下町情緒あふれる亀戸 | Lancashire スローライフ

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イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

先週からコロナに感染している母。

5日程、微熱が続き、やっと熱は下がった物のまだなんとなく体がだるい状態の様で、横になってる事も多いです。

後は、やはり咳が出ると酷いです。

でも、喉はそんなに痛くないらしいけど。

やはり高齢になると回復にちょっと時間がかかりそう悲しい

 

ちょっと時間が空いてしまいましたが、東京滞在(5月)の続きです。

 

この日は、ちょうどボンも少し時間があったので、まだ行った事のなかった亀戸へ行ってみました。

(私達が泊まってたAirB&Bと同じ沿線上で近かったし)

 

 

亀戸駅を降りて、亀戸駅前公園には、亀戸らしく、こんな亀のオブジェがあって、噴水ではないけど、水が流れてました。

 

まずは、亀戸で有名な亀戸天神社に向かいました。

 

 

 

途中の住宅街で、果実がなってる木を見つけ、近づいてみると、これは琵琶ですかね?

最初、梅?と思ったけど、葉っぱが琵琶みたいでした。

そう言えば、この頃が旬だったかも。

あまり、北海道では見ないのでね。

 

 

 

亀戸天神社の参道が見えてきました。

 

 

 

スカイツリーが綺麗に見えました。

そして、こちらの亀戸天神は、4月下旬頃から、藤棚が綺麗で、とても有名で、観光客も多く来る場所なんだそうです。

 

 

 

ほら、こんなに藤棚が沢山あるんです。

ただ、残念ながら藤は終わってしまってたので、今回は見る事はできなかったけど、満開の頃に来たら、見ごたえあるんだろうなぁと。

 

 

 

そして、池には、亀の置物がいっぱいあったんですが・・・

 

 

 

池には、沢山の鯉と一緒に本物の亀も泳いでましたびっくり

 

 

亀と鯉が一緒に泳いでるなんて、なかなか見られない光景ですよね。

 

 

くず餅で有名な船橋屋がすぐ目の前にあります。

 

 

弁天社(海など広く水をお守りする神が祀られています)

 

 

亀戸天神社は、古くからご本社にあたる九州の大宰府天満宮に対して、東の宰府として東宰府天満宮あるいは亀戸宰府天満宮と称されていましたが、昭和11年に亀戸天神社と正称されたそうです。

この亀戸天神社は、菅原道真公を奉祀しています。

 

 

 

バックにスカイツリーがよく見えます。

そして、こちらは、新牛。

牛の像が飾られており、参拝の方が親しく触れることにより、病を治し、知恵を授かると言われているそうです。

 

 

 

手洗所にも亀の像が端にあって、水を飛ばしてます。

 

 

せっかくなので、こんな可愛いおみくじがあったので、おみくじひいてみました。

結果は、吉でした。

 

 

 

ついついスカイツリーに見とれ、スカイツリーばかり写真に撮っちゃいましたてへぺろ

 

 

亀戸天神社を後にして、出て来たら、こんなところに亀戸ビア発見ビックリマーク

残念ながら、この日は、定休日だった様です。

ちょっと飲んでみたかった~。

 

 

ちょっと先にあったこの薄緑の建物がなんだか昔風の素敵な建物だったので、ちょっと近付いてみました。

するとこちら香取神社参道で、この通りが勝運商店街でその入口になってて、昔風の建物がいっぱいあったので、ちょっと散策。

 

 

 

建物はカラフルで、形もちょっと変わってますが、なんか正面には家紋みたいなデザインが描かれてるのも面白いです。

 

 

こちらは、まだ健在の八百屋さんでした。

 

 

奥に行くと何件か飲み屋さんがあったのですが・・・

 

 

 

呑飲(のんの)は、昼飲みもできるのかな?開いてました。

もう一つは、うたたねTake a napと英語でも書かれてたので、ボンもいいネーミングと笑ってましたウシシ

 

そのまま進むと亀戸香取神社です。

 

 

 

 

左の大きな石は、勝石。

この勝石に触れて、勝運と幸運を授かりましょうと書かれてました。

実は、こちらの神社は、スポーツ振興の神として、スポーツ大会、試合の勝利を願う多くの参拝者が訪れている様です。

 

 

香取神社は、天智天皇665年、藤原鎌足公が東国下向の際、この亀の島に船を寄せ、旅の安泰を祈り、神徳を仰ぎ奉ったのが創立の起因だそう。

天慶の昔、平将門が乱を起した際、追討使・俵藤太秀郷(たわらとうたひでさと)が、この神社に参籠し戦勝を祈願して戦いに臨んだところ、めでたく乱を平らげたので、神恩感謝の奉賽として弓矢を奉納し、「勝矢」と命名され、現在でもこの古事により勝矢祭が5月5日に執り行われているそうです。

(この様な由来から、スポーツ振興の神になった様です。)

以来、ますます民の崇敬があつく「郷土の守護神」というばかりでなく、ご神徳が四方に及んだので、「葛飾神社香取太神宮(かつしかじんじゃかとりだいじんぐう)」と称え奉るに至った様です。

元禄10年の検地では、徳川家の社寺帳にも載せられ、古都古跡12社の中にも数えられているそうです。

 

御祭神は、経津主神(ふつぬしのかみ)は、威霊優れた国家鎮護の神として仰がれる我国武将の祖神です。

 

 

 

こちら、横には、こんな小さな神社が沢山並んでました。

 

 

こちらの像は、体の痛いところに水をかけると痛みが取れると言われてる様で、私達も肩こりや腰痛にいいかな?と首から肩や腰に水をかけてきましたてへぺろ

 

 

こんな亀戸大根と言うサインを見つけました。

戸が大根の形してて、可愛い~ラブラブ

帰ってきてから調べたら、どうやら、1860年位~昭和初期まで、この香取神社周辺で育てられていた大根で、根が30㎝近くと短く、先がくさび状になっているのが特徴で明治の頃は盛んに栽培されていたのだとか。

亀戸周辺が宅地化され、場所を移転して、今でも栽培しているところはある様ですが、幻の大根と呼ばれる様になったとか。

亀戸で、この亀戸大根を使った料理を出してくれるお店は、少ないですが、まだ残ってる様です。

 

そろそろお腹が空いたので、お昼を食べに。

この日、AirB&Bのオーナーに亀戸に初めて行くと言ったら、亀戸は亀戸餃子が有名だから、食べてくるといいよ~と言われたので、行ってみる事に。

 

 

 

は~い、見つけました。

こんな昔ながらのお店です。

 

 

 

 

店内は、狭く、真ん中の厨房を囲んでカウンター席でぐるっと囲まれていて、後ろにはちょっと呆けてしまったけど、お座敷のテーブル席が3つ程。

ちょっと遅めの平日の昼だったので、空いてましたが週末は並んだりする事もある様です。

 

 

まず席に着いたら、お飲み物は何にしますか?と飲み物のみ聞かれます。

実は、こちらのお店、餃子しかメニューになく、餃子は一人2皿から(1皿5個入り)。

なので、餃子以外は、飲み物メニューしかないんです。

 

私達はビール大瓶を1本頼んでシェア。

 

 

 

そして、からしが載ったお皿が出て、すぐに焼き立ての餃子が1皿。

後は、テーブルにラー油、醤油、お酢等があるので、お好みで。

うちは、母が餃子は辛し醤油で食べるんですが、こちらのお店も辛しが出てきました。

こちらの餃子、ニラは入っておらず、野菜(キャベツ等?)がたっぷり入ってて、外はパリッと中は、ジューシーで軽くてついついパクパク食べられちゃう餃子でした。

1皿食べ終わる頃には、2皿目が出てきました。

2皿食べれば十分かな?と思ってたけど、餃子だけなので、意外と食べれるウインク

2皿目終わり頃になると、もう1枚お替りするか聞かれるので、私もボンもお替りしちゃいました。

まだ食べれそうではあったけど、私達は3皿づつで終了。

向かいの席の人は、4,5皿食べてました。

餃子1皿、たったの300円で野菜たっぷりで美味しいし、ここは、ボンも気に入り、ここは又、来ようと。

 

この後は、ボンが知り合いから聞いて、行ってみたいと言ってたお味噌屋さんへ。

 

 

 

こちらの佐野みそへ。

 

 

 

中に入ったら、すごい数の味噌。

味見できるので、気になるのがあったら、声かけて下さいって言われたけど、こんなにあったら、どれを味見していいかもわからない驚き

味噌の他にも調味料や色々売ってましたが、せっかくだから、味噌をどれか味見させてもらおうと色々吟味。

 

 

こちらの幻酪と言う味噌が気になった私達。

 

この幻酪、酪酸菌発酵で大豆を蒸して玉にして並べ、蔵の菌を取り込み、1次発酵、更に米麹と合わせ2度発酵させる古式醸造で作った味噌なんだそうです。

蔵つき酪酸菌が働いて奥深い味わいと香りを醸すと説明が書かれてたので、こちらを味見したいと言うと、TVを見て来られましたか?と聞かれたので、いえ、知り合いから勧められて・・・と言ったら、このお店、何度かTVでも紹介されてて、この幻酪が紹介されたらしいけど、TVで紹介された物とはちょっと違う物なので・・・と言ってました。

 

これをまず味見したら、まろやかで確かに深みもあって、美味しい~。

これ、買おうか?と言ってたら、他にも味見してみますか?と言われたので、じゃあ、お願いしますと言ったら、次はこちら。

 

 

このお店の売りなのかな?

金亀子(こがね)みそ。

新潟県産もち米をふんだんに十二割と北海道大豆で仕込んだ味噌。

自然な甘味と大豆の旨味がとても高いレベルでバランスがとれていると言う味噌。

味見したら、最初に味見した幻酪とは全然違い、もっと味噌の味が濃く、こちらも美味しい。

これは、きゅうり等の野菜にそのまま漬けて食べると野菜の味を引き立ててくれる味噌だと。

 

 

そして、もう一つ。

こちらは、金亀子みそより麹が多く、更に甘味が強い味噌と。

確かに舐めたら、甘みが強い味噌でした。

これも美味しかったけど、私もボンも金亀子みその方が好きでした。

こちらは、きゅうり等にそのまま漬けると野菜よりも味噌の旨味を引き出すんだそうです。

 

 

と言う事で、私達は、幻酪と金亀子みそを実家にお土産に購入しました。

いつもお世話になってる従姉まめちゃんにも金亀子みそをお土産にしました。

 

幻酪は、シチューやカレー等洋風料理にも合うと言う事で、味噌汁は勿論、シーフードシチューやクリーム系のパスタなんかにも合わせたりしましたが、まろやかで本当に美味しいです。

金亀子みそもお味噌汁にしたり、BBQした時に焼きおにぎりにして、味噌塗ったり、野菜スティックにそのまま付けても本当に美味しい。

味噌マヨでも味噌多めにして食べても美味しいです。

母もすごく気にいってくれて、美味しいから勿体ないから、少しずつ使うとか言うので、又、東京に滞在する時は、いつものAirB&Bに泊るから、すぐ行けるから、又、買って来れるよ~なんて言ってたんですけどね。

 

イギリスでは、最近は麹も作って、味噌も自分で作ってて、自家製味噌も気に入ってますが、たまに違うお味噌を食べ比べてみるのもいいですね。

 

こちらのお店、奥ではおにぎりと味噌汁セットみたいのが食べられる様で、この日は、亀戸餃子食べて来て、お腹いっぱいだったので食べなかったけど、次はここでランチでも良さそうです。

 

この味噌屋の後は、ボンも用があったので、夕方まで別行動。

私は、もう少し亀戸をブラブラしてみる事に。

 

 

 

こちらの左のお店も雰囲気良さそうで、こういうお店で夜ちょっと飲んでも楽しそう。

そして、私達が食べた餃子屋とは違いますが、他の餃子専門店。

亀戸には、中華店も多いな~と思いました。

 


 

こちらの目についたお店は、鰻串等安く食べられる鰻のお店。

食べたいな~と思ったのですが、この日は残念ながら定休日でしたえーん

こちらは、いつか来てみたい。

 

 

 

こちらは、梅屋敷。

観光案内や土産物屋さん等もあり、イベント等では寄席などもあるとか。

ちょうど閉店中だったので、中は覗けず。

 

 

 

龍光寺と言うお寺に来てみましたが、別に普通のお寺だったので、ここだけ見て、終了。

 

まだ時間があったので、亀戸ビールどこかに売ってないかな~とお酒屋さんを何軒か回ったんですが、残念ながら、取り扱いがなく、買う事ができませんでしたえーん

 

 

別の場所でもラーメンの自販機を見かけ、ラーメンどんなふうに出てくるんだろう?と思ってたんですが、ここの自販機は、ラーメンだけじゃなく、餃子やチキン、ソーセージやフライドポテトとかなんかおつまみ自販機みたいな感じ。

最近、日本では面白い自販機が色々ありますね。

 

 

 

亀戸天神社の目の前にもあった船橋屋。

ここのくず餅が有名みたいで、食べなかったけど気になってたら、駅中でも売ってたので、カップで1個だけ買ってみました。

 

 

こちらは、持ち帰って、翌朝、ちょっと冷やして戴きました。

すごい屑がもっちりしてて、美味しかったけど、私には、そこまで買う程でもなかったかな。