポイント~

「拉致問題解決に全力」 日朝政府間協議始まる :産経
 日本と北朝鮮の政府間協議が4日午後、北京市内のホテルで始まった。全体会合で日本側は拉致問題解決へ向けた前向きな対応を要求。北朝鮮側は拉致をめぐる日本の主張に反論し、植民地支配など「過去の清算」を最優先する意向を示した。5日以降は拉致問題協議、国交正常化交渉、核・ミサイルなどの安全保障問題協議を1日ずつ行う日程で合意。今回は、これら3分野を並行して協議する初の方式となる。
 全体会合で、日本の原口幸市日朝国交正常化交渉政府代表は「日本にとって拉致問題の解決は極めて重要だ。この問題が解決されないと国交正常化は難しい」と強調した。
 これに対し、北朝鮮の宋日昊同交渉担当大使は「自分たちにも重視する問題がある。(拉致問題で)いろいろ言いたいことがあるが、きょうは詳細は話さない」と表明。宋氏は北京空港に到着後、記者団に「互いの懸案が真摯に協議されると思う」とも述べた。
 2002年9月の日朝平壌宣言を基に、成果が出るよう双方が努力することを確認。それぞれ協議に臨む基本的立場を主張し合った上で、2日目以降の各協議の進め方を調整した。ただ事前の事務レベル折衝で、北朝鮮側は「拉致問題は解決済み」としており、協議は難航しそうだ。
 国交正常化交渉は、02年10月にクアラルンプールで開かれて以来、3年3カ月ぶり。日朝平壌宣言で合意した経済協力方式による植民地支配など「過去の清算」を協議する。
 拉致問題協議で、日本は(1)安否不明の拉致被害者の再調査と生存者の帰国(2)真相究明(3)実行犯の引き渡し―を引き続き要求。安保協議ではミサイル開発、配備の自制などを求める構えだ。

 昨日から始まった日朝協議に関して、今後どのような結果になるのかはわかりませんが、非常に気になることが2点ほどあります。一つは、日本が拉致問題に対して弱腰すぎるということです。まず、拉致問題というのは、許すことのできない国家犯罪であるのは間違いないのにも関わらず、日本の態度はいつも”お願い口調”で、どちらかと言えば日本の立場の方が下のようにすら感じます。経済制裁はもちろん、真相究明の為に日本から北朝鮮に拉致問題に関する調査団を派遣させるくらいの要求をして然るべきです。

 もう一つが、北朝鮮が主張する”過去の清算”についてです。”歴史問題”というカードを、日本に対して唯一有効な外交カードとして北朝鮮は使ってくると思われます。中国、韓国との国交正常化の際も同様でしたが、過去に対しての清算は終了したという宣言を盛り込む代わりに、中国に対しては多額のODA、韓国に対しては多額の経済協力金を支払うという形で日本は解決を試みましたが、結局は両国ともそれを完全無視した形で、根拠のない捏造された事実までを恥かしげもなく持ち出し、未だに自国の体制維持と外交カードとして、歴史問題を頻繁に持ち出しています。その間に”南京事件、強制連行、従軍慰安婦”といった根拠のない問題が一般化されてしまったということに対する、様々な意味での日本の損害は計り知れません。日本は、北朝鮮に対しては同じ轍を踏まないことに留意する必要があります。
 北朝鮮は、「日本は840万人を強制連行した。それと比べて数人の拉致がどうして問題なのか。」などと国連で恥かしげもなく堂々と発表しています。捏造された歴史を基に自らの行為を正当化し、さらに国交正常化の条件として賠償金までも要求するのは間違いないでしょう。
 日本は国交正常化を急ぐ為に、安易に妥協したり、問題をうやむやにしてはいけません。それは未来へ対して負の遺産を残すことになります。間違った歴史認識に対しては堂々と反論し、賠償金を要求されたら、戦時中に北朝鮮に残した30億ドル(当時額)の資産の返却の話(詳しくは過去記事参照→日韓基本条約を破棄 ~嘲笑に値するその発想~)も当然持ち出すべきです。遠慮する必要はどこにもありません。問題があれば、国交正常化などする必要はないのです。
 今回の協議が、日本の弱腰な態度の為に拉致問題で北朝鮮を優位に立たせ、さらに国交正常化を急ぐ為に不要な問題をさらに抱え込むことにならないことを強く望みます。
 
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参考書籍:


西岡 力
日韓「歴史問題」の真実 「朝鮮人強制連行」「慰安婦問題」を捏造したのは誰か



横田 早紀江
めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる

・福岡高裁が朝鮮総連施設への税減免は違法と判決 ~在日タブーから脱却するとき~

朝鮮会館の課税減免措置は違法、救う会熊本が逆転勝訴:読売
 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の関連施設「熊本朝鮮会館」に対する固定資産税と都市計画税の減免は違法として、拉致被害者の家族らを支援する「救う会熊本」の加納よしひろ会長(52)が、幸山政史・熊本市長を相手取り、2003年度の減免措置の取り消しなどを求めた訴訟の控訴審判決が2日、福岡高裁であった。
 中山弘幸裁判長は「朝鮮総連による会館の使用は公益性がなく、減免措置は違法」として、原告の請求を棄却した1審・熊本地裁判決を変更、原告の請求を認める判決を言い渡した。
 朝鮮総連関連施設の税減免を巡り、朝鮮総連の活動の公益性を明確に否定した初の司法判断で、全国の自治体の課税処分にも影響を与えそうだ。
 2審では、会館が公益のために利用され、減免対象となる「公民館類似施設」に該当するかどうかが最大の争点となった。
 中山裁判長は「朝鮮総連が北朝鮮の指導のもと、北朝鮮と一体の関係にあり、北朝鮮の国益や在日朝鮮人の私的利益を擁護するため、活動を行っていることは明らか」と判断。「朝鮮総連の活動は、日本社会一般の利益のために行われているものではないことは言うまでもない」と指摘し、会館の大部分の部屋を朝鮮総連の地方組織や傘下団体が使用している点をあげ、公益性が求められる公民館類似施設としての利用状況に大いに疑問があるとした。
 1審は、「外国人登録をしている在日朝鮮人が熊本県内に1200人おり、会館の利用者は相当多数。利用対象者や設備、利用実態などから公民館類似施設に該当するという市の判断は合理性がある」としていた。
 市は市税条例などに基づき、熊本朝鮮会館の土地と建物の大部分を公民館類似施設と認定。03年度の減免額は30万5300円だった。

 「朝鮮総連が北朝鮮の指導のもと、北朝鮮と一体の関係にあり、北朝鮮の国益や在日朝鮮人の私的利益を擁護するため、活動を行っていることは明らか。朝鮮総連の活動は、日本社会一般の利益のために行われているものではないことは言うまでもない」
 この福岡高裁の中山裁判長の至極まっとうな指摘には拍手を送りたいです。朝鮮総連が北朝鮮本国と深いつながりを持ち、実質的な北朝鮮の工作活動(スパイ)機関となっていることは、別に今わかったことではなく、周知の事実でした。このような機関が公然と日本に存在しており、さらに驚くべきことに、税の減免措置まで取られているというこの異常な状態がこの日本という国には存在しています。(昨年末の調査では、総連関連施設が存在する49の自治体のうち、30の市町村で不当な税制減免が未だに行われているとのことです。)
 誰もが疑問に思うべきこの状態に対し、今まで誰も公然と異を唱えるものがありませんでした。それは、「在日朝鮮人、または関連組織に対して批判的な意見を言うことはタブーである」という捻じ曲がり、誤った概念が我々日本人を支配していたからというのが非常に大きな原因の一つです。戦後に自虐史観を徹底的に刷り込まれ、さらに強制連行等の捏造された歴史を武器に戦後力をつけた在日朝鮮人に対して生まれた、我々の誤った不要な概念。それはマスコミや政治界にも深く根を下ろしています。その為、今回のような、疑うべきところのない至極まっとうな裁判所の判断でさえ、今まではなされることがありませんでした。

 金額で言えば年間30万円程度。小さな問題のようにも思えますが、これは日本にとって非常に意味がある判決となります。先日の朝鮮総連傘下の在日本朝鮮人科学技術協会(科協)への一斉捜査もそうですが、誤った概念から脱却し、悪を悪だと言えるようになった。当たり前のことですが、様々な病魔に巣食われている日本にとっては画期的なことだと言わざるを得ません。
 今回の判決だけではなく、外交上や教育界などでもそうですが、事なかれ主義、自虐史観からの脱却など、少しずつですが正しい方向へ変わり始めている日本を改めて感じさせてくれるニュースでした。この流れが続き、さらに加速することを強く望みます。

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参考書籍:
わが朝鮮総連の罪と罰
韓 光煕
4167679418

朝鮮総聯の大罪!
金 昌烈
4796635521

マンガ金正日入門-拉致国家北朝鮮の真実
李 友情 李 英和
4870315750

・皇室の意見は聞くべきではないのか ~単なる政治問題には括れない皇室典範改定問題~

寛仁さま 発言はもう控えては:朝日
 皇位継承のあり方をめぐり、天皇陛下のいとこにあたる寛仁(ともひと)さまの発言が相次いでいる。昨年、会長を務める福祉団体の機関誌に随筆を寄稿したのに続き、月刊誌「文芸春秋」などでインタビューに応じた。さらに産経新聞と、同社が発行する雑誌「正論」にインタビューが載った。 初代の神武天皇から連綿と男系が続いているからこそ皇統は貴重なのだ。戦後に皇籍を離れた元皇族を復帰させるなどして男系維持を図るべきだ。いずれもそうした趣旨の発言である。
 小泉首相から皇位継承のあり方を諮問された有識者会議は、女性天皇やその子の女系天皇を認める報告書をまとめた。政府はこの報告書に沿って皇室典範の改正案を準備中だ。 寛仁さまの発言は、この報告書や首相の方針に異を唱えるものである。
 だれを天皇とすべきか。皇位継承は天皇制の根幹にかかわる問題だ。国民の間で大いに論議しなければならない。 皇族にも様々な思いはあるだろう。自らにかかわることだけに当然だ。だが、それを外に向かって発言するとなると、どうか。改めて考える必要がある。 当事者である天皇や皇族がどう考えているのかを知りたいと思う人もいるだろう。自由に話をさせてあげたらいい、という人もいるにちがいない。
 皇太子妃の雅子さまが体調を崩したときに、私たちは社説で、心のうちを率直に語ったらどうかと主張した。 しかし、今回の一連の寛仁さまの発言は、皇族として守るべき一線を超えているように思う。 寛仁さまはインタビューで「皇族は政治にタッチしないという大原則があります」と述べている。その大原則に反するのではないかと考えるからだ。 憲法上、天皇は国政にかかわれない。皇位継承資格を持つ皇族も同じだ。
 寛仁さまは皇位継承については「政治を超えた問題だ」と述べている。歴史や伝統の問題ということだろう。
 しかし、天皇制をどのようなかたちで続けるかは国の基本にかかわることで、政治とは切り離せない。まして、いまは政府が皇室典範の改正案を出そうとしている時期である。 たとえ寛仁さまにその意図がなくても発言が政治的に利用される恐れがある。それだけ皇族の影響力は大きいのだ。 天皇は日本国民統合の象徴だ。国民の意見が分かれている問題では、一方にくみする発言は控えた方がいい。これは皇族も同じである。 天皇陛下は記者会見でたびたび女性天皇や皇位継承について質問されたが、回答を控えてきた。皇太子さまも会見で質問されたが、やはり答えなかった。 おふたりとも、憲法上の立場を考えてのことにちがいない。 寛仁さまひとりが発言を続ければ、それが皇室の総意と誤解されかねない。そろそろ発言を控えてはいかがだろうか。

 当Blogでも何度も取り上げている皇室典範問題ですが、私は皇室の方々の意見を聞くというのは、この議論をする上で大変重要なことだと思っています。この朝日の社説や、有識者会議のメンバーは、皇室の意見など聞くべきではないと主張していますが、その根拠は、皇室は政治には関われないからだとしています。例えば、郵政民営化問題や、消費税の税率問題等において皇室が「どちらが良い」などと意見を言うことはできません。それは間違っていません。しかし、今回の皇室典範改定問題はその種の問題とは全く種を異にしています。日本という国の2600余年の歴史を変えてしまう問題であり、国の根源に関わる問題です。単に政治問題という枠で括れるものではないのです。
 2600年以上もこの国の根源に関わる立場に立ち、今回の問題の最大の当事者であり、尚且つ自らの家督相続問題にもなる皇室の意見を一切排斥して、この問題に決着をつけようとしている方が不自然だと考えるのはおかしいでしょうか。意見を聞くのは当然です。ただ最終的な決定するのは国会で行えば良い。それが最も自然な形だと私は思います。


 朝日の社説にもあるとおり、これは皇室はもちろん、国民の間で大いに議論しなければならない問題です。この問題に決着をつけるには、まず、国民に広く、日本の皇室に関する歴史や、男系女系の違い、日本の皇室に対する世界の評価なども含めて、広く認知させることが重要です。その上で国民の意見を広く取り入れ、何より重要な皇室の意見も聞き、そして国会において議論を行って最終決定を決めるべきです。その期間は5年でも10年でもかければ良いと思いますし、必要であれば国民投票だって行ってもよいと思います。その結果として女系を認めるとするのなら、それは仕方ありません。ただ、今の状態のような一部の暴走のみでこの重要な事項が決定されてしまうことは許されることではありません。

 今週月曜のTVタックルでは、この問題を詳細に取り上げていました。男系女系の違いも詳しく説明し、日本会議などの活動を紹介し、さらに日本の歴史を鑑みて、たかだか30時間で日本の歴史を根本から変えてしまうことへ対する意見等、様々な意見が飛び交い、非常に興味深い内容でした。こういった番組が必要なのです。私が知る限り、このレベルまでの番組は、「TVタックル」の他、「たかじんのそこまで言って委員会」しかありません。TVという媒体は、非常に有効です。この二つの番組の奮闘に敬意を表すると共に、他の番組でも、この問題を深く掘り下げた番組の作成を強く望みます。

 尚、国会議員のメールアドレスを収録したアドレス帳ファイルを、「曇りのち晴れ」様で配布されていますので、国会議員宛に意見メールを書かれる際の参考に紹介します。

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参考書籍:
八人の女帝
高木 きよ子
4902385198

本当に女帝を認めてもいいのか
八木 秀次
4896919270

皇統断絶―女性天皇は、皇室の終焉
中川 八洋
4828411909