昨日は、バングラディッシュ人のお友達Tのお父さんのお葬式に参列してきました。
Tのお父さんは、昨年から入退院を繰り返しており、私達がまだ日本滞在中に訃報を聞きました。
私もTのお父さんには、数回会ってたし、ボンは子供の頃からよく知っている人でした。
昨日のお葬式は、Lythamにある火葬場で行われました。
ちょうどLythamでは、昨日からLytham Festivalだったので、海沿いは、色々準備中で、大きな囲いもできており、中からはリハーサル中だったのか?大きな音楽が流れてきてました。
既に若い子達が、外に列を作って待っていました。
正面に見えてる建物が火葬場でした。
こちら、ボンは以前に来た事があった様ですが、私は初めて。
外には墓地も沢山ありました。
着いたら、私達の友人達も来ており、一緒にしゃべりながら、玄関前で家族とお棺が届くのを待ってたんですが、昨日は、風も強くて、私、薄い長袖のワンピースを着て行ったのですが、もう寒くて。
(車で行ったし、お葬式は中だから大丈夫かと思ったけど、外で待つ時間が以外と長くて)
上着着てくれば良かった~と後悔。
もう7月だって言うのに14℃とかですよ。
本当に最近、ずっと寒いです
家族が霊柩車と一緒に到着し、Tとちょっと挨拶をしてから、お棺が男性達に担がれ、入場。
イギリスのお葬式、入場時には音楽が流れるんですが、ご家族がバングラディッシュ人なので、使用している曲もインドっぽい曲での入場で、更には、何か唱えてる声も。
そして、皆さん、参列者が中に入って席に着くと、かなりの人数の参列者がいて、座れず、立ったままで参列する人もいた位です。
そして、インド系の参列者も多く、色物のサリーを着て参列してる方も多かったです。
葬儀は、司会者が挨拶し、インド系のお経の様な念仏みたいなのがあり、みんなが一緒にリピートしていきました。
その後、喪主のT(長男)が、お父さんのEulogyを読みあげました。
途中、言葉に詰まった場面もありましたが、最後まで何とか読み切りました。
そして、お父さんの友人が思い出を語り、もう一人、私も話させてといきなり、インド系の女性が壇に上がって話をし(予定になかった人が急に壇上にあがるところもなんかインド系っぽい感じでした)、その後は、お孫さんに当たる子供達が2人、お爺ちゃんとの思い出を語ってくれ、その後は、やはりインド系の念仏みたいのがありました。
念仏みたいのは、ちょっと日本のお経に似てる様な感じがしてたら、やはりボンも同じ様に感じた様です。
今まで、イギリスで何度も火葬場でのお葬式にも参列してますが、クリスチャンではないので、いつものイギリス人のお葬式とは、又、ちょっと違い、アジアとの融合されたお葬式だった気がします。
Tのお父さんは、最後にもう1回、バングラディッシュに行きたいと言ってた様で、実は9月に帰省するチケットを取っていたそうなんですが、残念ながら、叶わず
それを聞いて、やっぱり最後は、故郷に帰りたくなるよなぁ~なんて思ってしまいました。
その後は、近くのラグビークラブに移動して、Wake。
この2階の部屋を貸し切ってたんですが、中に入るとまるで結婚式披露宴でも行われる会場の様な丸テーブルが沢山並んでました。
参列者も多かったので、かなりの賑わいでした。
窓からは、ラグビー場が見えてました。
お酒類は自分達で買う様になってて、オレンジジュース、コーヒー、紅茶が無料で用意されてました。
そして、食事は、ビュッフェ式。
参列者が多かったので、私達は、少し列が少なくなるのを待ってから、料理を取りに行ったんですが、かなり並んでました。
料理は全てベジタリアンだったけど(やはり参列者もインド系の人も多く、きっとベジタリアンも多いからでしょうね)、ヴィーガンの友達は、チーズや乳製品も食べないので、意外と食べられない物も多く、夕方から用事もあるからと、結局食べずに先に帰りました。
お葬式のビュッフェとしては、品数豊富で、ついつい載せちゃったけど、食べてるうちにほぼ炭水化物なので、結構お腹いっぱいになってしまいました。
サンドイッチは、チーズ&チャツネ、チーズ&トマト、キュウリ、卵等。
ピザもベジのみの2種類。
サモサ、バージ、ポテトボール、ポテトサラダにミニキッシュは、チーズ、サンドライドトマト、マッシュルームの3種類。
マッシュルームクリームの入ったパイ。
後は、私は取らなかったけど、ポテトウェッジ、トマトパスタ等。
右下に乗ってるのが、デザートで、インド系のデザートだったので食べてみました。
カルダモンの香りがほんのりして、ピスタチオが入った優しい味わいのスイーツでした。
私は何年かぶりに会ったボンの友達ともちょっと話したり・・・。
そして、以前、このT達とライブを見に行った事もある彼女も来ており、その彼女の友達がやはり日本にもう25年位住んでてって話になり、色々聞いてたら、ボンも知ってる友人でした
やっぱり世界は狭いよね。
ラグビークラブだけあって、廊下、階段にはこんな感じで、サイン入りのラグビーシャツがいっぱい飾られてました。
ここのラグビークラブ出身者とかここに来た事がある選手達なんでしょうね。
イングランドのシャツとスコットランドのシャツも飾られてました。
Tも昨日は、参列した皆さんに挨拶したりで、忙しそうで、元気そうにしてたけど、お葬式が終わったら、急に寂しさがこみあげてくるんじゃないかなぁ?とボンも心配してました。
急に気落ちしないといいけど。